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自分でやる浮気調査の説明書 やれること

なぜ浮気調査を自分でやるのか。
ほとんどの情報サイトは「自分であまりやらない方がいい」と否定的な説明が多いと思います。もちろん私も、探偵の立場で意見するなら自分で浮気を調べることは知識がなければリスクが高いと思っています。我々探偵に任せてくださいと言いたくもなります。

私は探偵になる前に、自分で浮気を調べた時に経験した心境の変化にもの凄く影響を受けました。正直これは経験したからこそ説明できることだと思います。
特に今回はあまりリスクが高くないものをご紹介しておりますので、ぜひこの記事を参考にして、自分で浮気調査にチャレンジしていただけたらと思います。

肝心の心境の変化ですが、私が初めてパートナーの浮気を知った時、やっぱり「相手は誰だ」となった訳です。それから色々考えました。

「浮気はどこまで進んでいる

「もしかして、もう離婚を考えているんだろうか

「パートナーと浮気相手はどうする気なんだろうか

とにかく浮気相手の素性と進行度合いが気になって仕方ありません。そしてパートナーが何を考えているのかが全く想像できなくて、本当に怖くて怖くて、また怖さの種類が別物と言いますか、霊的なものの怖さや暴力の恐怖とは全く異質なんですよ。吐き気をもよおすぐらい不安になったことを今でも覚えています。

経験から学んだことは、上記で述べた「」の部分が?のままだったとしたら、
この恐怖にずっとさらされていただろう
ということ。
この苦しみから少しでも解放されたい思いが、とにかくひとつでもいいから「」を知る行動へと導いた気がします。

もちろん、調査で分かる嘘や本音を知ることはショックでした。でもそれで気持ちがどんどん沈んでいくこともありませんでした。
おそらく、それが今の現実だと受け入れることを意識したからだと思います。
目を背ければ自分にも子供にも影響が出ると思いました。
現実を知ることで覚悟もできた気がします。
それは浮気をされたことを悲しむ気持ちよりも遥かに影響が大きい事象だったように思います。
だからこそ、今不安で苦しんでいる人には、自分の経験が少しでも活かされ、知らないことで苦しむ恐怖から解放されて欲しいと思っています。

さて、自分で出来る浮気調査でリスクが少ないとおすすめなのは、
会話の録音
GPSで行先を調べる
これが比較的簡単に行えますので、まずはこの2つについての解説をしていきたいと思います。

これは私が探偵になる前、自分で実際に行ったことですが、浮気を問い詰めた際に非常に有効でした。
ただ、これは調停や裁判などでは決定的な証拠になりづらい証拠です。特にGPSは使ったことをあまり表に出せませんから、浮気を認めさせる程度や浮気相手が誰なのかを知ることまでなら有効という程度で考えておいてください。

会話の録音はボイスレコーダーを使うのが一番簡単です。
私も依頼者には「もし可能ならやってみてください」とアドバイスすることもありますので、効率の良いやり方を説明します。

車を運転するというパートナーの場合は、仕掛けるのはが効率が良いと思います。細かい説明はいらないでしょうが、家で話せないなら車です。まさか車の会話が聞かれるとは思わないですから、車は油断しやすいんですよね。

仕掛ける場所は運転席のシートの下(シートの裏)に養生テープなどで貼り付ける方法がバレにくいと思います。助手席は乗った人によってシートを動かす人もいますので、衝撃で外れたりする心配をするのが面倒です。外れないようにしっかり張ればいいだけなんですが、もしもを考えると不安なのが、私の気持ち的に面倒なんです(笑)。
運転席はどうでしょう。夫婦共用な場合は都度動かすという場合もありますので、その時は助手席に貼り付けてください。大抵はあまりシートは動かさないと思いますので、比較的安全だと思います。
基本は、あまり動かさない方のシートの下に貼り付けるでOKです。
次もポイントですが、後部座席から運転席のシート裏に貼ってください。車種によってはアクセル側のシート手前に貼ってしまうと、万が一にテープが外れてしまった際に運転席の足元に滑り込んできます。ですが、後部座席に近い運転席のシート裏に貼れば、万が一外れた際でも後部座席に滑り落ちて、運転者に見つかるリスクは低くなると思います。
少しでもリスクを避けるひと手間ですね。
車は狭いので大抵の声は拾えると思います。性能などはそこまでこだわらなくてもOKだと思います。
週末によく一人で車に出掛けるという浮気相手の場合は、金曜のうちに仕掛けておいて、月曜に回収するのが安全です。
連続録音時間の長い機種や、オートOFF機能とかあると便利です。長時間設置した場合、回収後に再生して声が入っている所を探すのが結構しんどいです。再生時、無音をカットしてくれるものがあると便利ですね。

不安な方はこういった方法もあります。

機能より形重視で、ペンの形をしたボイスレコーダーやUSB型のボイスレコーダーなど、見た目でボイスレコーダーと気づかれないものがたくさんあります。
隠しボイスレコーダーなどのキーワードで検索するとたくさん出てきます。
できれば夫婦にとって不自然じゃないものが理想ですね。パソコンを全く使わない主婦がUSBを落とすのは不自然かなと思いますので、気になる方は落とした際の言い訳まで考えておくのが理想ですね。

それを運転席の後ろにポケットがあればその中に、なければ後部座席のシート下にでも隠しておいてください。こういったものは逆に貼り付けているのを見つかると不自然に見えてしまうと思います。無くなったら「車にペン落ちてなかった?」と聞くこともできるかもしれません。かなり勇気いりますけどね。

もちろん、どちらの方法もバレない場所に仕掛けるというのが大前提ですが、仮に見つかった時でも言い逃れやリスクが少しでも回避できるように考えて設置していただければ、比較的安全に浮気相手との音声録音を録ることができると思います。

ちなみに私はシート下に貼り付けの方法でバッチリ録音できました。
くれぐれもダッシュボードなど、分かりやすい所に設置しませぬように。
それともう一つ、再生は覚悟して行ってくださいね。愚痴やいやみ、浮気相手への感情など、あなたの前じゃ決して言わないことがたくさん出てきます。
私も再生前は何を言っているのか好奇心が強かったですが、再生後はショックを受けた経験が、、。
心構えは必要です。

次にGPSです。
これも基本はに仕掛けたいですね。
夫のカバンに忍ばせる強者もいらっしゃいますが、小心者の私はそんなリスクの高いことは選べません。まずは簡単なものを試して、ダメだった時にあれこれ考えたら良いと思います。最初から無理をしないように。

仕掛けるものはスマホが一番安全だと思います。
もし見つかった場合でも言い訳がしやすいですし、操作や扱いに慣れているというメリットもあります。
実は我々探偵が使用するような専門的なGPSは、専用のアプリケーションを使用していたりと一般人にはあまりなじみが無いので難しく感じます
費用も初期費用があったり、検索ごとに費用が発生したりと意外と設定が細かくあったりします。
そうなると、どれを選択すれば良いのか迷う訳です。(操作性も含め、ココセコムなどが分かりやすい例になりますので気になる方は調べてみてください)

その点、スマホなら格安スマホを自分で1台追加で契約するだけですので、色々調べる必要はありません。検索も自由に行えますし、今は契約年数に縛りもないので費用も格安スマホなら抑えられると思います。今使っているスマホが寿命になったら、GPSとして役目を終えたスマホも有効活用できるのもおすすめな点です。

GPSの性能についてですが、さすがに専門的なものと比べると精度は落ちます。ただ、私が知っている専門的なGPSも、携帯の電波を使用したものを使っていますので、そこまで大きな差がある訳ではないと感じます。
我々探偵にとっては、お金をもらって依頼を受けている以上、精度が悪ければ命取りです。
ですが、皆さんが自分で調べる時はそこまで求める必要はないと思います。スマホのGPS機能でも何度か試行すれば十分、行先を絞り込むことはできます。精度の問題は気にしなくて良いと思います。前の記事でも書きましたが、最近のスマホは非常に性能が良いですから。

検索方法については機種やキャリア、アプリなどに違いがありますのでここでは割愛しますが、自分が使いやすいものを使用してください。

取り付ける場所ですが、私はパートナーが女性だったので、トランクルームのシート下にあるスペアタイヤを収納する場所に隠しました。車の整備関係は自分が行っていましたので、故障以外でここを開ける可能性がゼロに近かったのが理由です。
ここなら特別なことが無い限りは開けないかなという場所が見つかれば理想ですが、そうじゃない場合はとにかく簡単に見つかりそうな場所は避けるようにしてください。
ただ例外があります。特に週1回は必ず洗車に行きますという車好きのような相手は、下手に隠しすぎるとかえって怪しまれる可能性があります。敢えて見つかっても不自然じゃない場所に設置した方がいい場合もありますので、ケースバイケースで対応しましょう。

もっと詳しく知りたい方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ケースに応じて対応をアドバイスいたしますよ。もちろん調査の勧誘は一切しませんのでご安心を。

探偵オフィスレインボー https://detectiveoffice-rainbow.com/

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