対面負けの質をマシにしたい
勝負事において、「勝ちを取る」のは芸術みたいなもんだけど、「負けを回避する」のは技術だよなと思っている。
野球の野村監督の言葉だったと思うけど、
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」
勝ちは、運の要素をどれだけ引けるかの側面があるけど、負けは、負けるべくして負けているんだという主張。
たしかに、試合も対面も、負けるときって、これがよくなかったよなっていうポイントが、ある程度パターン化されてくる気がする。
Xマッチとか潜ってて、負けが続くときって、落ち着いてメモプ見返すと、クソみたいなプレーに陥っていたことに気づくというのは、あるあるかもしれない。
負けにつながる行動に気づいて、それを回避するのは、努力次第でどうにでもできそうな気がする。
だから、「負けない」のは技術だと思う。
ゲーム全体での「負け」の話はいくらでも深堀りできそうなので、1つ1つの局所的な「対面での負け」について考えたい。
対面での負けの質をちょっとでもマシにできれば、ゲームは対面の繰り返しなので、全体として負けの確率が減っていくのではという、希望的観測。
対面で負けた後の状況を考えてみる。
①味方のカバーが入ってトレードキルになって、お互いの枚数は同じ
②自分だけデスして、人数不利になる
味方がどこにいるかわかっていて、その人がカバーに来れる範囲の中で対面してたら、最悪対面負けしても、味方がやってくれるから、マシなデスの仕方ではある。
これが①。
味方の前線ブキとラインを合わせられていたり、リッターとかハイドラが自分の背後にいる状況で対面してれば、①の状況になりやすいので、対面負けしても最悪保険が効く。
もっと良いのは、味方の前線ブキといっしょに2対1をつくったり、味方の長射程がどこを見ているか把握して対面を長引かせて、自分は対面するふりをして生存するだけで長射程にキルを入れてもらう。
そうすれば、自分はもっとデスしにくくなる。
問題は②のほう。
相手にスペシャルを吐かせたとか、鬱陶しい相手を退かせたとか、何かしらのメリットを残して②のようなデスをしてるならまだマシだけど、なんとなく対面してなんとなく自分だけデスするというのはよくなさそう。
1対1でブキ相性の悪い相手に挑んだり、1対複数で対面してしまってたりすると、②のようなデスになりやすい。
②のような自分がデスするだけの対面はどういう状況で生まれやすいかというと、たいてい、焦って一人で特攻してるとき。
こういうとき、味方の位置も見えてないし、相手の場所も把握してない。
だから1対1を仕掛けているつもりなのに、見えてない敵にカバー入れられて、相手にアドバンテージが渡ってしまう。
戦う前から負けているのである。
カウントがやばくて焦っているときとか、負けが続いて熱くなりすぎているとき、こうなりやすい気がする。
少なくとも相手の位置がわかっていれば、1vs複数での対面は避けられるはずなので、落ち着いて周りを見て、戦う前から不利な対面は挑まない。
自分がいる25前後のレート帯だと、対面オバケなプレイヤーはそんなにたくさんいないはずなので、不利対面を避けて、②になりにくい①のような対面だけを狙っていくだけで、勝率は安定しそうではある。
まとめ
無理筋とわかっていてもツッパらないといけない時があるが、そういう場面は、そんなに頻発しないので、落ち着いて有利対面をつくれる状況を観察する。
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