息子の出産手記
そういえばNoteに書いてなかったなと思い。
四年前のことになりますが。日記を元に書いてみようと思います。
※身バレ防止に多少フェイク入っています
産んだのは20歳。その時は人生で1番痩せてたけど健康体で
旦那も貧血気味だけど健康。
わたしは社会人でお互いに嫌い合っている上司に新店舗立ち上げに抜擢され胃が痛かったころ・同棲する為に婚約します!と親に紹介したり何回か会っている時期に妊娠。
順調に育っていったお腹の子供。
妊娠8ヶ月。
片側口唇口蓋裂と判明。
一時期夫婦仲は最悪になりました。
罪悪感に苛まれる私。その話題を避ける旦那。
家出したり物を投げたりしてようやく話し合えました。
まぁ息子はそんな中でもドデカイ力強い心音を聞かせてくれて、併発症も心配される病気でしたがなにも発見されず。
「あとは産まれてみなきゃわからない」
そう言われていました。
色々ありましたが出産予定日も1週間ちょい過ぎ、まだ産まれないね〜とか思っていたら
昼からずーっと定期的に痛みが来るただすごい弱いし感覚も空いてあるので、夜まで我慢していたら母親に10分間隔の時に産院にいけ!と強制連行される。
まだ動けるから大丈夫!という私の声に耳も貸さず自分の色んな準備を持ってくる母親。夜は旦那以外入れないから!と父親に言われてもなぜか入れる!!!!と自信満々に着いてきて。
やっぱり産院の人に「駄目です」って言われて父親が迎えに来て(笑)
旦那は陣痛が来てるの?!という焦りでご飯こぼして服は汚れてて………
もうカオス………
しかも前駆陣痛だったのか少し遠のく………ので促進剤を入れられて。
ろくに眠れずに次の日の朝……昼前……体力の限界………もうカイザーして……と泣いていたら破水
分娩室へ、歩かされる…最早足を引きずって旦那と助産師さんに担がれてる……
なんとか座れて気張る、上手だよー!と褒めれるが、息子が何故か途中で頭突っ込んだまま寝だす。
いやこっち陣痛で痛いんだけど、息子も痛いはずじゃないの????とか思いながら助産師さんが股を叩いて息子を起こそうとしたりして10分くらいしたら起きて再開。いやその間も私は普通にすげえ痛いんだけど!!!!!!
そんなかんなあってお昼丁度に息子産まれました。
旦那がボロボロ泣くのでなんだか泣けず、笑えました。
口唇口蓋裂なのもあり、すぐに検査へ。
5分くらいしたら大丈夫だわ!とカンガルーケアをさせてもらえました。
かわいいなぁ本当に子供がお腹に入ってたんだなと思いました。
ほっこりしてたら助産師さんに「胎盤でっかいけど見る?学会に送るかもしれないわこれ〜あと臍帯血も普通の人より多く取れたよ。ありがとう。」とウキウキ言われて。
なんだか私はワクワク、アドレナリンも出てきた所で息子は何かあったらいけない為にナースステーションに運ばれました。
その時に気づきました、旦那の手。
私が陣痛中ずっと強く握りしめてたせいで手の跡がついてました(3日間くらいとれなかった)
出産後の出血も人より多かったので30分くらい放置されたのちにストレッチャーで運ばれて、義両親にも見られて恥ずかしかったですね。
出産後の他の…耳の検査でも異常はありませんでしたが、直母はできない。日中もほぼナースステーションで…と言われて私だけ赤ちゃんを連れずに母親教室。これは少し悲しくなりましたね。
無駄にでかい乳で、沢山出る母乳。
半泣きになりながら母乳を絞ってナースステーションに届ける。
口唇口蓋裂の手術の病院をどこにするか先生と決めたり、口唇口蓋裂専用の哺乳瓶乳首の説明を受けたり。
3日目に黄疸になりました。まぁ私も黄疸だったので驚きませんでしたが、一緒に退院出来るか不安になりました。
結局ギリギリ退院できましたが、退院するまで息子と一緒に夜同室で寝たことはありませんでした。
退院して、里帰りして、初孫なのもあり大事に大事に扱われていました。
今じゃ孫たちのトップになって下の子たちの面倒を見てくれています。
まだ4歳だけど。マイペースで話を聞かなくて、おおらかで面白いことが大好き。
これからも口唇口蓋裂関連以外では病院知らずで育ってほしいですね。
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