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彼氏、生理用ナプキンを試してみる

先日、彼氏が映画『パッドマン』を観たいとのことで一緒に観ました。パッドマンとはとある男性が妻のために安価な生理用ナプキンを手作りするインドの実話の映画です。

現代のインドで、安全で安価な生理用品の普及に奔走した男の実話を映画化したヒューマンドラマ。インドの小さな村で最愛の妻と新婚生活を送るラクシュミは、貧しくて生理用品が買えず不衛生な布を使用している妻のため、清潔で安価なナプキンを手作りすることに。(引用 映画.com)

この映画、めちゃくちゃ面白かった…!インド文化の過剰なまでの生理に対する"穢れたもの"の意識は異常だと思ったけど(生理中は家に入っちゃダメなど)、ナプキンが高価すぎて普段使えないなんて大変すぎるしありえない。彼氏も「めっちゃ面白かったー!」とのことで、その後二人で生理&ナプキントークをしました。それがすごく良い体験だったのでその時の会話を残しておきたくてnoteにしたためています。

私「てかナプキンてちゃんと見たことある?」
彼「…ない!」
私「1個あげるよ、はい」
彼「へぇー、これがナプキンか、これどうやって開けるの?」

名称未設定のアートワーク


私「ここをめくるんだよ」
彼「なるほど。どれくらい吸水するのかな、水を垂らしてみよう…、あ、結構吸うんだね」
私「せっかくだしそのナプキン着けてみたら?」
彼「おお、そうしよう。え、どうやってこれ着けるの?」
私「股の下にくるようにパンツにこう着けるんだよ」
彼「…着けれた!うーん、あれ、思ってたよりサラサラしてるかも」
私「そのまま椅子に座ってみ?」
彼「うん。(椅子に座る)あ、あ〜…これは、ちょっと、、嫌かもw」

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私「でしょ?実際はもっと生ぬるい感じで蒸れるんだよー、夏とか最悪」
彼「そうなんだぁ(椅子から立ち上がる)あ!椅子がちょっと濡れちゃった…」

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私「そう!それ!!生理の時、長時間椅子に座ってると血が漏れてないかな?って不安になるのはそうなる可能性があるからなんだよ!」
彼「これ実際血だったらすごく恥ずかしいね、、パンツにもズボンにも血がついたら目立つもんね、、」
私「そうなんだよ〜!だから生理の時は白いボトムは怖くてはけないの」
彼「生理用ナプキンのCMで『これでお尻が気にならない』って謳い文句がよくあるのはこういう理由だったのか…!やっと意味がわかった」


私「パッドマンを観て実際にナプキンも着けてみてどうだった?」
彼「昔は生理=穢れって扱いだったことを知らなくてびっくりした。あと女の人は1週間もナプキンを着けないといけなくて、しかもお腹も痛くて、なんなら生理前はPMSもあるし、一ヶ月のほぼ半分が体調不良でこれは大変だと思ったな。学校の教育では全然生理のことは教えてもらえなかったし、聞ける相手がいないと知れないことが多すぎる。生理のことは男性も知った方がいいんじゃないかな?学校で男もナプキンがどんなのか知る機会もあればいいのに」
私「そっかぁ。確かに生理とかナプキンって隠さないといけない恥ずかしいもの、みたいな風潮あるよね。男性も自分には起きない知らないことだから触れちゃいけないこと、みたいな認識になりやすいよね。」

以上が彼との生理&ナプキントークでした!
彼はパッドマンを観て、実際にナプキンを着けてみて勉強になったしかなり良い体験をした!!とのことで、すごく満足そうでした。私も自分について知ってもらえる機会だったのでとても良い体験でした。彼氏が知らないことが私にとっては当たり前のことが多くて「あ、こういうこと知らなかったんだぁ!」という気づきが多かったです。生理やナプキンという話題って男性が知らないことが多いからこそお互いの認識のずれがすごく起きやすい話題なんだなと思いました。

ということで、
・映画パッドマンを観る(Netflixで観れます)
・生理用ナプキンを男性に着けてもらう
この2つめちゃくちゃ良い体験でした!ぜひおすすめしたい!!

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