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子どもの権利条約ハンドブックゆるゆる読書会

お久しぶりです。ざまたかです。
今日は江古田のぼっとうとよはくさんで、

子どもの権利条約ハンドブックのゆるゆる読書会をしてきました。

 事前に告知しなさいよ、というところなのですが、なにぶんはじめての取り組みで、緊張するばかりで準備がおぼつかず。テキスト自体が子ども向けに書かれているので本当は子どもたちと語りたいのですが、子どもは「読んでから参加」となるとハードルが高いよね、その場にいて耳だけ聞いてくれてるだけでもいいなあ、とこんな設定にしました。

さて、今日は28条、29条、31条あたりを取り上げてみました。教育に関する権利やレクリエーションに関する権利です。条文についてはユニセフの抄訳が簡潔で分かりやすいので参考までに。

・推薦受験の面接のマニュアルがあるってどういうこと?
・公立中高一貫校の受験や進路指導はどうなってるの?
・ところで小中一貫校ってどうなの?
・不登校の形の学びはどう保障するの?
・条文には「国はすべての学校に行けるようにしなくては行けません」とあるけど不登校の子も行かなくちゃダメ?
・適応指導教室のこと
・プレーパークで遊ぶってこと
・公園の禁止事項について
・赤ちゃんは外遊びしないもの?
・赤ちゃんにも人権はあるよね!

などなど、話が止まらなかったです。子どもたちが遊べる環境がなさすぎるよね、何せ公園はボールダメ、穴を掘るのはダメ、水遊びダメだしね、という話をしていたら耳だけ参加していた子どもたちが

「だからゲームするんだよ」
「公園のルールを確認してから行くよ!」

と発言してくれて、そうなるよねえ、と申し訳ないような気持ちに。公園の禁止事項についてはプレーパークの活動をされている方が、公園課とのやりとりの話などもしてくださいました。行政が子どもたちの声よりもクレーム対応を優先してしまう現状にある意味危機感を感じました。

別の話では、お母さん達が「赤ちゃんは何もできない」と思い込んでいて、赤ちゃんに外遊びをさせる発想が持てないことや、赤ちゃんを主体として扱えない(自分の所有物であるかのように扱ってしまう)ことについても話されました。それが子どもをお稽古ごと漬けにしたり、体験をお金で買ったりすることにもつながっているのかもしれないのですが、親も不安に駆られているのだろうとも思います。本当ならお金をかけなくても体験できることもらたくさんあるし、子どもが本当に楽しめれば自主性や自立にもつながっていくことのはずなのですが。

まとまらない話をしていたら1時間半があっという間でした。まったく話し足りない感じ。次回はもう少し権利条例の条文に立ち返ってみたり、現状でできることを考えたりできると良いなあと思いました。決まったらこちらでも告知しますね。お子さん連れ歓迎ですよ。




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