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三位一体とホリスティックフナワーク 2

前回からのつづきです。
1月28日(土)福岡県糸島で、2月6日(火)東京で開催するメロディのクリスタルワーク体験会で行う「ホリスティック・フナワーク」についての考察を前編で書き始めた。その考察をめぐる思考の過程で私が気づいたことをこれから書こうと思う。まずは前編の内容を再掲する。

我々の意識はインナーセルフ、コンシャスセルフ、ハイアーセルフの三つの電位の周波数をもつ意識エネルギーで構成されていて、最終的に個としての肉体存在に分離して生きている状態を生み出すためのエネルギーを高次の意識であるハイアーセルフが情報化、フォーマット化し、それを肉体に反映させる感情と潜在意識エネルギーであるインナーセルフが受け取り、肉体に反映する生体・生命エネルギーヘ変換し、肉体存在の中心にある自我・コンシャスセルフにつなげることで個の意思と思考に結実させる。つまり、インナーセルフ、コンシャスセルフ、ハイアーセルフの三つの電位の周波数をもつ意識エネルギーがつながり一体化しないことには、我々の意識エネルギーの完全性は実現できない、ということ。

さて、その考察をめぐる思考の過程で私が気づいたこと。それはほぼ毎日描いている絵描きを通して気づいたことである。

日々、絵を描いていると、上記の感覚が体験的にとてもよくわかる。絵を描く作業は私だけかもしれないが、まず潜在意識内のインナーセルフから浮上した初期衝動によるビジョンを受け取り、それを思考のエネルギーであるコンシャスセルフによって、客観的なバランスを持つ物理的な絵画として描く。もやもや、あるいはざわざわしたインナーセルフから湧き上がってくる衝動的な「描きたい」という欲求を思考であるコンシャスセルフが受け取って、内側と外側という分離意識を軸として回転する思考により、デッサンという習得技術を通して、内なる「他者の視線」を通して二次元のキャンバスや紙に描いていく。

多くのひとたちが絵を描く作業として認識しているのはここまでだろう。

なかには初期衝動のまま描いてしまう、収集がつかなくなっていくパターンも少なくない、あるいは思考ばかりが幅を聞かせて、デッサンは完璧で、見事に細部まで描き切っているけれど観る者のハートにまったく響かない、というパターンもよくある。わたしにとってはこの段階まではルーティンでここからどう超越させていくのかが、修行もしくは闘いとなる。描き込みしすぎて空白に戻りこともあれば、葛藤によって破壊されることもある。

しかし、それでも画面と内面の両側に向き合いつづけていると、思考を超えた瞬間がやってきて、想定外のスタイル、色、かたちが突然立ち上がる。ここまでいくのがほんとうに大変なのだが、それがないとまったく「作品」として認めることができない状態で終わってしまう。

この葛藤と破壊と探究の過程がまさに最終的に個としての肉体存在に分離して生きている状態を生み出すためのエネルギーを高次の意識であるハイアーセルフからの超越する情報を潜在意識エネルギーであるインナーセルフが受け取り、肉体に反映する生体・生命エネルギーヘ変換し、肉体存在の中心にある自我・コンシャスセルフにつなげることで個の意思と思考に結実させる、というプロセスそのままなのである。


先日、たまたまYOUTUBEのある番組で理論物理学者の保江邦夫さんのインタビューを見たのだが、氏がスイスのジュネーブ大学講師として働いていたときに出張講義に行く途中、ドイツのアウトバーンで愛車ランチアを飛ばして時速190キロメートルを超えたところで超感覚的な状態に陥り、「額の裏としか表現できないところ」に数式が浮かび上がり、世界的に知られた「yasue方程式」となったエピソードを聞いたときに、まったくレベルは違うけれど、本質的にはわたしが絵を描いている時に体験している突然立ち現れるそれまでまったく思考では考えられなかったヴィジョンの完成と同類なのだと思った次第。

つまり、思考の臨界点まで突き詰める瞬間にわたしたちの意識次元はなんらかのブレークスルーを生み出すということなのだろう。

そしてそれが意識の三位一体とも言えるハイアーセルフとインナーセルフとコンシャスセルフの一体化によるものなのだと、わたしは思うのだ(ちなみに私は全く保江氏については今まで興味はなくて著作も読んでいなかった。いろいろ著作があるので、すこしは読んでみようかとおもっている程度)。

そういうわけで、今回の1月28日(土)福岡県糸島で、2月6日(火)東京で開催するメロディのクリスタルワーク体験会で行う「ホリスティック・フナワーク」、糸島は満枠となりましたが東京は現在参加者募集中。

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■たんたん糸島スケジュール

○クリスタルボウル瞑想会
1月19日(金)残2
2月17日(土)残2
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○1月20日(土)鉱物術14 クリスタルエリクサーをつくる
○1月21日(日)鉱物術17 地形とグリッドで土地因縁解除
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〇1月28日(日)「ホリスティック・フナ・アレイ」の体験ワークショップ ※満枠となりました
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■たんたん東京スケジュール

〇2月6日(火)「ホリスティック・フナ・アレイ」の体験ワークショップ
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