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【ウマ娘】(L'Arc編)育成200回目:やる気ダウンイベントの検証

前回(9/9)はL'Arc育成100回時点での「やる気ダウン」イベント発生回数をカウントして過去のシナリオ(グラライ、グラマス)と比較したデータの記事を書きました。
今回は育成200回に到達したのでその続きを書いていきます

前回記事(https://note.com/tansui_carbs/n/n11b3908c78b4


1.やる気ダウンイベントのカウント条件

・「ターン数」は強制イベントターンを除外(海外遠征中など)
・やる気ダウンのカウント条件は次の通り
 ①練習失敗・連続出走や肌荒れなどのやる気ダウンは除外
 ②クラシック10月後半の強制やる気ダウンイベント「勝利の功罪(挑戦のリスク)」は除外
 ③ただし、②のターンでも通常のやる気ダウン(頭痛で憂鬱、など)はカウントする

つまりターン最初にランダムで発生する「やる気ダウン」のみをカウントする(過去の検証も全て同じ条件)

2.L'Arc200育成でのやる気ダウン発生頻度

200育成時点での結果は
やる気ダウン発生回数・・・【359回】(前回:181回)
やる気ダウン発生率・・・【4.99%】(前回:5.03%)
1育成あたりの発生回数・・・【1.80回】(前回1.80回)
と、前回とほぼ同じ推移となりました。

過去のシナリオ(グラライ・グラマス)と比較すると
グラライ:4.84%
グラマス:4.35% よりも少し高い数値となりました。
とはいえ、大きく乖離している感じではないので実際は誤差の範囲で「ほぼ同じ」確率に近いと思います

3.やる気ダウン発生頻度が高いターン

次にやる気ダウン発生のターンを細かく見ていきます。
最も発生頻度が高かったのは
①36ターン(クラシック6月後半):22回
その次に
②34ターン(クラシック5月後半):20回
③45ターン(クラシック11月前半):17回 と続きました。

注:ターン数の黒塗りは強制でやる気ダウンが発生しないターン

注目点は発生頻度が高いTOP3が「全て海外遠征直前直後」という点です。
また、45ターン目のやる気ダウン発生は例の強制やる気ダウンを「含んでいない」ので実際は二重でやる気ダウンが発生しています。
(一応その次ターンにやる気UPさせてくるのと、ここまでに佐岳メイの「ポジティブ思考」があれば被害を食い止めることが出来るのでまだ被害を抑えることが可能です)
これはたまたまなのか、このゾーンで発生率が高くなっているのか、などはまだ謎ですが正直少々怪しいと感じます。
その理由の一つに、同じキャラを続けて何度も育成していると同じターンでやる気ダウンが発生するシーンがありました
こちらはやる気ダウンが発生したターンをメモっていったものを抜粋しています。

ニシノフラワーは5育成中、4回連続で45ターン目にやる気ダウン発生
ゼンノロブロイは45ターン目と54ターン目に集中しています。
その他にもいくつか似たような例が見られました。

これについての考察ですが、1つ共通した特徴があります。
どちらも「残り体力がかなり少ない状態」でした。
海外遠征中はギリギリまで練習を踏んでおり、帰国後はほぼ体力がない状態の育成でした。そのまま4連戦(秋天~マイルCS)しています。
もしかするとやる気ダウンの発生率は残り体力に依存している可能性もありえます(残り体力が少なくなると「レース疲れ」が発生しやすくなるように)
これを仮定として今後の育成に注目してみようと思います。

4.やる気ダウン発生回数の分布について

次に、やる気ダウン発生頻度の分布を見ていきます。
こちらは「1育成で何回やる気ダウンが発生したか」の分布図です。グラライとグラマスも合わせて記載してます。

左:グラライ 中:グラマス 右:L'Arc(今回)
比較グラフ

ここで特徴的なのが
1育成でやる気ダウンが1度も発生しない(0回)頻度が非常に低い、という点です。
グラライやグラマスと比較しても25%ほど少なく、後述の理論値からも大きく乖離します。
分布図の傾向としては
・0回の頻度が非常に少ない
・1~2回の頻度が他シナリオよりも多い
・3回の頻度はグラマスと同等
・4回以上は非常に少ない
これについては、過去のシナリオ(グラマス)ではやる気ダウンが6回以上発生することもありましたが、現在は
・一度発生したやる気ダウンイベントは再発しない
・一部のやる気ダウンイベントが5ターン以内に発生しない
という調整が入り、結果としてL'Arcシナリオでは現時点で6回以上のやる気ダウンが発生していません。
(とはいえ、ターン数が少なくなった点を考慮すれば6回以上の発生も当然少なくなるのですが・・・)
これによって5回以上の発生頻度が少なくなるので相対的に他の分布が高くなるのは当然です。

ところが、0回(1育成で一度もやる気ダウンが発生しない)だけグラマスはもとよりグラライと比較しても少ないです。この点がどうしても引っかかって疑問点として残りました。

その点を踏まえて、次に「理論値から想定される発生頻度」と比較してみます。
やる気ダウン発生率を5.0%として、36ターンでやる気ダウンが発生する回数を計算してみました。
本来であれば理論値と実際の数値が等しいまでは行かなくとも近しい数値になると思うのですが…

やる気ダウン発生回数の分布を「実数値」と「理論値」で並べてみました

左:グラライ 中:グラマス 右:L'Arc(今回)
緑:実数値 桃:理論値

実数値と理論値で比較すると、グラマスもグラライもあまり傾向が変わりませんが、L'Arcだけ実数値と理論値が乖離しました。
ここから見ても「1育成で一度もやる気ダウンが発生しない(発生回数=0回)」の頻度が理論値と大きく乖離していることが分かります。

まとめると
・調整が入ったことで5回以上のやる気ダウン発生は理論値よりも少ない(ほぼないはず)
・相対的にその他の比率が高くなるのは納得
・ところが0回だけ理論値を大きく下回る
ということになります。
やはり理論値から見てもこの傾向は少々違和感を感じます。
この点は次の300育成まで持ち越して様子を見ます。

5.まとめ

現時点(200育成)では前回(100育成)と比べて発生頻度はほぼ変わりませんでした。ところが発生頻度の分布で傾向に変化が見られました。

・やる気ダウンが発生しない頻度が他シナリオと比較しても、理論値と比較しても少ない
・同じキャラで育成していると同じようなパターンでやる気ダウンが発生するシーンが何度も見られた

次回は、この2点に注目しながら次の300育成まで経過を見ていこうと思います。

それでは今回の検証はここまでになります。
次回(育成300回)は今のペースで考えると2~3週間後になるかと思います。

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