見出し画像

リノベーション備忘録 その3(結果と感想)

リノベーションが終わって100日以上が経過しました。
住んでみて満足していること、ちょっと後悔していることなどをお伝えします。


リノベーションしてよかった点

・きれいになった(あたりまえ)
・1月でも暖かい
・段差がなく歩きやすい
・部屋が広くなった(廊下は狭くなった)
・クローゼットが増えてすっきり
 (収納場所は多めにしましたし、以前はタンスが多かった)
・耐震性も上がった。
 (どのくらい上がったかは不明だが、上がったのは間違いない。引っ越して1週間後に能登半島地震がありましたが、ちょっと安心でした)
・熱交換器は正解だった
 (暖房器具がエアコンになったこともありますが、部屋の空気がこもらなくなった)

熱交換器の配管

太陽光パネルを取り付けることに

リノベーション前はいかに費用を抑えようか、その中でどこに重点を置こうかばかり考えていました。
太陽光発電なんて、高価なもので今回のリノベーションには全く含めていませんでした。
そんな時、先進的窓リノベ事業という、窓を二重にするなどに補助金が出るということ、全国的に電気料の大幅な値上がりがあったことから、補助金の範囲内で太陽光パネルを付けることにしました。

現時点でまだ発電していないので評価はできませんが、試算上は15年くらいで元が取れます。蓄電池は元が取れるのに20年はかかると試算したので導入していません。

しかし、まだ発電できていなのは、ちょっと不満です。
昨年11月に注文した太陽光パネルが設置されました。
その後申し込みしようと思いましたが、住宅が登記されていなかったため、まず登記から。これはうちが悪い。
12月に登記が完了し、1月に申請。
だが、申請手続き処理は1~3月お休みらしく(買い取り制度が毎年変わるためらしい)、申請書チェックは4月から。使える予定日は7月1日。
この時期の手続きは半年くらいかかるようだ。

断熱性はよくなったか

いうまでもなく良くなりました。
冬の朝、リノベーション前は部屋の中が5,6℃という日がありました。急いでファンヒーターを点けていましたが、リノベーション後は15,16℃あり、ちょっと暖かい日はエアコンすらいらない状況です。
また、家中暖かいのです。今までは、部屋は暖かくても廊下に出ると寒かったのですが、部屋と廊下の温度差がほとんどなく、とても過ごしやすくなりました。
部屋着の上着は1枚少なくていい感じです。
夏はどうなるのか楽しみです。

ランニングコスト(電気代)はどう変わったか

では、断熱性がよくなって電気代はどうなったのか。
昨年(リノベーション前)暖をとったのはファンヒーター、コタツ
電気毛布。
今年はほぼエアコンのみ。コタツも設置したけど数回しか電気を入れていない。電気毛布は全く不要。
下の表が今年と昨年の電気量の比較です。2月の気温が高かったこと、電気料の単価が異なることも加味しないといけないけど、灯油代が0円になったと考えるとかなり抑えられています。
太陽光発電が利用できれば、もっと節電ができるはずです。
      2月   3月    4月
 今年  24,000円 22,000円 20,000円
 昨年  29,000円 22,000円 23,000円 (いずれも千円以下四捨五入)

固定資産税、贈与税はどうだった

電気代などコストの心配もありましたが、もっと大きな心配として税金がありました。
1つ目の心配は固定資産税。資産価値が上がるのではと不安でしたが、上がりませんでした。
2つ目は贈与税。父親名義だった自宅を、私がリノベーション費用を出し、持ち分で共有の資産としました。よって贈与にはなりませんでした。
ついでに確定申告について。先進的窓リノベ事業の補助金をもらい、お知らせの通知には「一時所得に該当」との記載。確定申告しようと税務署に問い合わせたところ、住宅ローン控除していなければ収入に入れなくてよい、との回答でしたので手続きなく、所得が増えることもありませんでした。
 ※費用は一括で支払いました。

窓リノベ事業のお知らせ

ちょっとした後悔・注意点

もうちょっと考えればよかったなと思うのは、
・トイレの手洗いはセンサー自動にすればよかった。
・トイレのライトはドアの外がよかった。
 単に今までは内側になったので慣れてないだけかも。
・コンセントの位置はよく考えて
 おおよその電化製品の配置は考えたのですが、想定以上にいろいろと電化製品が多く、ここにも欲しかった!と思う場所が。

注意点として、
・壁が石膏ボードになったので、時計や絵画の貼り付け法が変わった。
 いろいろは器具が売っているので問題なし
・昼間ちょっと暗め(断熱のため窓を減らしたため)
 ライトをつければ問題なし

今回で備忘録は完結です。
リノベーション、リフォームする際に参考にしてもらえば幸いです。
読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?