【読書メモ】 「 居酒屋チェーン戦国史 」 中村芳平

読んだ。「 居酒屋チェーン戦国史 」
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【居酒屋チェーンの先駆者】
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・養老乃瀧(長野のローカルチェーンから全国へ。「のれん貸し」で1000店舗越え。創業者は50歳で引退。)
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・テンアライド(家業は酒問屋。弟は「オーケー」「セコム」を創業。お通し廃止・和洋折衷・テックの導入と労務改革。居酒屋初の上場。)
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【居酒屋ブームの立役者】
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・大庄(大衆割烹。自前で板前を育成。無担保融資で「のれん分け」支援。)
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・村さ来(カクテルから「酎ハイ」を考案。若者向け低価格路線と「マージンミックス」。)
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・つぼ八(炉端焼からスタート。イトマンと組んで北海道から東京進出。FC出店を加速させたが、創業者がイトマンに追い出される。)
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【居酒屋第三世代】
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・和民(つぼ八創業者に気に入られ、FCからスタート。「居食屋」としてファミリー層を取り込んだ。キリスト教的な奉仕の精神がバックボーンにあるが「お客様の奴隷たれ」と暴走してしまい、「ブラック企業」の代名詞になる。)
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・モンテローザ(歌舞伎町のパブからスタート。「つぼ八」のFCで成功するが脱退し「八つぼ」「はちつぼ」に業態転換。訴えられ敗訴。「二番手商法」と「ビル一棟借り」で規模拡大。)
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・コロワイド(家業は逗子の甘味処「甘太郎」。ファミレスの進出に対抗して居酒屋に転換。初期から均一価格に挑戦。ドミナント・現金決済・多業種展開で発展。M&Aで巨大化。)
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【デフレ居酒屋の時代】
・鳥貴族（大阪が本拠地。村さ来のマージンミックスに影響を受け、均一価格に挑戦。メニュー絞り込んで厨房設備も効率化するが、串打ちは店舗で行う。）
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・三光マーケティング（個室居酒屋から均一価格に転換。タッチパネル導入や厨房機器の効率化でコスト削減。）
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・晩杯屋（立ち呑み。仲買人と直取引で低価格化。店舗展開に向けて、トリドールの子会社化。）
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【専門型居酒屋へ】
・塚田農場（産地に自社農場設立。店舗に直送するビジネスモデル構築。）
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・磯丸水産（浜焼きスタイルと24時間営業。）
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・串カツ田中（三流立地、居抜きで出店する低コスト業態。FC展開。）
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