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【読書メモ】「イートグッド」佐藤こうぞう

読んだ。「 イートグッド 」
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・1996年は836,000店あった飲食店が2012年には575,000店に減ってしまい、外食産業の市場規模は1997年の27兆円から23兆円に減少した。
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・チェーン店凋落の原因
①「低価格」軸の商品戦略が限界
②「食の安心・安全」に敏感になった顧客のチェーン店離れ
③「ブラック企業」イメージの会社から人が逃げていく
④「効率至上主義」のチェーンオペレーションが評価されなくなった
⑤根本的な改革、大胆な「イノベーション」ができない
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・10年代の後半に台頭したテーマは
①ネオ酒場
②イートグッド
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・「ネオ酒場」とは、以前からの大衆酒場の価値を残しつつ、現代風に刷新していること。
①開放的で入りやすい
②定番以外の新メニューの開発
③女性比率の高さ
④清潔かつレトロ感
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・居酒屋と比べて、酒場の方が余白や遊びの部分がより大きく、そこにそのオーナーたその店にしかない個性・オリジナリティを落とし込める。 .
・ 「イートグッド」とは"良い"を食べよう、そしてただ食べるだけじゃなく、食を通じて良いことを実践しようという非常にシンプルな考え方。
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・キーワードは「イートローカル」「サスティナブル」「シーズナル」「オーガニック」「ハンドクラフト」など。
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・今考えるべきテーマ
①バック トゥ ベーシック
②ミッション&ストーリー
③ノームコア(ノーマル+ハードコア)
④ボナファイド(≒コンフォータブル) * 誠意。地域に密着し、自然体・等身大でお客様と向き合う。緩さや楽しさ、ユーモアなどの感覚もある。 .
・ブランディングとは手段ではなく、自社の価値を作り顧客と共有することであり、それ自体がミッション(目的)とならなければいけない。

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