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出来レース採用後の不満

「腹が立つんです!腹立たしくてアイツが夢にも出てきました!聴いてください!」と複数の専門職からの声が届きました。

募集要項に「転勤あり、2か月間の研修所での研修あり、当直あり」と明記してあったのにもかかわらず、
採用選考後の通知をもらった後に
「転勤できません。2か月間の研修所での研修に参加できません。当直できません。」と申し出をしてきた48歳の専門職が図々しい、と言うのです。完全に出来レース採用後の「こんな人を採用するな!」という不満の声でした。

受かるために、「できない」ことを「できる」と言う。
受かってしまえば権利を主張する。
その神経が私にはわからない。

これは、特に公務員だと辞令交付後では権利主張の方が大きくなります。
受けた本人にしたら、国民の奉仕者となるという大前提があって応募したのでしょう。受けた人の常識もさることながら、採用通知を出す側もどうなのでしょう。
採用側は「できない」という人を採用したわけでは無いはず。

確かに「図々しい」と怒る気持ちがわかります。フェアではない。

それにしても、採用条件って何なのでしょう。好みですか?コネクションですか?何のための募集要項なのですか?
この気持ち悪さは、私にはわからない世界です。

同じ職場で働く者同士が、差別なく扱われることを望むばかりです。
ハラスメントにもつながります。
不条理な処遇は、不祥事や事故につながります。
火種を作ることのない環境で仕事をすることが望まれます。

凡事徹底が、絵に描いた餅とならないことを祈るばかりです。

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