見出し画像

miniパワハラ

最近わたしは「miniパワハラ」という言葉を作った。

数学風に表すならこう。
パワハラ>miniパワハラ

パワハラとまではいかないけど、「ん?なんだ?なんだ、今の?」っていうモヤモヤ。本人に伝えるまではいかないけど、後からぐるぐる考えて、ノートに書き殴っちゃう状態のそれ。「それ」を名付けてminiパワハラ。ちょっとミニクロワッサン感あって可愛くなるのが、気に入っている。

自分がなめられやすいタイプ且つ、気が弱く、後からぐるぐると考えてしまうタイプのため、miniパワハラにはよく頭を抱えている。

それに加えて、自分の頭を都合よく解釈する方向へもっていくことだけには長けているので、結局自分が悪かったんだという答えに行き着く。

自分が言われて嫌なことくらい、自分の心が1番わかっているのに、咄嗟にわたしがわたし自身を守ってあげられなかったことがいちばん悔しくて、苦しい。

想像力のなかった発言は、どうやって悪になるんだろう。そのひとが悪い?それとも、その人の配慮のなさが悪い?それとも、そういう情報が行き届いていない世の中のせい?

こうやって原因なんて一つじゃないはずなのに、さいあくな白黒思考のせいで、怒りや悲しみをぶつける対象を早々に見つけたがってしまいます。わたしは愚かです。

私の心が、いちばん犠牲になっちゃだめなはずなのに、波風を立てるのが嫌で、笑って誤魔化したり、聞いてなかったことにする。

結局帰って真っ先に後悔するのは、その時の自分の行動なんです。

あのとき軽くでもちょっと嫌ですって言えてたらよかったなぁって思う。

ガリガリくん。買ってたやつ。
冷蔵庫にいれる気力もなかった。
封を開けると、とたんに崩れた。
ボロボロになったガリガリくんが地面に散らばった

バラバラのガリガリくん。

パワハラでガリガリくん。

もどらない、もう食べられないわたしのガリガリくん。

もう地面に溶け出して、液体になったガリガリくん。誰にも食べられないガリガリくん。
わたしも、ほかのだれにも、食べられないガリガリくん。

傷ついた心と身体は、なにをおもって、どこへ向かえばいいのか。このガリガリくんは、どう処理すればいいのか。誰かおしえてくれー。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?