モノローグ『笛を吹く少年』 オカダエミ
【これは、作品『笛を吹く少年』から想像して作品を作る企画です!】
『笛を吹く少年』のnote記事はこちらから読めます⬇️
最後は 作 長谷部満莉愛、演 オカダエミです!
映像はこちらから⬇︎
小学校の頃の20分休みに行くところといえば、校庭にいるか教室にいるかのどっちかでした。たまに図書室か相談室(相談をしに行くというよりビーズで何か作ったり、ミサンガ作りに行ったりしてた)に行ってました。
でも多分、全部友達にくっついて行ってた気がするんです。
今思うと多分今日は友達といたくないなとか静かなところに行きたいなとか思う日もあったと思います。でも小学生の時はその1人になりたいという気持ちが具体的に分からず、友達といてもなんか楽しくないな、モヤモヤするなと思いながら友達と過ごしてた日もあったでしょう。
こういう風に思ってたけど、その時はどういう気持ちか名前がつけられなかった、どうしたかったらいいか分からなかったんだろうなと今になって気づくことがあります。
まりあっちが作ったモノローグを読んでみて小学校の頃をブワーッと思い出出して、こんなことを思いました。
”1人になりたい”時に行く場所があるというのはとても羨ましいです。しかも音楽室っていうのがちょっと行きづらすぎなくていいですね。
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小学校の頃のの人気者ってさ、やっぱり足早くて運動神経いい子だったよね。選抜リレーで選ばれて、みんなの注目の的で、すんごいうらやましいなって思ってた。
あとは歌上手い子。歌上手い子って声がいいからモノマネとかも上手で歌うまくておもしろいって無敵じゃんって思ってたよ。
それとちょっと違うかもだけど、超複雑な迷路書く男子いなかった?いなかった?
私?私は…何が得意だったっけな、人気者じゃなかったことは確かなんだけど。
得意とかじゃないけど今思い出したのは、音楽室好きだったんだよね。
1人でよく行ってたけど、他にも何人かいた。そこに集まるのはどちらかというと友達いなくて休み時間行くところもない子たちの集まりみたいな。自由に本読んだり、寝たりとかしてた。
その中に1人さ、ずっと笛吹いてる子がいて、毎回同じ曲なんだけど、すんごい上手だったんだよね。
♪〜戦うものの歌が聞こえるか
でもある時からその子来なくなっちゃったんだよね、音楽室。なんでだろ、わかんないけど。でもその子がいなくなってからも周りの子は普通に過ごしてた。
どうしたんだろ、あの子
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