具体的にどうしたらいいのかわからないけど、しあわせになりたいです。
吉本ばななさんの『海のふた』と言う小説の本が見当たらなくて探しています。
結婚していた人がずっと前に買ってくれた小説の本。
表紙はブルーで背表紙が赤、白い印字、本の中には独特な版画がいくつか挟まれていて、ひと夏のその人たちの生活を描いています。
主人公の女性は果実を絞ったものをかけたかき氷屋さんをやっています。家庭の事情で深く傷ついた彼女のいとこがやってきて、2人は仲良くなっていく。その傷ついている彼女のいとこの状況が、今の私に少しだけ重なるので、もう一度読み返して、自分の今を少しだけ客観的に見てみたいと思ったのです。
私の気持ちは誰にも理解してもらえず、馬鹿にされたり、利用されたり、騙されてしまったり。
本当に傷ついています。
助けてくれる人も具体的に見当たらず、そのことで、私を傷つけてくる人しか周りにはいません。私をいたわってくれる人はいないのです。
人が1人亡くなるという事がそんなに大きなことなのだと実際に自分が経験してわかったことで得たものは何もありません。
ただ、激しく傷ついてどうしたらいいのかわからなくなってしまっただけです。
優しさも愛もそこにはありませんでした。
ただただ激しく傷ついて、誰も理解してくれず、どんどん苦しんでどんどんダメになっていくだけです。
人生には美しいものなんて何もないということがはっきりとわかっただけでした。
元の通りの自分にはもう戻ることができません。
本当に傷ついただけでした。
そういうことを乗り越えようとしてnoteを書いてきたような気がしています。
でも、実際は乗り越えることはできず、傷ついただけだったような気もしています。
私がnoteを書くことで得られたものは今のところないような気がしています。本当に欲しいものは何一つ手に入りませんでした。
知りたくなかった現実を知ってしまっただけのような気もしています。
私、本当にしあわせになりたいです。でも具体的にどうしたらいいのか婆もうわからなくなってしまいました。
そのことでずっと苦しんでいます。
『海のふた』と言う小説の中の女の子たちは、仲良くなり、寄り添い合い、傷を乗り越えていくための力を取り戻していくけれど、私にはそんなことできないし、誰も私に寄り添ってくれる人はいません。
私は本当に途方に暮れています。
一生懸命探しているけど、何一つ見つかりません。
全然知らない場所で呆然としながら、不安な気持ちになっているだけです。
こんな状態になってしまうなんて想像もしていませんでした。
弱くてだめな自分を抱えて途方に暮れているだけです。
春が始まりました。
もう夏に向けて木々の緑も深くなり、日差しが強くなっています。
具体的にどうしたらいいのかわからないけれど、私は夢を叶えたいです。そしてしあわせになりたいです。
ありがとうございます。 嬉しいです。 みなさまにもいいことがたくさんたくさんありますように。