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最後の思い

 光が静かに降り注いでくる。
 明るい場所に私はいる。

 言葉が聞こえた。

 お疲れ様

 え?

 もういいよ。

 
 そっか、もういいんだ。


 明るい日差しがのような光が私を包んでいる。

 私は静かに目を閉じる。


 生きるのは私にとって、自分という容れ物の中でもがくようなものだった。

 苦しかった。


 もういいんだ。


 そう思ったら楽になった。


 苦しかった。


 今考えてみれば、あんなに苦しまなくてもよかったような気もする。

 だけど、そうしかできなかった。


 だから仕方ない。


 それでもいいこともあった。

 あったような気がする。


 私はやっと容れ物から放たれるのだ。


 自由になれた。



 ありがとう。


 母への思いを綴りました。


 心穏やかでいて欲しいです。


 

ありがとうございます。 嬉しいです。 みなさまにもいいことがたくさんたくさんありますように。