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畑ロス〜よこすか海軍カレー

いよいよ、3月8日 このままで行くと緊急事態宣言が解除され、色々な意味で日本や世界が新たな幕開けを迎えるその当日、なかなか商品化できずに試行錯誤していたよこすか海軍カレーが発売となる。

この商品は、農家の困ったを解決する工場、横須賀セントラルキッチンが、畑ロスになる野菜をピューレ状にしてルーと共に練り込み、横須賀ビールで炊いた鶏肉を加えて作った、横須賀の素材で横須賀の工場で製造し、横須賀の会社が販売する「よこすか海軍カレー」だ。

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「食品ロス」とは、本来食べられるのに捨てられる食品のことを言う。最近問題視され話題にいくつも上がっている。

売れ残りや期限を過ぎた食品、食べ残し、製造過程の廃棄など、本来食べられたはずのものが日々捨てられている。

日本の食品廃棄物等は年間2,550万t
その中で本来食べられるのに捨てられる食品「食品ロス」の量は年間612万tになっている。

ただ、ここには、出荷前に畑で廃棄される農産物は含まれていない。自然の中で育つ野菜は、そもそも形や大きさがふぞろいなもの。しかし市場では厳密な規格が設けられているため、S、M、Lなど一定の基準に沿わないものは、規格外として商品化されないのが通例だ。

 畑で廃棄された野菜そのものの数量を示すデータはないのだが、例えば、平成29年産の野菜(41品目)で見ると、収穫量約1,334万トンに対し出荷量は約1,141万トン。出荷されなかった約193万トンの一部は農家で自家用に消費されたものだが、その多くは規格外、余剰分として廃棄されていると考えられる。
(農林水産省HPより)

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これが「畑ロス」
味は一緒、栄養分も一緒、
ただ、カタチや大きさが不揃いだから、、、

そんな意識が消費者には多く、なかなか市場に回らないのが現状だ。スーパーや小売店の売り方もある。

自然と共に自然の環境で育てられた野菜は人と同じ様にそれぞれ様々な個性を持つ、その個性こそが野菜本来の味であったりするのではないだろうか、

そんな思いも入れながら、横須賀でほとんど全て完結する「よこすか海軍カレー」。
一度食べてみて欲しい。

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