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人は話し方が9割~話ではなく、”心”を伝える~ぼくの教科書【#16】

今日の教訓

「言葉の先の感情を大切に」

こんな人におすすめ度☆☆☆☆☆

・人になにかを伝えるのが苦手な人
・話をするときに言い淀んでしまう人
・正論を伝えても、伝わっているか不安な人

「人は伝え方が9割」はどんな本?

「人になにかを伝える」この行為が苦手なのは、ぼくだけじゃないはずです。でもその行為は、人間関係を構築し、継続させることにおいて必要不可欠であり、避けて通れない道です。

この本では特に「言葉」ではなく「感情」を伝えるということに重きを置いています。

感情を伝える簡単な方法を2つ紹介します。

自己紹介には「感謝」をこめる

自己紹介のときに、一言「感謝」をいれるだけで「感情を伝える」ことができる人になれます。

「はじめまして〇〇です。本日はよろしくお願いいたします。」だけでなく

「はじめまして〇〇です。本日はお時間頂きましてありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。」

ひとこと添えるだけで感情が伝わり、大事な第一印象もとてもいいものになりますね!

正論は「架空の体験」として伝える

正論というのは、「いや、分かってるんだけどなぁ…」というとらえ方をされがちです。根拠があいまいなものは特にです。

「自我流を貫くより、教えに倣ったやり方のほうがはじめはいい」という正論を勉強し始めの学生に伝えるにはどうするのが正解でしょうか?

そのまま伝えるよりもいい伝え方があります。

「勉強って、自我流のやり方でしたかったり、人のアドバイスを聞き入れたくなかったりするよね。ぼくもそうだったんだ。でも、どうしても成績が伸びなかった高校2年生のとき、好きだった先生の勉強方法をマネしてみたんだ。すると、どんどん成績が伸びていって、最終的には先生のやり方から派生した自我流が生まれてとても楽しいよ。」

と、伝えてみたらどうでしょう。個人論ではありますが、そのままも正論よりも聞いてもらえそうですよね!

体験してないことでも、体験談として話すのが伝わりやすいですよ♪

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。人間関係の9割を占める「伝える」こと、意識して行ってみてください!

人は伝え方が9割
永松茂久
すばる舎

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