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大谷翔平と麻雀と教育。

先日、教師ではないんですが、
教育関係者で麻雀好きで、
「学校に麻雀部を作るなどして教育の一貫として麻雀を取り入れたい」
と言っている人がいました。

別にその方とは知り合いでもないですしその時以外連絡もとっていませんので、
どういうバックボーンの方なのか深くは知りませんが、
色々話を聞かせていただきました。


ここ数ヶ月で、この方以外にも、
「学校で麻雀部はアリだよね」
というようなことを言っている人と何人か話をしたことがあります。


学校で麻雀を打つなんて数年前はあり得ないような話なのですが、
実際に麻雀部がある学校は今ではけっこう存在します。
公立・私立問わず、です。
名前聞けば誰もがわかるようなあんな有名校にも麻雀部があるとか。


これはもう完全に、贔屓目なしにMリーグ効果でしょう。

博打、タバコ、ヤ◯ザ・・・・
といったダーティなイメージをかなり払拭できている証拠です。


しかしそれでも、現場からは反対の声はそれなりに多いとか。

それはまあそうですよね。
これまで長い間積み上げてきたものがかなり酷いイメージだったわけですから、
本当に実態としてその競技が変わっているのか、
わざわざ教育現場に持ち込む必然性があるのか、
教育者としては厳しい目で見ざるを得ないというのも理解できます。


ただ気になったのは、麻雀をどう教育につなげるかという点についてです。

ぼくが話をした人たちはみんな、

・論理的思考が身につく
・数学的思考が身につく(最初のと同じなのかな?)
・対人コミュニケーション力の強化
・状況判断力、分析力の強化
・礼儀作法やマナーを身につけることができる

みたいなことばかり言っていました。


ハッキリ言って、こんなことはサッカーでも野球でもラグビーでもアメフトでも、
将棋でも囲碁でも剣道でも柔道でも、
なんでも学ぶことができる内容なわけです。

反対者がいる状況の中で、
こんな有り体な内容をプレゼンしていては、
わざわざ取り入れてもらえるほどの訴求力はないでしょう。

麻雀を教育に活かす場合、
現状のほかの選択肢と比較して明確に秀でているポイントがひとつあります。

そこを訴求して、そのうえで現場がどう判断するか、
というところまで持っていくのが最善だと考えます。


※今回有料になっているのは、大谷翔平選手と麻雀というものをセットで扱うことに不快感を覚える方がいる可能性があるため閉じておきたいのと、
麻雀部をつくって顧問をやりたい非常勤講師の松田くん(仮名)が絶対買うからです。
このnoteはほとんど松田くんのために書きました。
妙に長めですが、個人的な偏った主観的な意見が色濃く反映された内容なので注意してください。
ただ、大谷翔平さんのマンダラチャートで本当に評価されるべき点、についての考察は個人的には間違ってないと思ってます。


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