煽れるABEMASは舞える!白鳥プロ、ロングゲームを制しチーム最下位脱出【麻雀・Mリーグ】
こんばんは。
場末フリー雀荘出身の田ノ倉です。
11月7日のMリーグ第1試合。
メンツは
・ドリブンズ:渡辺太プロ
・サクラナイツ:岡田紗佳プロ
・ABEMAS:白鳥翔プロ
・BEAST:菅原千瑛プロ
でした。
前回、多井プロがトップをとっており連勝チャンス、
さらに着順次第ではBEASTをかわせるとあって、
ABEMASサポーターからすると間違いなく要注目のゲームです。
ですが、菅原プロには4000オールを決められ、
南1局、個人不調の岡田プロ・チーム不調の白鳥プロ・チーム好調な太プロの三軒リーチでは、
待ち牌が最も少なかったうえに最後にリーチをした太プロに白鳥プロが放銃する態勢。
また今回もこういう流れか・・・・
とサクラナイツ、ABEMAS両サポーターともにため息をついた瞬間だったでしょう。
しかし今回の白鳥プロは一味違いまして、
南2局に岡田プロから、
「こんなん当たるんかい」な渾身の4p待ちで討ち取り。
ここから親番に繋ぎ加点を重ねトップ目に。
親落ちが菅原プロの清一色ツモアガリだったため、
一瞬嫌な予感を覚えたABEMASサポーターは多数いたと思いますが、
ここは頼れるニ着目、太プロがオーラスきっちりアガり切って2着確保。
白鳥プロは値千金のトップとなりました。
チーム連勝できたとか、BEASTをかわしたとか、
そういうことも大きいとは思いますが、
総局数18、時間にして2時間20分くらい?
のロングゲームを制したっていうのがでかいですね。
南1局に太プロへ白を放銃した時点では、
おそらくほとんどの視聴者が、
太プロと菅原プロのトップ争い、
岡田プロと白鳥プロのラス争い
という展開を予想していたと思うので、
そういう中でトップをとれたというのも相当大きいと思います。
ただ、調子が上向いてきているとはいえ、
ABEMASはまだチーム順位7位でマイナス300をやっと切ったくらい、
ということで、厳しい状況であることに変わりはありません。
そんな中、白鳥プロのトップインタビューでの一幕がこちら。
ABEMASお家芸の、チームメイト同士煽って士気を高めていくスタイル。
それをここで出してきました。
しかも、これだけちゃんと煽るんだから次は多井プロか日向プロなんだろうなと思いきや、
次戦はまさかの松本プロ。
松本プロといえば、未だトップ無しで個人成績も最下位、
前回のラス時にはかなり参っているように見え、
萩原プロも思わずトップインタビューでエールを送ってしまうくらいの状態でした。
そんな松本プロをこのタイミングで思いっきり煽って出していくという、
さすがにABEMAS、ストロングスタイルすぎるだろ、
と一瞬思いましたが、
これができるってことは、チームメイトからみて何だかんだ松本プロのコンディションは悪くないってことなのでしょう。
それか悪くてもなんとかしろ!がんばれ!という白鳥プロからのエールなのかもしれません。
わりとしっかりプレッシャーをかけられた松本プロですが、
鈴木たろうプロ・堀慎吾プロ・猿川真寿プロ
というベテラン曲者勢に囲まれながらも無事に2着を確保。
チーム3連勝とはいきませんでしたが、
連帯しプラスを重ねることになりました。
南3局の赤5pツモでの満貫をツモった雰囲気から、
このままオーラスもハネツモ決めちゃうんじゃないかと思ったんですが、
さすがにそこまでうまくはいきませんでしたね。
やっぱり選手同士煽り合えるABEMASはまだ舞える!という感じがしますね。
やっと順位をひとつ上げたところですが、
なんだか風向きが変わった感がけっこうあります。
スコア的に、デイリーダブルが出れば7位は直対がなくてもさし切れる点差となっており、
直近でも十分射程圏内です。
このままの勢いで、
これまでの鬱憤をはらすべくぶわ~っと一気にレギュラー通過圏内まで行っちゃってほしいところです。
試合後の楽屋では
「白鳥さん、オーラスの7pなんすか?ww白鳥さん、あれなんすか?ww」
「たかはるの5sオリ打ちよりマシでしょw」
とか目一杯煽り合いながら。