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今年は読めるぞ「あさいたかき」【浅井堂岐プロ・麻雀最強戦2024】

こんばんは。
場末フリー雀荘出身でブラック企業戦士の田ノ倉です。

本日放送された「麻雀最強戦2024 因縁の傷跡」を仕事しながらこっそり見ていたのですが、
応援していた和久津晶プロが早々に負けてしまったので、
筋肉に敬意を払って浅井堂岐プロを応援することにしました。

決勝では惜しくも敗れてしまいましたが、
最後の最後まで見せ場を作るあたりさすがといったところです。

突然ですが「浅井堂岐」って読めますか?

このnoteを読んで頂いているような層の方々は当然もう読めると思います。
ですがちょうど一年前、自信持って読めましたかね?

少なくともライト勢である僕は1年前、正直読めませんでした。
顔はわかるんですが、自信を持って読むことはできなかった、
そういうレベルです。

当時通っていた雀荘では、
「筋肉の人」
って呼ばれていました。
そのとき「浅井」といえば森山プロにボロクソに言われた浅井プロのほうをイメージする人が僕のまわりには多かったからです。

それがビーストのオーディションやMトーナメント、
麻雀最強戦2023などでの活躍で一気に知名度爆上がり。

「2023年に最も名前が売れた麻雀プロ」
を考えたときに間違いなく最有力候補となるプロでしょう。

今まで読めなかった名前が1年間で当然のようにスッと読めるようになるって、
なかなかすごいことだと思うんですよね。

だって同じ苗字の人と同卓しない限り、
基本的には実況解説は「浅井」って呼びますから。

相当色々なところに出番がないと、
フルネームで読みづらい名前は覚えてもらえない。


最もMリーガーに近い男と言われて結局一年経ってしまいましたが、
あの当時にスッとMリーガー入りするよりも、
これからMリーガーになったほうが結果的にフォロワーが多くなりそうな気がします。

いちどビーストのオーディションで席を掴みそこねていて、そこからめげずに頑張っているという点が僕らのような冴えないオジサン勢の共感と応援をも加速させるからです。

また、確かな雀力だけでなく、
プロとして重要な、勝負を面白くするなにかを引き寄せる力を持っています。
それは自分が結果的に勝ちきるという話ではなく、
その勝負自体が面白くなるというエンタメ性を持っているということです。

麻雀ファンには、
「よくわからないけどこのプロが出てるなら面白そうだから見てみようかな」と思えるようなプロが一定数いると思うのですが、
個人的にはそれにあたるプロです。
浅井プロが勝つことを期待しているというよりも、
何かしら面白い対局になりそうな気がする、という感じです。

正直いま、麻雀業界的にも麻雀ファン的にも、
浅井堂岐プロがMリーグ入りするということがあった場合かなり好意的に受け入れられる土台が出来上がっている状態だと思います。

ただ巡り合わせが悪いというか、
今シーズンが終わっても、レギュレーション的に強制的なメンバー入れ替えが発生するチームが無いんですよね。

なにか特殊なことが起こらない限り、
来季に新Mリーガーは誕生しないわけです。


いま最もMリーガーに近い男と言われる浅井堂岐プロは、
無事にMリーガーになることができるのでしょうか。
個人的には、つぎに新Mリーガーを選出するという段階になった際に、
スッと新たな対抗馬が出てきて、その人とひとつのイスを争う、
みたいな展開を見てみたいところです。

結果浅井プロがMリーガーになったとしてもそうでなくても、
きっと最高に面白い戦いを見せてくれるでしょう。

浅井堂岐プロの今後のさらなる活躍を楽しみにしています。



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