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麻雀打ちは手が命 手荒れをナメるな

こんばんは。
場末フリー雀荘出身の田ノ倉です。

「芸能人は、歯が命」
っていうのが通じる相手はもうオッサンオバサンらしいです。
取引先のZ世代に言われました。悲しいです。

そんなことより、手荒れと花粉症が酷く、麻雀が打てません。

正直、手荒れについては完全にナメてました。

ぼくは汗っかきですがなぜか手にはまったく汗をかきません。
むしろ年がら年中サラサラ、カサカサです。

これを羨ましいと思う人、いると思います。
実際、自分もずっとそうでした。
手汗かく体質になるくらいなら、カサカサのほうがまし、と思っていました。

しかし年をとるにつれてそのカサカサ度はマシマシとなり、
もはや素手ではユニクロの服が数着入ったダンボールすら持てません。
あまりにもカサカサすぎてまったくグリップせず、
スカスカと手からダンボール箱が飛んでいってしまいます。
何を言っているか意味がわからない人も多いと思いますが、
実際そうなんだから仕方ありません。

「シュパッ」と音がして本当に手からダンボール箱が飛んでいくのです。

こうなってくると、麻雀牌の扱いも大変です。

僕は麻雀中、動作は限りなく早く行いたいタイプなのですが、
スピードを求めすぎると麻雀牌が手から飛んでいきます。
「シャッ!」
という通常では手から発しない音とともに、
自分の河に切るはずの牌が対面の手牌へ飛んでいったときは愕然としました。
対面の方申し訳ありません。

また、リーチ中にツモってきたアガり牌でない牌を、
ツモ切りしようとしたら
「シャン!」
という音とともに手から滑り落ち、
ものの見事に手牌の横に6ソウが表向きに落ちたこともあります。

ぼくはいつもツモ和了り時はハッキリと「ツモ!」と発声していたので、
「すみません、手から滑り落ちただけです。念のためソウズでは当たりません」
といったら常連ばかりの卓だったので許されましたが、
もはやこうなってくるとゲームに支障をきたしています。


さらに、ここまで手荒れの症状が酷くなると、
手の色々なところがパックリと切れたりしてきます。

そしてそれがあまりにも痛すぎる。

なぜかそのパックリは右手の人差し指あたりに発生することが多く、
いまは右手の人差し指に2つの凶悪な切り傷がパクパクしています。

人差し指が二箇所パクパクしていると、
さすがにもう麻雀は打てません。

ゆっくり打てば大丈夫だとは思うのですが、
自分がケアを怠ったばかりに遅く打って同卓者に迷惑をかけるのは絶対に嫌なので、
治るまで麻雀が打てません。

ぼくは麻雀もトークも達者ではないので、
すくなくとも卓内で二番目に早く打つ人と同じかそれ以上の速度で打つ
というのを常に意識し、ポリシーとしています。
これだけで嫌われたり同卓拒否される確率が一気にさがるからです。

自分の不注意によってこれを満たせないのなら、
麻雀は打てません。

というわけでしばらく麻雀が打てていないのです。

麻雀プロと手のケア

こう考えると、麻雀プロの方って手のケアどうしてるんでしょうか。
あまりフィーチャーされない点ですけど、
絶対手荒れヤバい勢っているはずなんです。
どうやっているのかけっこう気になります。

Mリーガーの中でも、
日中は子育てしていて家事をやっていて、
みたいな方、いた気がします。

皿洗いなんて相当ヤバいですし、
風呂掃除なんかは油断すると天井掃除するときに変なところから手袋の中に水が入ってきたりして、やられます。
トイレ掃除も危険ですし、
料理のために頻繁に手洗いするのすらなかなか大変なのです。

排水溝を掃除しようと思って、
「ハイター吹きかけるだけだから」
と横着して素手でハイターを噴出、
なぜか液ダレして指に付着、
なんてこともザラです。

そんな中で、
「やべ、ケアさぼって手、荒れちゃったテヘペロ」
ってわけにはいかないのです。

Mリーグでは牌をこぼして規定枚数以上見せてしまったら罰則がありますし、
そもそも麻雀のプロである人が牌をすっ飛ばしたりポロポロこぼしたりしているわけにはいきません。

それに、麻雀の放送対局でプレイヤーの身体のうち、最も映っている時間が長いのは手です。
牌の操作は大丈夫だったとしても、その重要パーツがケア不足によってボロボロの状態だったりすると、
エンタメとして適当ではないよね、という話にもなります。

以前某麻雀プロと一晩フリー雀荘で同卓した際、
しきりにハンドクリームを塗っていてせわしなかったので、
「どんだけ塗るねん」
とかその時は思っていたのですが、
今考えるとまさにプロの鑑といってもいいでしょう。

対局中のおすすめハンドクリームは何なのか

ちなみに、対局以外の部分でしっかりケアを行う、
というのは努力でなんとかなります。

問題は、麻雀中にどうすればよいのか、
ということです。

Mリーグの対局では最短1半荘で済むMリーガーでも、Mリーグ以外に
ゲストの仕事だったりリーグ戦とか長い対局となる仕事があると思うので、
どうしても対局途中でのケアが必要になるでしょう。

もちろん、我々みたいな人が一般のフリー雀荘で打つ場合も、
それなりに長く打つことが多いので、
対局中にケアをしたいところです。

手のケアが主な目的なので保湿力は重要なのですが、
ただ麻雀の対局の途中で使うということもあるので、
あんまりベタつくものも都合が悪いのです。
牌がベタついてしまうと迷惑です。

保湿力がありつつベタつきも少ない、
いい感じのハンドクリームは無いのでしょうか。

以前、内田みこプロがTwitterかなにかで話題にされていたハンドクリームを使ってみましたが、
ちょっと惜しい感じだったのです。

こちら。悪くはなかったのですが、僕の荒廃した手指には保湿力が足りず。

ベタつかなさについては相当合格点なのですが、
ぼくの手には保湿力がかなり足りませんでした。

ただ、麻雀プロの方がこういうニッチだけど切実に需要のあることを発信してくれるのは非常に助かります。
きっと、同じように手荒れに悩んでいるけど何かでうまく対策されている麻雀プロの方ってけっこういると思うのです。
この対処法ってきっと需要があると思います。
内田プロはこういうところをサラッと発信されるあたりがシブいですね。

ともかく、このままではマズイです。
お願いします、なにかおすすめの対処法やハンドクリームがあればぜひ誰か教えてください。

切実です。



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