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【紅龍戦】Mリーグから入った見る雀ライト勢でも安心して見れるぞ

Mリーグロスとか言われてなんだかんだ2週間くらい経ちました。
Mリーグから入った「見る雀」ライト勢諸兄におきましては、
Mトーナメントの開催を今か今かと待ち焦がれている今日この頃かと思います。


そんな中、
Mリーグから入った見る雀ライト勢でも気軽に入っていけそうなコンテンツがAbema TVでしれっと放送されています。

それが
「紅龍戦」
です。

なんだか厳かな公式戦っぽい雰囲気を醸し出す名前で、
「どうせ一発赤裏無しの競技ルールなんでしょ?」
とか思われそうですが、安心してください。

一発赤裏ありです。
もちろんアリアリルールです。

さらに、出てるのはみんなMリーガーです。
安心ですね。

日本プロ麻雀連盟に所属するMリーガーによって行われるタイトル戦。予選各ブロックで1位の選手が決勝進出、決勝2半荘で優勝者を決める。
日本プロ麻雀連盟に所属するMリーガー20名によって行われるタイトル戦
WRC-Rルール(一発・裏ドラ・赤ドラあり、順位点10-30)を採用
優勝賞金100万円

第2期紅龍戦 予選A卓【ABEMAセレクト】 | 新しい未来のテレビ | ABEMA

ということです。

日本プロ麻雀連盟に所属する
とありますが、個人的には特にどのプロがどこの団体に所属してるとかはあまり気にしなくてもいい気がします。

とにかく出てるプロを見ればまあまあな安心感が漂うメンバーとなっています。

それに初日こそ実況が古橋プロで見る雀ライト勢には聞き慣れない名前かもしれませんが、
解説は安心安全最強の白鳥プロですし、
二日目は毎度おなじみ日吉プロが実況です。
解説はこれもおなじみ佐々木寿人プロ。
一安心ですね。


Mリーグと違うところといえば、まず
・オカがない
というのがあります。

オカがないというのは、簡単にいうとトップがMリーグほど偉くないという理解でOKです。
ウマがあるので当然トップは偉いのですが、
超絶トップが偉くなるMリーグルールほどは偉くない、という感じです。

次に
・待ち牌表示がない
というライト勢には手痛い点があります。

ここについては完全にMリーグの劣化版といえるでしょう。

誰かがテンパイした際に、
Mリーグだとこんな感じで待ち牌が表示されるんですが、


待ち牌がすぐわかるMリーグ


紅龍戦では一切こういうのはありません。

なので選手たちの実際の手牌をみて待ち牌を把握する必要があります。

さらに
・ドラマチックなカメラワークは一切無い
というのも覚えておきましょう。

ここぞという場面で長考する選手。
自分は跳満テンパイ。
でもリーチがかかっている。
切りたい牌は超危険牌。

押すか?引くか?

そんな大事な局面で、
Mリーグでは苦悩する選手の顔をアップで抜いたり、

苦悩するMリーガー


リーチしている選手の
「てめー来んのか?お?俺のリーチとやんのか?」

やんのか?お?

みたいな目線を抜いたりするんですが、
そういうのは一切ありません。

画面の左下の方に固定カメラで移された各選手の顔が小さく毎回表示されているのみ。

Mリーグの演出に慣れているライト勢は、
すこし退屈に感じるかもしれません。

最後に、
・音声の質が悪い
というところをあげておきます。

実況解説の音質がMリーグに比べると悪い気がします。

さらに、対局場のマイクの質もMリーグに比べると悪く(Mリーグが良すぎる)、
対局中、音的にかなり静かな印象を抱くと思います。


音声の点やカメラワークの問題などから、
ちょっと寂しいとか暗いとか、
そういう感覚を抱く方も一定数おられると思いますが、
「余計な演出は排し俺達の麻雀の内容をじっくり見てくれ」
という日本プロ麻雀連盟からのメッセージかもしれません。



しかしまあ、運営元によっては、
「M◯◯」
みたいな「M」を冠した名前にしてもおかしくないような内容のタイトル戦です。

もっとMリーグファンに寄せればより簡単に視聴数を稼げそうなもんですが、
「紅龍戦」
なんていう堅そうな名前にしていて内容が想起しづらいのはもったいない気がします。
せっかくMリーガー20人も出してんのに。

あと、去年と開催時期が異なっていたのもちょっとアレでして、
去年は確か3月くらいにやってたんですよね。
今年はその時期にやってなかったんで、もうやんないのかと思ってたくらいです。

今年はMリーグが終わってMトーナメント開催までの間の期間に開催されたわけですが、
母数の多いMリーグファンの動向考えると、来年以降もこのタイミングで開催されるようならMリーグロス回避先として定番になりうる可能性はあります。


ABEMATVで有料会員とかになってないともう現時点で予選は見れないんじゃないかと思いますが、
有料会員じゃない方でも本日の決勝戦を生で見ることはできるはずです。


これまで説明した通り、「紅龍戦」とかいう厳かなネーミングですが、
多少違うところはありますがMリーグから入った見る雀ライト勢でも安心して見られるタイトル戦ですので、
Mトーナメントまで飢餓感に耐えられない方は決勝戦だけでも視聴してみたらいいのではないかと思います。

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