点数申告の俗称まとめ【リアル麻雀初心者用】

こんばんは。
場末フリー雀荘出身の田ノ倉です。

相手にロンされたりツモ和了されたとき、
「5200」
とか
「8000」
とか
「2000ー4000」
とか点数申告があるわけですが、
たまに
「サボゴボ」
「イチサンニンロク」
「イチロクザンニ」
「ナナナナ」
とか言われて
「？？？」
となることがあると思います。

リアル麻雀初心者の方はとくにそうでしょう。

「なにそれ、何点？」
というよりもむしろ、
「え？今なんて言ったの？」
感が強いと思います。

これはいわゆる点数申告の「俗称」というやつで、
正式な申告方法ではありません。
長年のフリー雀荘の歴史の中で生まれてきたものです。

本来は正式に誰にでもわかるように申告すべきものなのですが、
あまりにもポピュラーになりすぎて、
いわゆる「良マナ客」のくくりに入るようなお客でもうっかり使用してしまうほど馴染んでいる俗称もあるのが実態です。

あくまでも俗称を使う側が良くないというのが前提ではありますが、
覚えておいたほうが色々とスムースですし、
そもそも全く知らないものはヒアリングが難しいものです。

少しでも接したことがあれば、
一気にヒアリングもしやすくなります。

ということで、
知っておいても良いと思われる俗称を紹介しておきます。

余裕があれば覚えてみましょう。

上の方に書いてあるものから順に出現頻度が高くなります。
本当にそうかと言われるとそうでもない気がしますが、
まあ気にせず行きましょう。

１．ゴットー

→500、1000のこと。子の30符2翻ツモアガリ。
出現頻度が高い点数ということに加え、
普段は俗称を使わず正式な点数申告をする人でもついうっかり使ってしまうのが、
この「ゴットー」。
出現頻度はMAXか。
ぜひ頭に入れておきたいところ。

２．ザンク、サンキュー

→3900のこと。親の40符2翻か子の30符3翻とか。
ゴットーと同列レベルで出現頻度が高いです。
逆に「サンゼンキュウヒャク」と申告すると、
「え？」
と聞き返してくる人すらいるレベルで浸透してます。

３．イチサンニンロク、イチサンニーロク

→1300、2600のこと。子の40符3翻ツモアガリ。ピンフツモ時の4翻。
メンピンツモドラ1など。
これは頻発します。
リアル麻雀を打つにあたり、ぜひ知っておいたほうが良いと自信を持って言えるレベル。

４．ゴッパー

→5800のこと。親の30符3翻。メンピンドラ1とか。
かなり出現頻度が高い。
わりと覚えやすいとは思うので、さっくり頭に入れておくと面食らわずに済みます。

５．ナナトーサン

→700、1300のこと。子の40符2翻か、ピンフツモドラ1とか。
これも頻出。
「ゴットー」などと同様に、
身体に染み付いていてつい口をついて出てしまうという人が多い印象。
正式に「ナナヒャクセンサンビャク」と言おうとすると舌が回らないとかいう人が多いのに、
「ナナトーサンの一本場はハッピャクセンヨンヒャク」
はスムーズに言える不思議。

５．ナナナナ・チッチ

→7700のこと。基本的には親の40符3翻。満貫切り上げがないルールでの子の30符4翻。
ナナナナはなんとなくわかる感じがありますが、
チッチは知らないと詰みです。わかるかこんなん。
最近ではナナナナ派が多い印象で、
ナナナナは意外と出現頻度が高いので知っておくと色々スムースです。

６．イチロクザンニ

→1600、3200のこと。子の50符3翻。七対子ツモドラ1とかの場合も。
これはわりと七対子の和了時に出てきます。

７．サボゴボ

→300、500のこと。子の30符1翻。「三本五本」の略。「ゴミ」と言う人もいる。ゴミはさすがに。

８．インパチ

→18000のこと。親のハネマン。
これはけっこう有名かもしれません。

９．クンロク

→9600のこと。親の50符3翻。最も多く遭遇するのはチートイドラ2のダマテンでロンされた時。

１０．ハッポンジュウロッポン

→800、1600のこと。子のツモ七対子とか。

１１．ヨンナナ・ヨンホンナナホン

→400、700のこと。子の40符1翻。ツモピンフとか。

１２．ヨンパー

→そろそろわかってきましたね。4800のことです。

１３．ロクヨン

→6400です。場末雀荘だと「ニンテンドウ」とだけ言ってロクヨンすら言わない人もいます。ネタが古い。

１４．ニーヨンマルゼット

→24000のことです。もはや死語ですが、たまにオーラスのラス目からトップ直撮り親倍逆転トップとかとった人が煽りMAXで使用することがあります。マナ悪の極地です。

１５．じゅってん

→1000点のこと。年配の方が使用されることが多い。

１６．マンシュウ

→満貫のこと。8000点か12,000点。これも年配の方がよく使用されます。

１７．イチロクオール

→16,000オールのこと。なぜか1,600オールでは使わない。
親の役満をツモったときに普通の和了と同じようなテンションで
「イチロクオール」
というのがシブいと思っている勢が一定数います。

１８．ニーロク

→2600のこと。お察しの通り出現頻度はそこそこ高い。
でも今思いついたので仕方ない。
今さら各見出しの数字を修正するのは面倒なのです。

１９．ニック・ニッキュー

→2900のこと。お察しの通り以下略。

２０．ハネセンゴ

→ハネマンのチップ３枚のこと。
チップ３枚ってなに？って人はスルーしてください。
ピンの雀荘以外で使われた場合は、完全に誤用です。

あるいは
「普段はピンで打ってるんだぜ」
というレートマウントを取りたい人が使う言葉なので、
遠慮なく蔑んだ目を向けてあげましょう。

ピンってなに？って人はこれもスルーで。

というわけで、
２０個挙げたのでもうそろそろいいでしょうか。
ネタ切れです。

とりあえずこれだけさっと目を通しておいていただければ、
フリー雀荘に繰り出しても
「ああ、あれね」
となって冷静に対応できるケースが増えると思います。

がんばっていきましょう。