見出し画像

【FP3級】私がやってよかったことまとめ。

みなさん、こんにちは。tanoです。

このnoteでは、FP(ファイナンシャルプランナー、以下略)3級を取得するにあたって、「やってよかったこと」をまとめました。

  1. マネーリテラシーを向上したいなぁと思っている

  2. FP3級という試験が気になっている

  3. FP3級の勉強を始めている

こうした方に届いてくれるととっても嬉しいです。


また、

  • FP3級の一般的な概要

  • FP3級を受験した私の体験談

以上の2本立てでお送りしますので長めです!

要点だけ見たい方には目次から飛ぶことで、スムーズに読み進めていただけます。


FP3級の試験概要

まずはじめに、FP3級のかんたんな試験概要をまとめました!

2024年4月から、3級だけCBT試験に完全移行しています。運営がCBTソリューションズに委託されています。
私はFP3級も2級も統一試験で受けたので、詳しくはFP技能検定のHPをご覧になることをおすすめします。

  • 学科試験90分、実技試験60分の2部構成

  • マークシート形式

  • 学科試験はどこも一緒で、実技試験は申し込み先によって内容も難易度も変わる

  • 申込先は①日本FP協会②金財(きんざい)の2択

  • どちらか迷う方、教養目的での受験の方は日本FP協会を選ぶことをおすすめします。

  • 受験資格はだれでも!

  • 受験料8000円



FP3級の難易度・合格率

FP3級試験ですが、難易度はそこまで難しくないと言われている試験です。

合格率は、日本FP協会受験で申し込むと

  1. 学科試験85%程度

  2. 実技試験85%程度

となっていて、80%以上の合格率を誇ります。
ここで、注意点があって、「きんざい」を選ぶと

  1. 学科試験55%程度

  2. 実技試験50%程度

となってしまうので、受験先にこだわりがない方であれば「日本FP協会受験」をおすすめします。

ちなみに私はもちろんFP協会受験です。


受けようと思った理由

私が受けようと思った理由は3つあります。

  1. 将来フリーランスとして働いてみたいから

  2. すでにNISAやiDecoを始めていて、知識が欲しかったから

  3. FP技能検定の知名度が高かったから


これからなんとなく独立して、「個人で働いてみたいなぁ」と思っている方はきっと少なくないですよね?笑

ただ、実際はそんなに簡単にはいかないとしても、

家計管理や収支の管理をしていくことになったときに、税金まわりや保険、国の制度を理解しておけば安心して個人で働ける可能性があるかも!

そう思ってFP3級という資格試験に辿り着きました。

実際に私が求めていた知識とどれくらいマッチしているかは、試験範囲を見てもらえると分かりやすいですね。

FP3級の試験内容は1~3級で共通で次の通りです!

  1. ライフプランニングと資金計画

  2. リスクマネジメント

  3. 金融資産運用

  4. タックスプランニング

  5. 不動産

  6. 相続・事業承継

いかにも専門家や、それこそファイナンシャルプランナーに相談したくなるような内容ばかりで、

タイトルだけだと楽しそうな見た目はしてないんですけれど、でも大事ですよね!

実はFP3級の受験者の傾向として、

  • 教養として受験する人

  • ファイナンシャルプランナーになりたい人

  • 会社で受験を勧められた人

この3パターンがあるのですが、FP3級に限って言えば、「教養目的の受験者」がかなり多くなっているそうです。

教養のために受験出来て、知名度が高く、難易度も高そうな感じはしないので私は受験をしてみようと思いました♪


私の試験結果

私の得点は、

  • 学科試験:51点/60点

  • 実技試験:85点/100点

いずれも6割以上で合格となる試験で、なんとか合格点を超えることができました!

FP3級には部分合格というのもあって、どちらか一方が6割を超えていれば、次回受験時に免除してもらえるので、そういった結果になった方は、確認してみてくださいね。

何はともあれ、1回目の受験でいわゆる「完全合格」出来て良かったです♪


実際にかかった勉強時間

こうして私は無事に1回目の受験で合格できたわけですが、受験までには50時間程度の勉強時間がかかりました。

調べてみると、

一般的には50~100時間程度必要とされているようです。

なので、私の50時間という勉強時間は少なくも多くもないといったところでしょうか。

実は私は「簿記3級」という、よくFP3級と比べられがちな資格があって、これをFP3級受験前にすでに取得していたんですね。

だから、余裕とまではいかなくても、勉強時間が短縮できることを期待していたんですけど、そんなことはありませんでした。

FP3級の試験の性質的に、かなり暗記に偏っている内容なので、私の場合は簿記3級を取得してからの受験であっても、勉強時間はそれなりにかかってしまいました。


使用したテキスト・問題集

私が使用したテキスト・問題集は、「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」のテキスト1冊と問題集1冊です。

買った理由を正直に話すと、

  1. 売り上げ1位だから

  2. カラー解説だから

  3. 書店の目立つ場所に置いてあったから

この3点です。

とくに、この2冊は連動しているので取り組みやすかったです。

また、このテキストの魅力はたくさんありますが、説得力のある言い方をするなら、

実際にこのテキスト・問題集だけを使って、私が独学で一発合格できたこと。

この事実があるのかなと思います。これ以上に問題を解いたりする必要もなかったし、解説が物足りないところもありませんでした。

どうしても、「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」を買いたくないという方には、「スッキリわかるFP技能士3級」という人気なシリーズがあります。

どちらも同じ出版社なので、安心して使うことができておすすめです。


私が合格できた勉強方法

少し大げさなタイトルになっていますが、私が合格した勉強方法を一例として紹介します。

とは言いつつ、「やったこと」はシンプルで、

  1. テキストの通読2回

  2. 問題集1周

  3. テキストのチェック箇所を20周くらい

  4. 問題集のチェック箇所を20周くらい

以上のような取り組み方をしました。

テキストのチェック箇所というのは、問題集を1周したときに、解けなかった問題に対応するテキストのページを探してマーカーや付箋でチェックを入れたところのことです。

問題集のチェック箇所というのも同様で、問題集1週目に解けなかった問題に目立つようにマークを付けたところです。

1度間違えた問題を、2度間違えないためです。

この勉強方法で言いたいことは、

テキストを流し読みしただけで解けるような簡単な問題は、本番も解けるから復習する必要性は低いと考えました。

つまり、さらっと読んだだけでは解けない問題を重点的に何度も取り組んだから合格できたというわけですね。

もちろん、時間をかければかけるほど点数は伸びるし、合格可能性は高くなるかもしれませんが、そうはいきませんよね?笑

受験者に社会人が多い試験ですから、

社会人の限られた時間で勉強して、6割を超えるための勉強をするなら、この方法が適しています。


おわりに

FP3級の受験に至った経緯から勉強法、試験概要まで解説してきました。

私としてはFP2級まで取得していたり、ほかにもいろいろな資格を取ってきたのですが、FP3級はとくにおすすめです。

  • 合格率が高くて

  • 内容が生活に直結して

  • 独学で合格できる

三拍子そろった素敵な資格だと思っています。

これを読んでみて、少しでも興味がわいたという方がいれば嬉しいです。

【note記事の内容が少しでも気に入っていただけましたら、「フォロー」「スキ」をぜひお願いいたします!活動の励みになります♪】

それではまた、次回の記事でお会いしましょう。

この記事が参加している募集

気に入っていただけましたら、サポートよろしくお願いいたします♪