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【ビジネス会計検定3級】合格までにしたこと。

みなさん、こんにちは。tanoです。

このnoteでは、ビジネス会計検定3級の受験までの流れと取得するにあたって「私が合格までにしたこと」をまとめました。

  1. ビジネス会計検定という資格を聞いて気になっている

  2. ビジネス会計検定3級と簿記3級の違いを聞きたい

こうした方に届いてくれるととっても嬉しいです。


もちろんですが、(私が受験するまで全然知らなったように、)ビジネス会計検定3級を詳しく知らない方もいらっしゃるかと思うので、

  • ビジネス会計検定3級の一般的な概要

  • ビジネス会計検定3級を受験した私の体験談

以上の2本立てでお送りします。


要点だけ見たい方には目次から飛ぶことで、スムーズに読み進めていただけます♪


ビジネス会計検定3級の試験概要

まずはじめに、ビジネス会計検定3級のかんたんな試験概要から!!

  • 試験時間120分

  • マークシート形式

  • 受験資格はだれでも!

  • 受験料4950円

  • 会場受験のみ(CBT受験・ネット受験はない)


ビジネス会計検定3級の難易度・合格率

ビジネス会計検定3級試験ですが、難易度はそこまで難しくないと言われている試験です。

合格率は、

  • 65%程度(私が受けた回は70.9%でした)

となっています。



70%以上の得点率で合格となる試験ですが、実は平均点が約77%で、平均点が合格点を超えている回もあります。

  • 合格者はとことん高得点を取っていること

  • 合格率が高いこと

この2点がうかがえます。


受けようと思った理由

私がビジネス会計検定3級を受けようと思った理由は3つあります。

  1. 簿記3級だけでは投資の仕方が分からなかったから

  2. 財務諸表の理解、ニュースや新聞の内容を正しくとらえたかったから

  3. 最近、注目されているらしいから


私は、簿記3級をとった後にビジネス会計検定3級を受験したのですが、まさに当時の気持ちとしては、この3つがありました。

とくにこれは「簿記3級取った人あるある」かもしれませんが、

「結局、財務諸表の見方が分からない!」みたいな気持ちになりました。

もちろん簿記3級には大切な知識がたくさん含まれていて、私のような会計初心者が言うまでもないのですが、

ただ、自分の生活に役立つか聞かれるとやっぱり遠い気がしてしまいました。

とくに財務諸表の作り方を扱う簿記3級では、その見方を学ぶものではないですから、

投資に必要な「財務諸表を分析する力」を培える場があればと考えていました。


そう思っていた時に、「ビジネス会計検定3級」という資格試験に辿り着きました。


調べてみると、ビジネス会計検定3級について次のことが分かりました。

  1. 簿記3級の合格前後に受けるビジネスマンが多いこと

  2. 合格率が高めで難易度が高くなさそうなこと

もしかしたら、ビジネス会計検定3級を合格すれば、私の取り組んでいるNISAやiDecoのヒントが見つかるかもしれない!

そう思って受験しました。


実はビジネス会計検定3級の受験者の傾向として、

  • 会社員が約70%>学生10%

  • 20代・30代の受験者数がとくに多い

こうした特徴がありますので、どっちかというと「キャリア」を意識した若い社会人に人気の試験なのかなという印象を受けますね。


私の試験結果

私の得点は、

  • 96点/100点

7割以上で合格となる試験で、余裕を持って合格点を超えることができました!

途中退出可能の試験でしたので、解答を早めに終えて退出しました。

試験会場内で見ても、解答を早く終えて退出する人が多いように感じました。


実際にかかった勉強時間

こうして私は無事に1回目の受験で合格できたわけですが、
受験までには25時間程度の勉強時間がかかりました。

調べてみると、

一般的には50~100時間程度必要とされているようです。

なので、私の25時間という勉強時間は半分ぐらいで済んだのかなと思っています。


ビジネス会計検定3級と簿記3級との違いと位置づけ

結論から言えば、位置づけは次の通りです。

  • 簿記3級⇒財務諸表を作る

  • ビジネス会計検定3級⇒財務諸表を読む

ビジネス会計検定3級は、大阪商工会議所による、会計リテラシー向上を目的としたビジネスパーソンのスキルアップのための試験です。

2007年からスタートしていて、全国で受験することができます。

つまり、会計初心者向けの試験ということですから、多くの方に取り組みやすく、勉強時間も比較的少なくて済む方の試験です。

ちなみに会計リテラシーとは、損益計算書や貸借対照表などの財務諸表を理解できる能力のことを言います。

私の場合は簿記3級を取得した状態での受験でしたから、正直理解しやすかったですが、

まだ簿記3級をもっていない方でも問題なく受験できるレベルにあります。

ビジネス会計検定3級の公式テキストの言葉を借りるなら、

私どもは、長年の実績を誇る簿記検定試験に加えてこの「ビジネス会計検定試験」を実施することにより、会計リテラシーを持つ人材の裾野がさらに広がることを期待しております。

ビジネス会計検定公式テキスト3級 発行にあたって より引用

以上のような前書きがあるように、簿記3級の補完的な役割や会計の導入的な役割の位置づけにある試験がビジネス会計検定3級となります。


使用したテキスト・問題集


私が使用したテキスト・問題集は、「ビジネス会計検定3級公式テキスト」1冊と「ビジネス会計検定3級公式問題集」1冊です。

買った理由を正直に話すと、

  1. 公式テキストが事実上の「試験範囲そのもの」だから

  2. ビジネス会計検定3級の参考書自体、そんなに選択肢がないから

この2点です。

とくに、この2冊は連動しているので取り組みやすかったです。

何よりも、一例としてですが、

実際にこの公式テキスト・問題集だけを使って、私が独学で一発合格できたことが説得力になるのかと思います。

これ以上に問題を解いたりする必要もなかったし、解説が物足りないところもありませんでした。

受験の際はぜひ購入を検討してみてください。


実際に試験会場にいくと、この2冊を机に出している人がほとんどだったので、間違いなかったと思います。


私が合格できた勉強方法

少し大げさなタイトルになっていますが、私が合格した勉強方法を一例として紹介します。

資格勉強の攻略法的な意味で、私はいつも同じこの勉強方法で合格出来ています。

勉強方法はシンプルで、

  1. 公式テキストの通読2回

  2. 公式問題集1周

  3. テキストのチェック箇所を5周くらい

  4. 問題集のチェック箇所を5周くらい

以上のような取り組み方をしました。


チェック箇所というのは、問題集を1周したときに、解けなかった問題の番号とそれに対応するテキストのページを探してマーカーや付箋でチェックを入れたところのことです。

1度間違えた問題を、2度間違えないためです。


おわりに

ビジネス会計検定3級の受験に至った経緯から勉強法、試験概要まで解説してきました。

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それではまた、次回の記事でお会いしましょう。


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