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【FP2級】合格した私からみんなへ、知っておいてほしいこと

みなさん、こんにちは。tanoです。

このnoteでは、FP(ファイナンシャルプランナー、以下略)2級を取得するにあたって、「合格した私から、知っておいてほしいこと」をまとめました。

  1. FP2級という試験が気になっている

  2. FP2級を受けた方がいいか考え中!

こうした方に届いてくれるととっても嬉しいです。


また、

  • FP2級の一般的な概要

  • FP2級を受験した私の体験談

以上の2本立てでお送りしますので長めです!

要点だけ見たい方には目次から飛んでいただけると、スムーズに読み進めていただけます。

FP2級の試験概要

FP2級の試験が気になっている方のために、この試験の特徴を概説します。

FP2級は会場での受験です!
2024年4月から、3級だけCBT試験に完全移行しています。運営がCBTソリューションズに委託されています。詳しくはFP技能検定のHPをご覧になることをおすすめします。

  • 学科試験120分、実技試験90分の2部構成

  • 学科試験は4択のマークシート形式

  • 実技試験は記述式で配点が公開されていない

  • 3級の時は自己採点できたけど、2級の実技は自己採点を正確に出来ないから注意!

  • 学科試験はどこも一緒で、実技試験は申し込み先によって内容も難易度も変わる

  • 申込先は➀日本FP協会②金財(きんざい)の2択

  • どちらか迷う方、教養目的での受験の方は➀日本FP協会を選ぶことをおすすめします。

  • 受験資格はほとんどFP3級合格者(詳細は後述)

  • 受験料11700円


FP2級の難易度・合格率

FP2級試験ですが、合格率の見た目以上に難しい試験です。
なぜならFP2級の受験資格がそもそも

  • 3級FP技能検定の合格者

  • FP業務に関して2年以上の実務経験がある人

  • 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した人

  • 厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者

となっているからです。


まぁこれ事実上の「FP3級合格者」みたいなものだと思って大丈夫です。
合格率は、日本FP協会受験で申し込むと

  1. 学科試験47%程度

  2. 実技試験62%程度

となっていて、50%程度の合格率しかありません。


FP3級の知識がある人しか受験していなくて、その中で50%なので結構低い合格率だと思います。

誰でも受けることができる試験って、合格率が下がる傾向にあるのですが、
FP3級合格者が受けてこの合格率は難易度高めではないでしょうか。


ここで、注意点があって、「きんざい」を選ぶと

  1. 学科試験23%程度

  2. 実技試験41%程度

となってしまうので、受験先にこだわりがない方であれば「日本FP協会受験」をおすすめします。

ちなみに私はFP協会受験です。


受けようと思った理由

私が受けようと思った理由は2つあります。

  1. FP3級以上の知識が欲しかったから

  2. FP3級では知識としてもキャリアとしても物足りなさを感じたから


正直、FP3級合格時点ではあまり効果を実感できず、もう少し「知識が欲しい」と感じました。

いや確かに、FP3級に受かればそれだけでファイナンシャルプランナーを名乗ることができますし、立派な国家試験です。



ただ、FP3級と聞いた時に、私としては権威性に欠けるのではないかと感じました。

また、いろいろと調べているうちに、友人の相談に乗ったり、自信をもってファイナンシャルプランナーを名乗ったりしている人の多くはFP2級以上であることを知りました。

確かに、FP3級で自慢げな人はあまりいないですよね。

そう思ってFP2級の受験を決意しました。


私の試験結果

私の得点は、

  • 学科試験:39点/60点

  • 実技試験:68点/100点

いずれも6割以上で合格となる試験で、なんとか合格点を超えることができました!


FP2級には部分合格というのもあって、どちらか一方が6割を超えていれば、次回受験時に免除してもらえるので、そういった結果になった方は、確認してみてくださいね。

何はともあれ、1回目の受験でいわゆる「完全合格」出来て良かったです♪


実際にかかった勉強時間

こうして私は無事に1回目の受験で合格できたわけですが、受験までには150時間程度の勉強時間がかかりました。

時期にしてちょうど1カ月でした。

調べてみると、

一般的には150~300時間程度必要とされているようです。

なので、私の150時間という勉強時間は少なくも多くもないといったところでしょうか。

FP3級の合格が分かって、すぐにFP2級の申し込みをしたので、FP2級の受験までにあまり期間を空けずに受験することができました。

個人的にはこれが一番大きかったかなと思っていて、

FP3級の知識がかろうじて残っているうちに受験した方が難易度がグッと下がると思います。


使用したテキスト・問題集

私が使用したテキスト・問題集は、「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」のテキスト1冊と問題集1冊です。

買った理由を正直に話すと、

  1. FP3級の勉強で活躍したから

この1点だけです。


FP3級の時の成功体験があったので、
あえてテキストを変える必要はないかなーと考えました。


とくに、この2冊は連動しているので取り組みやすかったです。

FP3級のときと同様に、
このテキストと問題集に取り組むだけで独学合格できたので、
これから取り組むみなさんにもぜひおすすめしたいです!

どうしても、「みんなが欲しかった!FPの教科書2級」を買いたくないという方には、「スッキリわかるFP技能士2級」という人気なシリーズがあります。

どちらも同じ出版社(TAC出版さん)なので、安心して使うことができます。


私が合格できた勉強方法

少し大げさなタイトルになっていますが、私が合格した勉強方法を一例として紹介します。

とは言いつつ、「やったこと」はシンプルで、

  1. テキストの通読2回

  2. 問題集1周

  3. テキストのチェック箇所を20周くらい

  4. 問題集のチェック箇所を20周くらい

以上のような取り組み方をしました。

あえて言うなら、FP3級のときと同じような取り組み方をしました。

テキストのチェック箇所というのは、問題集を1周したときに、解けなかった問題に対応するテキストのページを探してマーカーや付箋でチェックを入れたところのことです。
問題集のチェック箇所というのも同様で、問題集1週目に解けなかった問題に目立つようにマークを付けたところです。


FP3級の時からの変化としては

  • テキストで言えば約120ページ分増加

  • 勉強時間で言えばFP3級合格してから150時間以上必要

  • 内容が濃くなって、量も質も高くなる

以上の3点があります。


テキストも辞書のような太さになって、1ぺーじあたりにギッシリと情報が詰まっているような感じ。

正直に言って、1か月間の勉強、しんどかったです。


おわりに

FP2級の受験に至った経緯から勉強法、試験概要まで解説してきました。

この記事を読んで、FP2級という資格に少しでも興味が出た方がいれば、嬉しいです。

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それではまた、次回の記事でお会いしましょう。

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