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私の高校留学 #1 UWCという学校に通っている話

こんにちは!

今回は私の高校留学について詳しく書いていこうと思います。前回の短い短い自己紹介よりは格段に長くするつもりですので、ご安心ください笑

どこの学校に行ってるの?

UWC(United World College)という学校に通っています。

ユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)は、世界各国から選抜された高校生を受入れ、教育を通じて国際感覚豊かな人材を養成することを目的とする国際的な民間教育機関です。現在までに、イギリス、カナダ、イタリア、アメリカ、香港、ノルウェー、オランダ、ドイツ、日本等、世界各地に18のカレッジ(高校)が開校されています。

UWC国際本部はUWCを、平和と持続可能な未来のため、教育が人、国、文化を結び付ける力となるようにする、世界的な運動と位置付けています。

UWC Japanホームページより
https://www.jp.uwc.org/uwcoverview

日本経済団体連合会(経団連)のUWC日本協会から奨学金をいただいて、ありがたく通わせていただいています。高校生活を送る上で、このような機会を与えてくださった方々、これまでお世話になった方々、留学を応援してくれた家族への感謝を忘れずに毎日必死に頑張ろうと思っています。もちろんこのまたとない生活を楽しみ、日本や世界に何かを還元できたらと思っています。私の場合は食品ロスや飢餓の問題を通して少しでも貢献できるようになりたいです!そのためにもしっかり励まなければ!!

完全に独り言ですね、すみません。

UWC日本協会における2023年派遣生の募集については、私自身把握しきれていませんので確かな情報をお伝えすることはできないので、興味のある方がいらっしゃればこちらのホームページをご覧ください。


高校留学を決めた理由

いくつか理由があるのでご紹介したいと思います。

①多様性のある環境に身を置きたかった

私の通っている学校は、異文化理解を目的として設立され、世界平和の実現・社会問題の解決に重きを置いています。これまで私はずっと日本で暮らし、普通の一貫校に通うという生活を送ってきました。「井の中の蛙、大海を知らず。」周りの友達が社会の全てだとアンコンシャス・バイアスを持っていました。「世界の実情を実生活から学び、もう一度新たな視点から見直したい」という思いで、留学をしています。しかし、いざ社会的にも経済的にも文化的にも多様な環境に身を置いてみると、多様性の定義の難しさに気がつきましたが、それでも日本にいた頃よりも世界を少しずつ理解できるようになっている気がします。パレスチナとイスラエルの戦争、ウクライナとロシアの戦争について双方の生徒から話を聞いたり、中国から来た生徒について第二次世界大戦(太平洋戦争)について熱い会話を繰り広げたり、この地に来ていなければ経験することのなかったことはたくさんあります。この機会に感謝です…!!

②解決したい問題があった

①と若干似ています。私は資源分配の問題に興味があるのですが、日本の現状だけでなく世界の状態を知ってから問題の解決策を考えたいと思っています。特に、私は食品ロスと飢餓が同時に起こっているという世界の矛盾をどうにかして解決したいと思っています。食品ロスに関しては日本は皮肉にも570万トンも廃棄しているので身近な問題ではありますが、飢餓についてはメディアを通してでしか知ることができません。留学を通して、その滞在国の状況はもちろん、他の国出身の仲間から話を聞いて、一緒に解決策を考えたいと思っています!

③IB Baccalaureate を取得したい

IBの細かい説明に関しては、インターネット上にたくさん資料があるので、ここでは割愛させていただきます。私の将来の夢である国際機関(FAO, WFP, UNDP)で働くことを考えると、国際的な広い視野、批判的思考力を養うことのできるプログラムに魅力を感じました。また、TOK(知の理論)、EE(課題論文)、CAS(Creativity, Activity, Service、いわゆる課外活動)を通して勉学だけでなく人間的にも成長できることを特徴としているところが、自分に合った学校だと思いました。前に在籍していた高校も本当に大好きで自分にとても合った学校だったのですが(前の学校、日本の学校が嫌いで留学しているわけではないことだけお伝えしたいです!)、大学受験のために学外での活動や課外活動に思うように時間を取ることができなかったり、興味のあることを追求することよりも学業を優先する面があったりしていました。一方、IBでは全てを両立させることを目標としていて、いろいろな分野に手を伸ばして満遍なく学びを深め、成長することが好きな私にとって最高のプログラムだと感じています。そこがネックになっていて、巷では「世界難関プログラム」と呼ばれる所以となっていますが…


④行きたい系列の学校のサマースクールに参加した

個人的な経験になってしまうのですが、中学2年生の時にISAKサマースクール(ISAKとは、日本の軽井沢にあるUWCのことです。)に参加して多様性の素晴らしさを実感し、そしてそこでの生活が本当に楽しくて毎日がキラキラしていたことから「留学したい!この学校に行きたい!」と思うようになりました。ここに書くと長くなってしまいますが、素晴らしい経験をたくさんさせていただきました。サマースクールに参加できたこと、本当に感謝しています!!

私にとってはサマースクールが原体験となり、今の学校に通わせていただいていますが、一人一人の経験、目標は全く別物だと思うので「UWCに行くにはサマースクールに行かないと!」などと気にする必要は全くありません!!


少々真面目な文章になってしまいましたが、これから楽しい留学生活についても書いていくので次回もよろしくお願いします!

次回は授業や英語について書きたいと思います!


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