やはり年上の男性が女性に奢るのは当然だと思う
最近、地獄のような記事を見つけた。
この記事を読んだとき、正直ゾッとした。
＞確かに彼女たちと私は10歳以上の歳の差があったが、それが「奢って当然」になるという理由が解らない。
＞ケチなわけではないと思う。私はただ、愛情とカネを、結びつけたくないだけだ。
この男性は、10歳以上年下の女性に対して「割り勘」にしたことを理由に振られてきたそうだ。
正直、振られて当然だろうと思ってしまった。
「男性は女性に食事を奢るべきか」という論争は長い間繰り返されているが、私の結論としては、年齢が上の方が奢るべきだと考えている。
2～3歳差の同年代といえるほどの年齢差なら割り勘でもいいと思うが、10歳差など一回り以上年上になってくると、年上の方が全額奢るのが当然だと思う。
女性が年上の場合も、やはり年上の女性が払うべきだ。
年齢は関係なく収入の高い方が奢るべきだ、という意見もあるが、私は同意できない。
年齢が上ならおごるべきというのは、年齢と年収がリンクしていた昔の話。いまの40代は氷河期世代で、年収が30代以下と変わらないことも多い。だったら、年上＝奢り理論はもう成り立たないんですよ。
— トイアンナ//恋愛と就活のプロ (@10anj10) October 15, 2021
なぜなら、恋愛において若さは非常に大きな価値を持つからだ。
それは男性の方が特に強く感じていることだろう。
若い女の子の方が、可愛い女の子が多いし、妊娠や子育てにもリスクが少ない。
— 新44da3(よしださん) (@44da31) October 16, 2021
容姿や性格の良い同世代は既に結婚&出産しているし、そういう有望株は実はそんなに多くない。
残った人は男女共にブス(ブサイク)貧乏性格悪いの三重苦。
そりゃ、結婚諦めきれない中高年男性は若い女の子を青田買いするよ。
この方の言う通り、若い女性と結婚できれば男性にとってはいいことづくめである。
・若いので容姿が良い
・出産や子育てにおけるリスクが少ない
他にも
・若い嫁をもらったと周囲に自慢できる
・相手が幼いので上に立ちやすい
・介護してもらえる
・自分の方が先に死ぬので死ぬときに1人にならない
など、メリットはかなり大きい。
逆に言えば、おじさんと結婚した若い女性にはデメリットづくめである。
・年老いているので容姿が悪い
・出産にリスクがある(男性側が原因で不妊になることもある)
・モラハラのリスクが高い（どうしても相手が上から目線になり、対等な関係が築きにくい）
・遺産目当てだと周りから白い目で見られる可能性がある
・男性の働ける期間が短いので経済的に不安がある
・すぐに相手の親の介護をさせられる可能性がある
・相手の介護もさせられる
・子供がいないと1人で死ぬことになる
歳の差婚は、普通に考えると若い方が丸損をするようになっている。自分よりかなり年上の男性とお付き合いをするとなると、かなりのデメリットが付きまとうのだ。
そしてこのデメリットを埋められるのは、間違いなく経済力しかない。
年上の男性に経済力を求める年下の女性を「打算的だ」と非難する男性は多いが、これだけのデメリットがあれば経済的な見返りを求めるのは当然だと思う。
金もロクに出さずに女性の貴重な若い時間を買えると思っているおじさんの方がよっぽどおこがましく、脳内お花畑であろう。
そして冒頭で挙げた記事の男性は、まさにそういう女性を非難している。
＞40歳を少し超えた独身のおっさんだけど、35を超えたころから
私との交際に最優先に求めるものとして『カネ』を挙げる女性と多く出会うようになり、辛い。
20代の頃、こんな醜い考え方の女性がこんなにもたくさん世の中に実在しているとは、思ってもみなかった。
＞しかし、世の中を見ていると、「愛情とはカネだ」と考えている女性は、私が考えていたよりも、遙かにたくさんいるようだ。
しかし私が思うに、本当にカネだけで相手を選ぶ女性は早々いない。
カネはあくまでも、10歳以上年上でも付き合える男性を絞り込むためのフィルターでしかない。
男性側にももちろんフィルターはあるはずだ。
冒頭の男性は10歳以上年下の女性ばかりを狙っている時点で、おそらく年齢に対してフィルターがあるのだろう。
仮に、若い女の子が大好きで、30歳以上のおばさんとは付き合えないという男性がいたとする。
そういう男性は、20歳の女の子と仲良くなれる機会があれば喜んで飛びつくだろうが、その20歳の女の子の性格があまりにも悪かったらどうなるだろうか。
いくら若い女の子とはいえ、男性も愛想を尽かして離れてしまうだろう。
若い女の子が大好きな男性も、長い時間を共にするとなると、結局は内面を重視するようになる。
性格が悪いのに若くて可愛いから、というだけで付き合いを続け、結婚まで漕ぎつける男性は少数派ではないだろうか。
女性もそれと同じで、カネはあくまでも入りにすぎない。
最低限の経済力はあるとみなされれば、内面を重視するフェーズに移行できる可能性も十分にあるはずだ。
先述した通り、年の離れた男性とのお付き合いはデメリットが大きい分、カネに対するハードルが高くなるというだけの話である。
また冒頭の男性は、職場では年上だから全額奢るという風習は無かったという話もしているが、職場の飲み会とプライベートで女性と2人きりで食事をするのとでは、明らかに目的が違う。
後者は、もちろん女性と仲良くなりたい、あわよくばお付き合いしてセックスまで漕ぎつけたいという目的があるだろう。
その目的があるなら、食事代くらいは必要経費である。食事代すら出さないのに、自分よりずっと若い女性とあわよくばセックスまで漕ぎつけたいというのは、あまりにも虫が良すぎるのではないだろうか。
ネットを見ていると、中高年になっても身の程をわきまえていない男性があまりにも多い。
私の想像だが、そういう男性ほど若い頃はそこそこモテていたのではないかと思う。
若い頃に特別な努力をしなくてもモテてきたからこそ、自分には価値があると無根拠に思い込み、若さを失って外見も衰えた自分の価値を客観視できていないのではないだろうか。
世の中の女性はあくまでも他人であり、介護ボランティアではない。
無償の愛(笑)とやらは母親で卒業してほしいものだ。
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