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ちまき(粽子)
今日は、端午の節句の時に食べる粽(ちまき)です!えっ、時期が違うですって!?。そうですよね……。遅ればせながら、今年の節句でつくってみたものを、ご紹介します。
これまで、私が中国などで見たことのある粽は、大きく分けて2つあります。一つは、細長い円錐状で、多くは甘いもの。もう一つは、限りなく正四面体に近いかたちで、味付けがしょっぱいものです。私は、端午の節句といえば、細長い円錐状のものが思い浮かぶのですが、みなさまはいかがでしょうか。
ですので、今日は細長い円錐状の粽のつくりかたになります。結構、手間がかかるので、いつものように、多めにつくって冷凍保存です。普段のちょっとしたおやつにもなりますよ。
一口ポイント
もち米だけだと単調な味わい、食感なので、アクセントに落花生を入れるのが、陳媽風!
使う調理器具
・圧力鍋―笹にくるんだ粽を一気に茹で上げます。
・蒸籠―冷凍したものを温める時に使います。
材料(30個ぐらい)
・笹の葉―60枚(いっぱいつくりるので、安い中国製にしました。)
・もち米―1kg
・還元水―200cc(もち米がふっくらと炊き上がります。)
・生落花生―500gぐらい?(今回は、家にあったものを使いました。調理する前に測り忘れました……。)
・砂糖―適量
・たこ糸―40mぐらい
準備編
粽をつくる準備は、前日の晩からはじまります。多いかなぁと思いつつ、今回は1kgのもち米を用意しました。このもち米を洗米し、水に浸けて一晩寝かせるところからスタートです。
2日目の朝。水を吸ったもち米はいくらかふくれ、つやつやとしていて、とてもきれいです。次に、生落花生を洗います。そして、1時間ぐらい水に浸しておきました。
その後、もち米と落花生を混ぜ合わせ、還元水を入れます。還元水を入れると、もち米がわずかに黄色くなってきます。均等に行き渡るように、菜箸で撹拌します。
還元水を入れると、仕上がった時に、もち米に粘りが出ます。今回、200ccの還元水を入れてみました。まだ研究不足ですが、ほどほどでいいかと思います。
次は、笹の葉の処理です。葉っぱの硬い根元の部分を切り落とします。そして、一枚一枚重ね、丸めて束ねて、沸騰させたお湯に10分ほど入れおきます。
準備の最後に、たこ糸は1.2mぐらいの長さに切り揃えておきます。私の包み方だと、1本で3つの粽が縛れます。もちろん、一つずつ縛っても構いません。いろいろ試して、自分にあったやり方を見つけて下さい。これで準備は終了です。
調理編
では、つくっていきたいと思います。まずは、もち米を笹の葉で包むことからです。
2枚の笹の葉を使って包みました。まず、一巻きして、アイスクリームのコーンのような形にします。コツは、もち米が流れ出さないようにするために、円錐状の頂部に一粒の落花生を置いてから、もち米と落花生を流し込んでいくことです。
スプーンを使って、笹の葉の中にもち米と落花生を詰めていきます。
10cmぐらい詰めたら、ふたをするように笹の葉を折りたたんで、中身がこぼれないように、余っている部分をぐるぐる巻きにします(ごめんなさい。作業に追われ、写真を撮るのを忘れてしまいました……)。
葉っぱを巻き終わったら、一方の手で粽、もう一方の手でたこ糸をもち、ほどよく縛っていきます。最初はとまどうかもしれませんが、笹の葉を2枚使っていることもあり、下の写真からわかるように、横方向に一巻き、縦方向に一巻きすれば十分です。
包み終えたら、電気圧力鍋で1時間ほど茹でます。
茹であがった粽は、こんな感じになりました。砂糖をつけて食べるのが、陳媽風。気分を変えたい時は、黄な粉をまぶしても相性抜群。できたては、ほんとにおいしいよ。
さすがに、1kgは多く、巻くのにかなりの疲れました……。食べきれない分は、十分に冷めてから冷凍保存です。食べたい時に、食べたい分だけ、蒸し器で蒸せば、同じおいしさがよみがえります。
今回は、落花生を使いましたが、あんこを入れてもいいでしょう。中身が変わっても、巻き方は一緒です。家族みんなでつくっても、楽しいよ。
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