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ウエイトリフティング入門のためのフロントスクワット
はじめに
ウエイトリフティングやりませんか?
日頃からスクワットをトレーニングに取り入れているアスリートのみなさん。
フロントスクワットという選択肢はどうでしょうか。
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— タンク村上 (@tank_murakami) November 24, 2022
スクワットとフロントスクワットは両方とも下半身を鍛えることができるトレーニングですが、そこには大きな違いがあります。
説明するまでもないですが、スクワットはバーベルを背中に担いで、足を広げて立ち、膝を曲げて屈伸動作をするトレーニングです。下半身全体を鍛えることを目的としています。
スクワット365kg自己新記録 pic.twitter.com/6FGMORzX7f
— タンク村上 (@tank_murakami) August 13, 2020
一方、フロントスクワットは通常のスクワットとは違い、上半身をしっかりと起こした姿勢をとり、バーベルを首の前(鎖骨、肩)に担いで行います。このトレーニングの目的は特に膝関節の筋力や体幹を強めることです。
フォームに関しては、バーベルを体の前方に担いでいるため、バーベルの重心を身体の重心に合わせると上半身が起き上がります。正しい姿勢を保つために背中を伸ばすことが大切です。
通常のスクワットは前傾姿勢のため腰椎のモーメントアームが長くなり、腰の剪断力が大きく加わります。フロントスクワットは上半身を起こしているため、腰椎のモーメントアームが短くなり、腰への負担が小さくなります。
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一方、フロントスクワットは膝関節への負担が大きくなるので、スクワットに比べて膝関節に優位に刺激を与えることができます。
レベルについて言えば、スクワットは初心者からトレーニングに組み込まれますが、フロントスクワットは上肢の柔軟性が必要なので、初心者には難しいかもしれません。
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