見出し画像

一般NISAどうする?

 来年2024年1月から新NISAが始まろうとしている。投資をしている方、投資を始めようと興味を持ち始めている方は新NISAについて調べて、今後の方針を検討している方ばかりだと思う。今回は私が新NISA移行に伴い、現NISA口座で特に一般NISA口座をどうしていくかについて現時点の方針を述べたいと思う。
 そもそも多くの方はつみたてNISAを選択されている方が多いと思われるが、私は一般NISAにしている。理由は単純でつみたてNISAの年間合計額が少ないからである。海外赴任で貯めたお金を一気に投資に回したいと考えていたのでロールオーバーで最大10年で毎年120万円上限でより多くの資金を投資信託で運用したほうが私には合っていると考え一般NISAで運用を始めた。
 しかし新NISAが発表され、私の運用方針は変更することになった。新NISA登場により最大10年の運用期間が恒久化されたのだ。金融資産運用をしている者には大変喜ばしい改革である。ただ小さな悩みもできた。それが一般NISAがロールオーバーできなくなったことで、一般NISA口座2019年度分以降をどのように対応するのがベストなのかである。
 本来ならロールオーバーして運用期間を5年延長できたのだが、新NISAによりそれができなくなった。2019年分一般NISA口座を放っておくと2023年12月末時価で特定口座に移動されてしまう。そうするとそれ以降の売却益等には課税されてしまう。それは避けたい。
 そこで今考えているのは2023年12月下旬に2019年分の一般NISA口座の投資信託を売却し、2024年になったら同じ投資信託を同額再購入することである。こうすることで、ほぼ実質的に一般NISA口座から新NISA口座へ大きく損することなく、移動することができる。年末年始に急騰しなければだが。。長々とした前振りだったが、やることは単純な方法である。
 2018年ごろから投資を勉強し始め、2019年から実際に運用を開始した。最初は手探りだったためとりあえず一般NISAで投資信託を運用することにしたが、実は途中で運用方針を変更している。一般NISAの使い方を投資信託ではなく、個別株売買にしたのだ。正直、投資信託は手堅いが、面白みがなかった。そこで一般NISAで個別株売買の練習をすることにしたのである。やってみてわかったが、個別株投資は投資信託の何倍も難しい。とても良い勉強になった。
 新NISAでは積み立ても個別もどちらもできるようになり、とても魅力的な制度である。途中から特定口座で積み立てしていたが、2024年からは新NISAで積み立てたいと思う。また一般NISAも5年後を迎えたら順次、新NISAにさきほどの手法で切り替えていこうと思う。投資運用方針の定期的な見直しは引き続き実施していくが、これが現時点での私の一般NISA対応方針だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?