Zvim@THREE-O

2024年夏、唐突にボードゲームを作ろうと思い立った二児の父。ゲームマーケット出展まで…

Zvim@THREE-O

2024年夏、唐突にボードゲームを作ろうと思い立った二児の父。ゲームマーケット出展までたどり着くことができるか!? ゲーム関係の仕事をしているので、その知見(とコネ)を役立てていきたい。

最近の記事

いくつ作れば? 値付けどうしたら? ゲームマーケット出展費用について考える

どーもこんにちは。 ボードゲームを作ろうと思い立ち本年8月にnoteを書きはじめた素人です。 で、ですね。 それ以降、SNSを通して出展者を観察したり、意気揚々とゲームの案を考えていたのですが、「予算、しんどい」ということに今更ながら気がついてしまったんですよ。 というのも、 カルカソンヌのようなタイルを使ったボードゲームを作ろうと思った タイルの形状が複数パターン存在し、見た目も楽しいゲームを考えた 制作費を試算して憤死しそうになった ということがありまして。 誰

    • ロストレガシーライセンス対応カードゲーム制作記(第5回)テストプレイ編その2

      ボードゲームを作ろうと思ってすぐの頃、テストは何度でもした方がいいというのが常識のように語られていることを知り、なんて意識が高いんだ! と感動したものでした。 ビジネスシーンでも同様のことが言われているけど、でも一部では軽視されているのが実情なだけに、好きでやってる・行き過ぎた趣味の延長がいかに尊いかということをあらためて思い知りました。 というわけで、不詳ワタクシめもそれに倣って2回目のテストを実施したのでした。 前回はおっさん4人でしたが、今回は子ども(中1が2人)+私

      • ゲームマーケット2024秋の期待作

        どーも、こんにちは。気が向いたときだけゲームマーケットに参加している勢のZvimです。 そして直近、ゲームマーケット2024秋は11月16日(土)、11月17日(日)の開催なのですが、ゲーム制作を表明したからには行かないという選択肢はありません。 でも今回、会場が幕張なんですよね。遠いなぁ。土日の違いを見ておきたかったけど、そこはSNSを通じての確認になってしまいそう。 最近はカタログからトレンドの変遷と傾向を確認したり、取置予約できるゲームを探したりしています。 それにし

        • ロストレガシーライセンス対応カードゲーム制作記(第4回)テストプレイ編

          矢継ぎ早にお届けしている本シリーズ、第4回となる今回はテストプレイの顛末報告回です。 フォーマットとしては申し分のないロストレガシーライセンスを使ってはいるものの、はたして1週間で、マトモに遊べるゲームを作れたのでしょうか。 また、有意義なテストはできたのでしょうか。 マトモに遊べるゲームを作れたのか 校正よりも内容の充実に時間を割いてきたので、文字数が多いのなんの。 でもなんとか、テスト前夜には遊べる状態にはなりました。 印刷しなかったのは、テスト中に即応でテキスト修

        いくつ作れば? 値付けどうしたら? ゲームマーケット出展費用について考える

          ロストレガシーライセンス対応カードゲーム制作記(第3回)ローグライトを考える編

          前回、こんなことを言ってました。 じつはあのあと、思い出しました。Slay the Spireボードゲーム化のクラファン(英語版$3,939,337、日本語版¥61,173,505を達成。パネェ)があったことを。 元々がカードゲームをモチーフにしたものだし、そりゃ作っちゃうよなあ。 PCゲームを忠実に再現しようとしているようで、おかげでスーパーリッチなコンポーネント。というわけなので、今回作ろうとしているゲームの参考になりそうにないんですよね。リッチとは対極、ミニマルなゲ

          ロストレガシーライセンス対応カードゲーム制作記(第3回)ローグライトを考える編

          ロストレガシーライセンス対応カードゲーム制作記(第2回)企画のベースを考える編

          成り行きでロストレガシーライセンスを利用したカードゲームを作ることになりました。昨日、思いつきで。 その上、期限は一週間。次週土曜日にはテストプレイを実施します。ついでに前日金曜は酒盛りです。 そんなスケジュールで大丈夫か? なお経緯の程は前回の記事をお読みいただけますと幸いです。 では元気にいってみよう。 Lからはじまるロストレガシー ロストレガシーのタイトルって、特徴的なんですよね。英語だとLost Legacyって綴りなんですが、元ネタのラブレターはLove

          ロストレガシーライセンス対応カードゲーム制作記(第2回)企画のベースを考える編

          ロストレガシーライセンス対応カードゲーム制作記(第1回)見切り発車編

          本noteの趣旨はボードゲーム制作なのですが、出来心で先日、ゲーム専門学校の学生に向けた内容の投稿をしたのでした。 で、ですね。 そこで、こんなことを書いておりました。 言うだけなら誰にでもできるんだよぉ! ハイ、偉そうなこと言ってスミマセン。 というわけで。 さっそく伏線回収とまいりましょう。 今回はブーメラン回。自ら実践し、それをレポートする試みです。 ただし作るのはカードゲーム。PCゲームでなくて恐縮ですが、本質的には変わりませんので、こちらを使ってやってきます

          ロストレガシーライセンス対応カードゲーム制作記(第1回)見切り発車編

          ゲーム会社に開発職で入社する方法 東京ゲームショウで学生から採用について質問されたので考えてみた

          年に一度のゲームの祭典、東京ゲームショウ2024(以降TGS)に行って来ました。 近年は新情報がオンライン配信されたり、また企業が単独で発表を行うことが増え、TGSの役割は変化していますが、それでも企業もファンもひとところに集まり、浮かれ、はしゃぐのは、何物にも代えがたいものがあります。 と、そんなTGSですが、今回はメディアが取り上げるような派手な記事とは違ったところに焦点を当てまして。 ゲーム専門学校の学生と話をしていて思うところがあったので、ひとつ真剣に考えてみたので

          ゲーム会社に開発職で入社する方法 東京ゲームショウで学生から採用について質問されたので考えてみた

          所要時間15分 IB式アイディア発想法でボードゲームの骨子を考えてみた

          ゲームのアイディアって、誰が、どうやって、生み出しているのでしょう。 がんばってひねり出す? 天才のひらめき? そのための技術や法則がある? これからボードゲームを作ろうと思ってつい先日noteをはじめた、何者でもない私が語るのもおこがましいのですが、今回のテーマはこちらです。 とりま、ぐぐってみた 定番のテーマらしく、検索すると記事も手法も山ほど見つかります。ざっと眺めたところ「そのための技術や法則」がありそうですが、そう見せかけないと読んでもらえる記事を作れない、と

          所要時間15分 IB式アイディア発想法でボードゲームの骨子を考えてみた

          子供観察 この先どんなゲームを遊ぶのか予想してみた

          そういえばうちの子どもたちはいま何をして遊んでいるのだろう、というのを確認しようと思ってInstagramやスマホの写真を眺めていてわかったことが。当然といえば当然なのですが、家にあるもの・家にあるゲームで遊んでいるんですよね。で、これって子供が自ら手に入れたものではなく、親が買い与えたもの、誰かしら大人から買ってもらったものが大半を占めているわけです。 ただ、想定外の遊び方をするのが子供らしいというか、例えば本でも雑貨でも積みまくってみるとか。ぬいぐるみがあれば想像力だけで

          子供観察 この先どんなゲームを遊ぶのか予想してみた

          何のためにボードゲームを作ろうとしているんだっけ

          ただ作ってみたいから。アイディアを思いついたから。儲かりそうだから。 誰しもに理由があるのでしょうが、私の場合は……。ということで、はじまりはじまり。 家族で遊べるボードゲームを作ろう(どうせならその過程を公開しよう)と思い立ちnoteをはじめました。 そこで先週、作り始めるその前に「未完成ゲームを供養する」と称して振り返りと対策を論じてみたのでした。 そして今回、次のステップ。プロダクトについてではなく、その前提についても考えを巡らせ、足元をさらに固めようと思います。

          何のためにボードゲームを作ろうとしているんだっけ

          未完成ゲームを供養する 振り返りとそこで得られた示唆について

          家族で遊べるボードゲームを作ろう(どうせならその過程を公開しよう)と思い立ちnoteをはじめました。 でも作り始めるその前に、ひとりブレストをしっかりやっていきたい。まずは雑念を書き出す。客観的にそれを眺めて頭の中を整理する。それから目指すべきゴール・チャレンジしたいこと・やらないことを言語化する。 ぼんやりとゲームのネタは考えているのですが、作り始めるのはそのあとです。 というわけで、今回はその「雑念を書き出す」「頭の中を整理する」の一環として、かつて作ろうとした(あるい

          未完成ゲームを供養する 振り返りとそこで得られた示唆について

          自己紹介 | はじめてのnote

          はじめまして。家族みんなでゲームを遊ぶという実績を解除した二児の父、ゲームサークルTHREE-OのZvimです。このたび何度目かの「ボードゲームを作ろう」熱にあてられた勢いでnoteに手を出してしまいました。 新たな目標は「自作ゲームを家族で遊ぶ」です。ライバルはカタン、犯人は踊る、マインクラフト……強敵ですね。 なお世を忍ぶ仮の姿として会社員をやっており、そちらでもゲームを作ったり運用したりしています。知見を活かせるとよいのですが果たして。 noteを通じてやりたいこと

          自己紹介 | はじめてのnote