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コロナの中での転職

初めまして

初投稿です。

3月末で前職を退職して、4月から新しい環境で働き始めてます。

周りから「このコロナの時期によく転職出来たね」と言われてます・・・

確かにそうかも?と思ったりもしますが、運が良かったのかどうなのかと言う所ですが実は今回の転職活動で私自身の就職活動自体が正直、「初就職活動」でもありました。

実は学生時代の新卒での就職活動を経験していないのです。私は高校(定時制)を卒業するにあたり、当時アルバイトしていた米軍基地内での英語を使った仕事をしており、そのまま語学勉強を続けて居たかった為、大学進学(社会人推薦枠)は使いませんでした。費用面もありましたが、定時制での大学進学は社会人推薦枠を使わないとほぼ厳しい状態でした。

社会人推薦枠は「就職先もしくは就業先から内定や社員での雇用を証明してもらう」必要があったからです。アルバイトでは内定でも無いし、社員でも無いので雇用の証明を会社側からしてもらえないという所でした。

20代をフリーターで過ごし、米軍基地でのアルバイトも途中でID期限があり、その時期にアルバイト先の会社が米軍基地から撤退する時期と重なり、辞めてガソリンスタンドなどで働いたりしてました。私は女性ですが、バイクや車が好きな事もあり、そういった業界での仕事も全く苦ではなく、逆に楽しかったです。途中で生命保険会社の外交員に正社員として勤めましたが、その時も誘われて働いたという経緯があったので所謂「新卒生の就職活動」と言うものを経験せずに過ごしてきました。

生命保険会社の後も警備会社で働いたり、派遣社員から派遣先の企業に声かけて貰って「契約社員」での雇用で働いていたので今回の転職活動で年齢的なものもありましたけど「こんなに大変なんだ」と実感しました。

仕事しながらの転職活動だったので、転職サイトも合う合わないがあったり、条件マッチしても書類選考で落とされる事もかなりありました。

転職活動を始めたのは2月上旬です。2月中に2次面接まで進んだ企業は1社でした。そこで必要なスキルは「語学力」「コミュニケーション力」「ITスキル」でした。1次面接は既にコロナと関係無く「Web面接」でした。ちょうどWindows10に切替の後だったのでPCを買い替えてましたが、私が購入したのは「リフレッシュPC」新品ではありません。スペック的には十分ですが、よく見たらインカメラが無かったです・・・笑

今でこそ、テレワークなどで使うのに需要が急増したので品薄ですが、その一歩手前で購入出来たので間に合った感がありました。でも、2次面接で「英語で自己紹介して下さい」と言われ、1次面接で語学力が必須スキルと聞いていたにも関わらず油断していたのと甘く見ていたところがあり、不採用となってしまいました。中途採用は基本的に派遣と同じで「即戦力」が必須スキルなので、その即戦力ラインに届かなかったという事になります。他にも何社も応募はしていても返信が無かったり書類選考で不採用が続きました。でも焦ってはいけないと思い、応募した企業名と応募日、使用転職サイトなどをExcelの一覧にして可視化しました。そこで使えない転職サイトを使用しているという事が分かりました。可視化する事は重要だと思いました。

Web面接だと面接官と直接対面しないので、緊張度が違いますが意外と面接官は表情だとかしぐさなどカメラ越しに見ています。なので、表情が豊かで無い、はっきりとした口調で話していないなど今までの面接では見られないようなところが見られています。

私には逆に良い緊張感での面接を受けれたので、落ち着いてしっかりと話しが出来ましたし、勤めたらこうしたいなど自分の思いもすんなりと言えました。それが練習台だったのかな?と今では思ってます。

転職先である今の企業では対面での面接でした。使った転職サイトも別のものです。前の失敗を繰り返さないよう、慎重に準備をしました。1次面接の時の面接官が役員面接だったという事は勤めてから知りましたが。

自分の強みと言うか、自分が持っている知識を生かして仕事をしたい事と必要なスキルは今までも現場で身に付けてきた事などを伝え、よくある「自己過剰評価」はせず、今はここまでのスキルしか持っていないけどそこは独学であったり、仕事を通して身に付けて応用できるようにしていくスタンスだと言いました。無事に1次面接を通過して、2次面接に進み採用担当から「楽にして来て下さい」と言われました。楽って・・・と思ったので、1次面接時に貰った資料があり、その資料には「日付」と「コメント」を各ページに書く欄があったのでこれは絶対に「資料見てどう思った?」とか聞かれると先読みして感想など記入して前日に内容を見直して持参したところ、グループ会社代表面接でした!

想像通りに聞かれたので、思った事をしっかり伝え、自分の意見も伝えました。学歴や職歴と少しプライベート面も聞かれましたが、その理由もしっかり伝えて「若かったからと言う訳では無いですが・・・」やその経験を生かして得たものなども伝えました。営業職で応募した訳では無いのですが、「提案書」を出して欲しいと言われて頭の中では「???」でした。

午後から仕事だったので、お昼を食べていたカフェで横に居た営業マンぽい、もちろん知らない人でしたけど「お仕事中にすみません」と声かけて「提案書のレジュメってどういうものの事を指してるんですか?」と聞いて教えてもらいました。理由を話したら「頑張って下さいね」って言われました。ちょっと嬉しかったですね。早々に採用担当からメールが来たので「お話を頂いて、作成した事が無いものですので、ご提出させて頂く提案書の構想を練っているところです」と伝え、提出する目途の日程も伝えました。そこからは休みを潰して提案書の作成を始めました。文字より図で表す事や比較を分かりやすく、ページ数も少なくなど自分なりに作成しました。転職の面接で言われたものなので、商材が有る訳では無いので、自分なりに「こうした方がメリットがある」というところをポイントに作成して提出しました。そこから結果が出るまでに2週間位かかりました。

3月末もかなり近くなり、他の企業で面接まで行くところが無い状態だったので、焦り気味でしたが、焦りは禁物。良い結果は出ない。と自分に言い聞かせてダメならアルバイトでも働こうとも思ってました。その寸前位に採用担当からメールで連絡があり、2次面接の時点で応募職種を勘違いしていたようで連絡が遅くなったと言ってました。無事採用になりました。

でも、提出した提案書について、どう思ったのかが知りたかったので「もし、よろしければ先日ご提出させて頂いた提案書についてのご感想をお伺いしてもよろしいでしょうか。」と返したところ「文字がちょっと多い」との事でした。最初は「えっ?」と思いましたけど、見返してみれば比較表にも文字があるので多く見えるなぁ、数値で表せば良かったな、とか思う事は多々ありました。次回、作る機会があればそこを改善しようと思います。と返信しました。

事務職だったので、提案書なんて作らないしって思いましたけど、前職の営業マンが作る提案書とか貰う提案書とか見た事ありますが、やはり文字数が多い・・・と気付きました。時間の無い顧客とのやり取りで出すには「図」「数値」「メリット/デメリット」「文字数は少なく」「ページ数も減らす」が必要だと思った事と「何が良いから勧めている」と言う「アピール」も必要だと思いました。

今回の転職活動で得たものは大きく、事務職からデータ加工の職種替えです。今の状況で雇用してもらうには自論ですが、「明確な理由」「何が応募した企業でしたいか」など自分の意見を言葉を上手く使って相手に伝える「アピール」が必要だと思いました。あと、福利厚生や収入面など「良いとこ取り」をしようとするとそれなりのスキル以上のモノを求められるのは当たり前の事で、私はそう言った「良いとこ取り」は止めました。通勤片道2時間かけて都内勤めして得たものは最後の客先現場でPCスキルがハイスピードで得られた部分しか無かったです。セキュリティ面でもかなり厳しい現場だったので、その癖が生きていてチームミーティングなどで発言なども出来ています。本社で事務をやっていたら得られないスキルでした。今は通勤40分です。本当に体への負担が減りました。ようやく働きたい業界へ入れましたし、収入面ではかなり下がりますが、そこは今まで不要であったモノを必要と感じて使っていた費目を減額するように生活の見直しをしてダウンサイジングしていけば良いと思います。

コロナがまだ続いていて、転職など厳しい状態やこれからは勤務や生活の形態に変化が出てくると思います。その中で柔軟な対応が出来るように、この時期から取り組むことが新しい自分を生む事に繋がると思ってます。





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