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1分で読めるコラム「マウント」

マウントを取るって?

少し前に、Apple Watchを買うのはどんな理由で買う人が多いののかな?そう思って調べてみたら、

「なぜApple Watchにしたのですか?」
という質問に対して
「時計マウントに引きずられないため」

という20代男性の回答があって、時計マウントなんてあるのかあ、と何気なく思いましたが(高級時計マウントの場面なのですかね)その事をきっかけに考えてみると、日常生活でよく耳にするマウントは時計に加え、例えば

1.車
2.住むところ
3.ブランド品

なのでしょうか?そういう会話をする機会は私はあまりないけれど、マウントを取る意味とは

-マウンティングのもともとの意味-

マウンティングとは、本来、動物が自分の優位性を誇示するために馬乗りになることを指します。人間においては、実際に馬乗りになることはありませんが、精神的な馬乗りともいえる状況を作り出すこと、そういった行動をとることを「マウントをとる」といいます。

動物が優位性を誇示するとは、動物の世界ではよくある事ですが人間同士のそういう行動はなぜかあまり良い気分にはなりません。出来れば避けたい大概の人はかわす事をすると思います。そんな時Apple Watchなら絡まれない、というのは私は初めて目にした意見でした。


そういった理由で、Apple Watchにする事もあるのかと思い、そして考え方は人それぞれだなあと思えます。(けれど、マウントに巻き込まれないよう、かわす術を身につけるのも大切なんだそうです。)


マウント自体の行為は私には理解し難いけれど、例えば女性も男性もお気に入りのものなら、人に話したくてたまらないというのは少し分かります。思い入れのあるものなら尚更かもしれません。物でも、出来事でも、努力して手に入れた物ならマウントという形でなくても、話題として話すことは構わないと思うのですが、用は話し方なのかなあと思いました。

大切なのは不快にさせない話し方、なのかなと思います。思いやりに欠けたらそれはマウントに限らず全て不快になってしまうと思います。その少しの意識でコミュニケーションがスムーズになる事もあるのかもしれません。

話し方の思いやり、と言えばある家庭では(それもたまたまブログで拝見したのですが)「嫌い」
という言葉を家族で使わないルールにしているそうです。その代わり違う言葉に置き換える。この発想は面白いなあと思いました。「嫌い」という言葉に固執せず、違う言葉に置き換える事ですごく優しい表現になっていました。その家庭の5歳の男の子が(関西の子)
「にんじんは嫌い!」ではなく
「にんじんのこういうところが苦手やねん」
嫌い、と言い切るより確かに少しマイルド?な感じがしてとても良いなあと思いました。

話し方の工夫、すごくこの頃考えます。
会話には責任を持てるようになりたい、そして、表現が難しいのですが、自分の努力が実ったりした時に、マウントなんかしなくても誰から見てもピカピカの自分でいたい、そんな風に思います。

そしてまだ修行中です。

寒い夜はゆっくりおやすみください!

(MacBook)

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