総務省の方に聞きました。給付はもらえるの? もらった人はいるの?
新型コロナウィルスにより収入減の世帯に対する30万円の給付は、所得制限なしの個人あたり10万円の給付の方針が打ち出されてから撤回されました。
しかし、いつ10万円の給付がもらえるのか、確定していません。もし10万円の給付がずっと先だったら、今、収入減で苦しんでいる人はどうなるのか。タイムラグはどうするつもりなのでしょう。
そういったことを確認するために私は総務省に電話を掛けました。実際に収入減で家を追われそうになっている知人がいるし、私だって取引先がひとつ減ったのです。他人事ではありません。
総務省への電話がなかなかつながらない中、しつこくかけ続け、やっとつながった結果、私は脱力するするような回答を得ました。
①10万円一律給付の方針となってから30万円の個人給付はなくなりました。
②30万円の個人給付も、国会の補正予算案が成立してから実施される予定でした。
③したがって、30万円を受け取った人は現時点で誰もいません。
言葉遣いは整えたものの、電話で対応してくれた人が話した内容は上記のようなものでした。問題が指摘された30万円の給付すらも、絵にかいた餅だったのです。
私がひどく落胆したのは、私が政治について無知だったから、とも言えるでしょう。政治がどのように成り立っているかを知らないと、どれだけ新しい情報を得ても、理解することができないのです。
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