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脳天気夫は「『マウント』がわかりません」

みなさん、こんにちは。ネガ主婦はなです。

本日は素直に生きる脳天気夫からのこの言葉を分析していきたいと思います。

昨今「マウント」という言葉をよく聞くようになりました。

自他共に認める繊細人間ネガ主婦は、「うわ、この人マウント取りに来てる」ということに逐一気づいてしまいます。

あるとき突然催された学生時代の同級生数人での食事会

行く前からなんとなく集められたメンバーを見て、主催側の意図を察しました。

察しながらも「もしかしたら普通に懐かしく集まるだけの会かもしれない」と参加したところ、まぁ見事にマウントを取られて帰ってくるわけです。

その会の大きな(ネガ主婦の肌感的)テーマは

「次は誰が1番結婚に近いか」

だったと思います。

「私は相手の両親に挨拶に行っている」、「もう結婚は確定しているもの(プロポーズはまだない)」、「人気の産婦人科はどこか?」そんな話です。

当時ネガ主婦は脳天気夫とお付き合い中で、脳天気夫は県外へ長期赴任していました。

その時点で1番結婚から遠いとみなされたのでしょう。

「はなちゃんはまだ結婚は無いとして〜」、「この年齢で遠距離って勇気あるね。浮気され放題じゃない?」、「次結婚するのは私だな」

などなど言われたい放題です。

言い返しはしません。性格上言い返せないのもありますが。

「へぇ〜みんな進んでるんだね」

と、微笑みながらのらりくらりと会を終え、帰宅後は疲れ過ぎたことと改めて遠距離恋愛の寂しさで涙が溢れました。

あんなことをして何が楽しいのだろうか…いや、安心したいんだろうな…と一応は理解しながらも二度と参加しないと決意するのです。

そんな話をもちろん脳天気夫にも話しました。

そのとき脳天気夫はこう言いました。

「俺、マウント取られてること全く気づけないんだよね。というか『言葉の裏』ってやつがわからない。『言葉は言葉でしかない』からそれ以上の意図を察せない」

と。

「京都人が『お茶のおかわりいかがですか?』と言ったら『帰れの合図』みたいな?」とネガ主婦が聞き返すと、

「そうそう!俺なら『あ、いいんですか?じゃあ1杯頂きます!』になっちゃう(笑)」と笑いました。

夫の素直さがネガ主婦には眩しいです。笑

しかしそこでネガ主婦は思うのです。

「マウントは受け取らなければ成立しない」

「聞いた言葉を余計な解釈を入れずに受け取る」

これを徹底していれば疲れないのではないだろうかと。

ネガ主婦はなんとなく「マウント」と「自慢話」の違いがわかっていませんでした。

賢い賢いChatGPT先生にお伺いしたところ、

「マウントを取る」
マウントを取る人は、相手に対して優位に立つことを目的としています。他人と比較して自分が優れていることを示そうとし、相手を下げるような発言をすることが多いです。マウント行為は相手に対する攻撃的な意図があることが多く、自己満足や安心感を得るために行われます。

「自慢話をする人」
自慢が多い人は、単に自分の成功や良い点を他人に知らせたいという欲求が強い傾向があります。相手を下げる意図は必ずしもなく、むしろ自分を認めてもらいたい、褒めてもらいたいという動機が強い場合が多いです。自己肯定感を高めるための行動であり、周囲からの承認欲求が関わっていることが多いです。

だそうです。

つまりは自慢話によって相手との優劣を付けようとするとマウントになるわけですね。納得です。

ネガ主婦、自慢話は「そうかそうか、よかったね」と笑いながら受け流せがちですが、マウントはそうはいきません。

「私のことを見下したいと思われている」

ということに腹立たしさや悲しさを性格上余計に感じるわけです。

母親や博識な友人からこんなお話を聞いたことがあります。

お釈迦様は弟子に意地悪をされたとき、静かに弟子に言うのです。

「もし誰かがあなたに贈り物をしようとして、それをあなたが受け取らなかったら、その贈り物は誰のものになるだろうか?」

弟子たちは答えました。「贈った人のものになります。」

お釈迦様は続けて、「その通りです。同じように、もし誰かがあなたに悪意や侮辱を投げかけても、それを受け取らなければ、その悪意はその人自身のものとして残ります。」

と。

有名な書籍「反応しない練習」に書いてあることも概ねそうかと思います。

受け取らないマウントは相手に帰っていきます。よって自分の立場が下がる思いをすることもありません。

受け取られず、自身に帰ってきたものに相手はモヤモヤするでしょう。悪意を持って投げたのであれば。

そうやってマウントを取る意味の無さや情けなさに気付く人もいるかもしれません。

これ以降私は意識してマウントを受け取らないことを心がけていますが、素で今までマウントを感じてこなかった夫はすごいと思います。以前の記事にも書いた「相手も自分も肯定している」の賜物なのでしょう。

【分析結果】

・マウントを受け取らないことを徹底している人間は幸せである

・言葉の裏を積極的に読もうとしない人間も結果、幸せである

ということにしておきましょう。

本日も長い長い備忘録にお付き合いいただきありがとうございました。

ネガ主婦はな

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