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写真を買ったことありますか?

こんにちは。
Youtubeで旅チャンネル観ていたら、
海外に行きたくなってしまった週末写真家のTaniguchi Junyaです。
(写真は2018年に行ったドイツ・ミュンヘンのAntiquariumです。)

皆さんは写真を買ったことがありますか?
いきなりの質問になってしまい、すみません💦
最近、カメラ雑誌の相次ぐ休刊に、写真というものの未来を考えます。

実は、かく言う私自身も、数年前まで買ったことがありませんでした。
飾る場所がないし、写真集の方がお得で良いじゃん?って思っていました。

日本では他の諸国との住宅環境(広さ、壁穴あけNGなど)が異なっていたり、絵画、カレンダー、タレントのポスター、家族の写真などを飾ったりはしていても、写真を飾るのは写真好きのごく一部の人達しかいないかもしれません。

そもそも日本では写真撮影の大衆文化的なものはあるけど、日本人が撮る写真には芸術作品としての価値が小さいような気が個人的にはします。それもあってなのか、日本では写真家という職業の地位が悲しいことに芸術家、音楽家、画家のそれと同じ位置ではないようにも感じます。芸術家=儲からない、貧乏、一握りの人達しか成功できないというイメージだからでしょうか。(ちなみにヨーロッパで撮影していると通りがかった人達は邪魔にならないように気を使ってどいてくれたり、屋外撮影であれば注意してくる人がほぼいなかったり撮影者をリスペクトするのが多いなぁと感じます。)

さて、それでは、なぜ写真の写真を買ったことがあるか聞いたかというと、買うということ=価値を認める行為だと思うからです。普通、価値がないものは買いませんよね。笑
自然と買う買わないでその価値が有る無いを判断していると思うとゾッとします。
もちろん人それぞれの生活環境、経済的な理由もあって、買えない場合もありますので一概にそうは言えないかもしれません。

まずは好きな写真を買ってみることから始めると、写真への価値観、写真に対する世界が変わるかもしれません。好きなミュージシャンのCDや好きな小説家の本、アイドルのポスターなどを買うのと同じ感覚で買ってみましょう。そして買った写真を絵画と同じようにお家に飾り毎日鑑賞して楽しみましょう。こういった写真を買う文化が定着したら、もしかすると写真の未来は少し明るくなるかもしませんね。

なお、写真のオリジナルプリントは高額のものもありますので、まずは小さいサイズのプリント、ポストカードなどから始めてみるのが良いかもしれません。(個人的には写真集は飾り辛いのでお勧めしません。笑)

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