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どの神社か迷ったら、御朱印帳を持って鎮守の神様へ

神社にお詣りに行こうと思った時に、どこの神社に行こうかなと迷う時もあると思います。

東京では明治神宮、京都では伏見稲荷大社などネームバリューのある神社へは毎年、数多くの人が参拝に訪れていますが、どの神社か迷ったら、まずは、お近くの神社へ参拝するのがお勧めです。

氏神(うじがみ)様は、地域を守る神様

氏神様というのは、その地域や住んでいる人たちを守っている神様のことです。鎮守様や、産土(うぶすな)様ともいいます。

「村祭」という唱歌、今でも学校で教えられているかどうか分かりませんが、歌詞の中で「村の鎮守の神様の、今日はめだたいお祭り日」というのがあります。

神道では、人は亡くなって50年間はその家を守る神となり、それを過ぎるとその地域を守る鎮守の神様になると言われています。

そんな鎮守の神様を祀っているのが鎮守の神社です。

どの神社に行こうかと迷ったら、まずは自分の家の近くや職場の近くなど、いつもそばで守ってくれている神様詣でをしてみるのもいいのではないでしょうか。

もうちょっと大きな地域の鎮守様

昔は、多くの日本人がその村で生まれて亡くなるまでその村で過ごすことが多かったので、自分にとっての鎮守の神社というは分かりやすかったと思います。

でも、今は人の移動が多くなり、例えば、生まれ育ったのは九州だけど、もう東京の方が長いし、東京でも何度が引っ越しているなど、ここが自分の地元と言い切れるだけの地域がないという人も多くなってきていると思います。

そんな人のために、というわけでもありませんが、もっと大きな地域を守護する鎮守の神社があります。

江戸総鎮守 神田明神

主祭神は、大黒様、えびす様そして首塚で有名な平将門様。

徳川家康が神田明神で戦勝祈願し勝利を収め、天下統一を果たした後、徳川家は祭礼を絶やすことがなかったと。

新皇と名乗るも討ち取られた平将門を祀っているのは意外な感じがします。明治7年(1874年)、明治天皇は東京に居を定めた後、そんな旧「朝敵」を祀る神田明神を参拝しています。

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神田明神の御朱印は書き置きタイプのみが授与されています。

京都総鎮守 上賀茂神社 下鴨神社

上賀茂神社の祭神は賀茂別雷大神(かもわけ・いかづちの・おおかみ)で日本神話に登場する神様。

下鴨神社の御祭神は賀茂建角身命(かも・たけつぬみの・みこと)とその子、玉依媛命(たまよりひめのみこと)で同じく日本神話に登場する神様。

両社合わせて「賀茂の社」と言われていて、山城国の一宮(いちのみや)。
とっても格式の高い神社です。

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日本総鎮守 大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)
愛媛県今治市

なんと日本の総鎮守の神社まであります。日本全国、転勤の多い方で、自分の鎮守様に迷ったら大山祇神社へ参拝するのがいいかもしれません。

本社の祭神は大山積神(おおやまづみのかみ)で、あらゆる祈願にご利益があるようです。

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まとめ

総鎮守はその他にも各地域にあるので、調べて参拝の時の参考にしてみてください。

そして、鎮守様に詣でる時には、御朱印帳をお忘れなく❣


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