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伝えると伝わるは違う

人を育てるという立場になってから…
思ってることを伝えるのが難しい…
っちゅうことで悩んだ。

伝える…と伝わるは違うな…と。

伝える側として一生懸命想いや方法を伝えるが…
伝わっているか?と言われると…
伝わってないと感じる。
というような事は結構あるんやないかなぁ?
伝えたつもり…。っちゅうこと。

伝える側の語彙力やパフォーマンス?

よく…めっちゃ怒る人や叱ってばっかり
の人っていますが…
伝える為の手段として考えてるなら
伝わる可能性はあるんやけど…

多くは伝わらないことのいら立ちやその場の感情で
やってしまってるし…
そのことに気づいていないケースが多いんちゃうかな?
伝えたつもり…っちゅうこと。

これでは…
伝わるどころか気持ちが離れていく一方で
何を言っても伝わらなくなる。

当時、色々考えたんやけど…
2つの原因があるなと気づいた…

1つは…
心を開いてるかどうか?
信頼関係があるかどうか?

心のコップが上を向いてるかどうか?

先輩と後輩…
先生と生徒…
上司と部下…
などの上下関係がある場合は
嫌々でも一応聞いてるふりはしてますが
聞いてないんということ。

自分が下の立場のときに
こんなことなかったかなぁ?

この人の言うことは聞けるけど
この人の言うことは聞けない…みたいな。

違いは何?
尊敬できるかどうか?
信頼できるかどうか?
やと思う。

普段の姿を見てるから…
口ばっかりで…とか
いつも偉そうで嫌なことは押しつけられる…とか

そんな人の言うことは聞かないやんね。

一方で…
普段から面倒見が良くわかるまで付き合ってくれる
押しつけるのではなく聞いてくれる
というような人の話しは聞くよね。

これが1つ。

もう1つが…
相手の理解力にあわせられるか?ということ。

伝えてることを一生懸命理解しよう
としてるんやけどなかなか理解できない…
というケース。

これは…
こちらにも問題があるんやろな…と

その子が理解できる言葉で…
比喩・例え話を交えて話す必要があると感じた。

どうすれば理解できるか?
ということとあわせて…
顔色や表情、目の動きといったその子に対する
観察力や思ってることを引き出してあげる…
といった力も必要と感じた。

この2つを課題とし
自分のなかでトライ&エラーを繰り返したことで
感覚的に伝わるようになったように思う。

プラス…感想などを提出してもらうと
更に確認できるようになった。

色々とやり方を書きましたが…
一番大切なんは…

伝える相手に「愛情」を持って接する
ということ。

これがないとやり方・方法は
何の役にもたたん。

「伝えたい」と思うのは…愛情があるからやし
伝わったか?気になるのも愛情があるから。

この頃からは…
初対面の人や多くの人の前でしゃべる機会でも
愛情をもって話すようになった。

意外に伝わるもんなんやと感じた。

これは…
夫婦間・親子関係・友人も同じこと。
このベースがあれば…
実は自分のやり方・方法は見つかるはず。
と思うんやけど…

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