マイナスの感情

人には喜怒哀楽っちゅう感情がある。

喜び・嬉しい・楽しいっちゅうプラスの感情。
悲しい・悔しい・怒りとっちゅうマイナスの感情。


この感情から…
考えることや動きを見て…
プラス思考（前向き・肯定的）や
マイナス思考（後ろ向き・否定的）
っちゅうように捉えらてれへんかなぁ？

今の世の中やと…
プラス思考は称賛され
マイナス思考は改善するよう
促されることが多いんちゃうかなぁ？

マイナスのことが起こったとき…
普通の人は落ち込みます。
そのマイナスの出来事を…
どう前向き・肯定的に捉えてやるか？
ということが大切です。
…と多くの方がおっしゃいます。

これはほんまにその通りやと思います。

何かあったときに…
後ろ向き・否定的になっても前に進まん…
ってことやと思う。


ここでちょっと角度を変えて…
この先は…
マイナスに考える自分を責めてしまう
っちゅう人に見てほしいんやけど…

マイナスの感情というのは…
悪いことばかりやないと思う。

人は…
悲しいことや悔しいこと、また腹立たしいことがあると…
なかなか忘れることができひん。

これはもっていきようで
どんなに大人しいと思われる人でも
大きなエネルギーになると思うねん。

悔しい・見返したい・次こそは…
という感情は持続力があんねん。

この大きなエネルギーと継続力は
次へのバネとならへんやろか？

よう考えてん…
嬉しかったこと・楽しかったことって
すぐ忘れん？

またその感情を味わいたい…
っていうエネルギーもあるんやけど
マイナス感情のエネルギーの方が
絶対に大きいと思うねん。

そやから僕は
「いつまでも引きずるな…」
とは言わへん。

むしろその悔しさや悲しみを
忘れん方がええんちゃうか？
と思てます。

その悲しみ・悔しさをどうクリアするか？
を考えられたら…
次はうまいこといく可能性は高なると思うねん。

このことから…
マイナスの感情は悪い面ばっかりやないと思てます。