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青山繁晴氏の講演会に参加して

地元のざっくり前後5年くらいの人たちが運営している講演会に参加してきました。静かに何をここまで熱狂しているのかを確かめに。
※この記事では講演会の内容にあまり触れません。

青山さんの講演会は、以前に開催されたときは行けなかったので、ブログ等で考えを確認しながら、気になる人という感じで追っていました。安倍さんの事件の時も前首相と一緒に、本当に悲しそうな、残念そうな、そんな顔が印象的でした。

まず、やはり、作家だし、テレビに出るくらいの人だし、考え方もしっかりしているので話が面白い。テクニックも。引き込まれている人がいるのはすごく納得できました。一つ一つの話が面白く、関連の無いようで繋がっている伏線回収が素晴らしかった。もう少し聞いていたかったと思いました。

内容は、賛否あると思いますが正面からお話しいただいて、納得する話も多かったです。ただ、その前に、自分自身の勉強不足というのも感じました。
その中で、日本は古来より、天下万民のために政を執り行ってきた。という言葉にハッとなりました。これは、いろいろな本を読んだり、マンガでもそうですけど、自分ならこうするのになと思っていても、いざ、そうなったときに、自分の想いも磨き続けないと曇っていくんだと。
そして、高杉晋作の話なども出たので歴史に想いを寄せることが出来、大好きな石田三成の大一大万大吉を思い浮かべました。一人が万民のためを想う。私の大好きな考え方です。(歴史的にこの意味は含まれていないと否定されていますが私の歴史の中では・・・)

講演会中に「国会議員は国のために死ねる人でないと」という強い言葉に、これは、当事者以外が使うと危険な言葉だなと思いました。国会議員だから国のために死ぬのが当然だろう?と国会議員以外が言ってはいけない気がします。僕も国のために死ぬから君も死ぬ?とか、国のために死ぬ覚悟があるんだ!あの人に投票しよう!ならいいのですが。。。青山氏はそのくらいの覚悟をもって国会議員になったんだなぁと、ただただ感心するばかりです。
そして、吉田松陰の「生きて大業の見込あらば・・・」の一説を思い出しました。死生観って大事ですよね。どれがいいとかじゃなくて、いつか来ることに対してちゃんと考えているか?という感じです。

今回の講演会で青山さんのことが好きになりました。人として。ただ、政党のことや主義主張については理解できない部分もあるので、心から賛同します!とか言えないのが現状。講演会として面白かったです。

150年前の明治維新の時代。江戸は世界でも指折りの人口が居たそうです。そんな順風な江戸に黒船が現れ、今までの日本が終わる!と危機を感じ、いろいろな英雄が生まれました。過ぎてみると時代の変革期と言われていますが、今がその時かはわかりません。わかりませんが、自分の頭で考えて、正しいと思えるものさしをもって行動したいと思いました。


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