たった一度のライブで生まれ変わる 三浦大知
彼のライブを見れば体感する
一片の偽りもない生き様、を
TVやメディアでは予測不可能な熱量
観る者を熱狂的な渦に巻き込み圧倒するライブ
俯瞰するモノクロの日常が色鮮やかに迫り来る
なぜなら彼は舞台で
声や表情、踊り、届けられるすべてで生を伝えようとするからだ
2019年10月のライブツアーはまさにそんな感じ「DAICHI MIURA LIVE TOUR 2019-2020 COLORLESS」
「COLORLESS」の由来とは
いつ何時でもフラット。観客の受け取り方によってさまざまな色に変化する。そういう人物でありたい
と彼は言う
収容人数16000人 大阪城ホール2days 10月22日-23日
このライブ会場に三浦大知その人はいた
会場はほぼ満席
ライブは、足元の誘導灯も消灯、うちわやペンラもなしといった徹底ぶり
ライブに集中できる環境が整えられている
私が本格的に三浦大知にハマったのは『Lullaby』のPVがきっかけである
洗練された踊りに響く歌声、舞台に選ばれたのは空を天井とし椅子が置かれたのみ
一瞬にして魅了された
そして「unlock」
紅白や世界的にも様々なアーティストと組むダンサーの菅原小春さんとのコラボ
惹き込まれる歌詞も勿論、ダンスをともなう迸る熱量
タダものじゃない
彼の歌声を聞くためだけに生きている といっても過言ではない
三浦大知から目が離せない
たぶん何一つ嘘がないから
発せられる言葉に対しても、観客に対しても、扱う楽器にすら
彼は誠実そのもの
ここまでおごる事無く苦労をひけらかすでもなく、ただ心から楽しんで
観客の心を照らす人がいるだろうか
私だったらただ好き、というだけで何十年も努力を積み重ねられる気がしない
真摯に向き合う彼だからこそたどり着ける境地なのだと思う
これまでの彼もこれからの彼からも目が離せない
ライター。好きなものをもっと深めたり、日々のちょっとしたことをnoteにしたためたり。興味の向いたことを掘り下げてみたり。