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バイオレゾナンス医学による原因治療で腰痛が改善した患者さん~part3~

谷口 今、当院に最初に来られたときから何カ月ぐらいたちますか?

患者さん 7カ月ぐらいです。

谷口 7カ月ですね。さっきから西洋医学の、一言で言うと限界があるという話がでてますよね。私自身は普通に抗生物質も出しますが、もちろんゼロ・サーチで体や病原体にピタッと合わせた抗生物質しか出さないし、副作用が出ない、これは効くと推定したものしか出さないです。それはゼロ・サーチで見れば全部推定できます。胃薬とかも症状を抑えるためにとりあえず出すことはありますが、それもゼロ・サーチで副作用が出ない、アレルギーが出ないことを確認した上で、全部出してはいます。元々、僕は抗がん剤治療も勤務医時代にほぼ毎日おこなっていたので、西洋医学を否定できる立場ではないです。西洋医学だけで確かに治った人も、白血病が普通に西洋医学だけで治って、もちろん食事指導とかもしていましたが、全然こういうことをせずに西洋医学だけで治っていく人もたくさんいたので否定はしません。ただ、限界はやはりあります。なので、今言われた話だと、鎮痛剤だけでは腰痛が改善しないとか、湿疹に関してもステロイドとか使ったけれど治りはしなかったんですよね。

患者さん いや、ステロイドはもう私は使う気がない、使ってないです。

谷口 ただ、普通はやっぱり使いますよね。

患者さん そうですね。

谷口 使うなとは言わないのですが、一時しのぎですからね。バイオレゾナンスメソッドを導入する前は、けっこう僕もステロイド外用剤を出していました。最近は患者さんにステロイド外用剤の処方を依頼されたときは、僕が処方する必要はないので「皮膚科へ行ってください」とお伝えしています。ただ、西洋医学の対症療法だけでは限界があるよ、ということです。僕はバイオレゾナンス医学の方法論のゼロ・サーチを使って患者さんのエネルギーを観察しながら、西洋医学の薬も使うし、東洋医学の薬も使うし、精神的ストレスにはバッチフラワー(花のエネルギー)も使うし、いいものを組み合わせるだけなので、フラットな感じではいます。ただ、医療関係者だけではなく、最近は一般の方でも何か現代医療は変ではないかと、やはり皆さん、コロナのことでさらにこういうことを思い始めている方はいらっしゃると思うので、そういう方には原因治療というものもありますよ、とご案内しています。

谷口 原因治療はコストパフォーマンス的にはどうですか。全体としてコストパフォーマンスが良いか悪いかでいうといかがでしょうか?

患者さん あまり良くないです。

谷口 良くないですか。歯科の費用ですか。

患者さん 歯科?

谷口 西洋医学であったり原因治療のためにかけた費用に対する症状改善効果が割に合うか合わないかという意味でのコストパフォーマンスはいかがでしょうか?

患者さん 西洋医学は症状が軽くなっても治らないんですよね。この湿疹ってもうほんとうにもう小学校じゃなくて、たぶんもうちょっと小さいときからずっとで、何なんだろうってずっと思っていたんです。今もちょっと何か悪いと出てくるんですよね。ただ、コストパフォーマンスをどっちがどうかと言えるぐらいのまだ期間じゃないかなって、今の段階では。

谷口 僕はバイオレゾナンス医学のコストパフォーマンスは良いと思うのです。結構、統合医療や代替医療はお金がかかるイメージがあるじゃないですか。確かにお金がかかる統合医療はあります。ゼロ・サーチだとピッと見て、「ここに腸漏れがあります」で終わって、もちろんそれ自体は無料です。でも、この「腸漏れがあります」に普通は3~4万円かかる(遅延型フードアレルギー検査)のです。また、腸内細菌叢解析検査というのを出して、カンジダがいます、悪玉菌がいます、とそういう腸内環境を検査するために5万円ほどかかって、しかも海外に出すので結果が出るまでに1カ月ぐらいはかかると思います。あと、重金属の話も、歯科金属が入っているかどうかは口の中を見れば分かりますが、歯科金属から溶け出した水銀が腰に流れているかどうかなんて普通の検査では分からないです。基本的に自費診療での毛髪や尿検査でそこに重金属が出ていれば、重金属が体にたまっていると判断するのですが、重金属を排出する力が弱い人は毛髪検査や尿検査をしても水銀や鉛などが結果に出ないことがあります。検査値に重金属が出てこないということは、逆に重金属を体内から出せていないということかもしれないなのです。毛髪や尿での重金属検査もそれぞれ2~3万円かかり、結果判明までに時間がかかります。一方で、バイオレゾナンス医学ではどうかというとゼロ・サーチを使えば無料でしかもその場で重金属汚染の有無や強さが分かります。ゼロ・サーチは医療機器ではないので分かる(診断する)と言ってはダメなのですが、推定できます。腰に歯周病菌や重金属が流れてくっついているということが推定されます、と。その原因は口の中の歯科金属や、ここの抜歯の痕の炎症(感染)が原因と推定されますので、といった『病歴や食事・生活習慣、そしてゼロ・サーチで推定した所見から、何が原因となってその症状がでたのかという仮説を立てて、ではどうするという治療法を提案して、その治療を実行して、結果を再度ゼロ・サーチで評価する』というプロセスを繰り返すのがバイオレゾナンス医学のやり方です。〜part 4に続く〜



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