ANAグループ『環境と学びの京丹後スタディケーションプログラム~海ごみから考える豊かな暮らしとは~』
2023年10月14日~16日の3日間にかけて、ANAグループの社員を対象にしたモニターツアー『環境と学びの京丹後スタディケーションプログラム~海ごみから考える豊かな暮らしとは~』を京丹後市観光公社と共に実施しました。
当日はANAグループ社員とそのご家族、ご友人含め、関東など遠方からも計20名の方にご参加いただきました!
この記事では、3日間のプログラムの一部を参加者の振り返りでのコメントと共にご共有します。
1日目
【1日目行程】
13:00 京丹後到着
14:30 ビーチクリーン @八丁浜
プレシャスプラスチック工房見学 @丹後エクスペリエンス
16:00 丹後ちりめんハンカチ染色体験 @茜会
18:00 各宿泊施設へ
ビーチクリーン @八丁浜
プレシャスプラスチック工房見学 @丹後エクスペリエンス
丹後ちりめんハンカチ染色体験 @茜会
2日目
【2日目行程】
10:00 ビーチクリーンアップ @MOYAKO
12:00 昼食(てんとうむしばたランチボックス)
14:00 ヘルスツーリズムプログラム 健康トレイルウォーキング @京丹後市観光公社
15:40 琴引浜見学 鳴き砂体験
17:00 夕陽ヶ浦浜詰海岸散策
18:30 各宿泊施設へ
ビーチクリーンアップ @MOYAKO
ヘルスツーリズムプログラム 健康トレイルウォーキング @京丹後市観光公社
3日目
9:00 かぶと山ハイキング / 豪商稲葉本家見学
10:45 ワークショップ @かぶと山虹の家
12:00 昼食
13:00 伊丹空港へ向けて出発
かぶと山ハイキング / 豪商稲葉本家見学
ワークショップ @かぶと山虹の家
このワークショップでは、ANAグループ社員の参加者の皆さんに①プログラムで印象に残ったこと ②明日からこんな一歩を踏み出したい という2つのポイントで感想を共有してもらいました。
①プログラムで印象に残ったこと
・一刻も早く取り組まないと危機的な状況だと感じた。海ごみに対する見方が変わった
・自分は東京で生まれ育ったため「第二の故郷」をずっと探してきた、京丹後はその内の1つになった。第2のふるさとになる地域の特徴の1つとしては「もう一度会いたいと思える人」がいるか、やっさんはその1人だと感じた
・普段成田空港の近くの浜(九十九里浜)でビーチクリーンに参加したことがあった。そこと比較した時ごみの種類の違いに気づいた
ANAがしているイベント的なビーチクリーンではなく、MOYAKOのように定期的にビーチクリーンを行えれば。
丹後エクスペリエンスやっさんのように「この人についていきたい」と思える人柄が重要だと感じた。自分もANAで「丹後のアンバサダー」として活動出来れば良いなと感じた
・今回どんな人に出会い、どんなことが出来るのかを楽しみにしてきた
海に行かなくても出来ることを考えて実施&発信していきたい
「こことここをかけ合わせればもっとこういうことが出来る」というつながりを作っていきたい
・地域創生に興味がありANAに入社した
ANAから京丹後市観光公社に出向している村上さんが地域に入っていき、地域の方と関係性を築いて馴染んでいる様子を見てとても刺激を受けた
・ビーチクリーンは初めてで、海ごみの量を見て衝撃を受けた
自分には何が出来るかを考えた。今後自身の地域創生の取組の中でも今回学んだことを取り入れていきたい
・出会った地域の方たちは純粋にカッコイイと思った。先人たちが綺麗な自然環境や伝統、文化を守り繋げてきていただいたお蔭で今があると実感した。またこの経験について社内でも共有したいし、春夏秋冬違ったタイミングで京丹後に遊びに来たい
・関空の近くの人工ビーチのビーチクリーンは行ったことがあった。浜でBBQなどで出したごみが多かった。今回見た漂着ごみは海外などからも辿り着いたものがあった。海外から来たごみでも他人事ではなく自分事として取り組みたい。
ANA内でも空港内やその周辺のみの清掃業務だけではなく、自治体とかとも協力し他地域にも活動を広げていきたい。
・滞在中特にご飯の美味しさに感動した。ANAの関わりとして京丹後産の食を機内食として取り入れられれば、海外の方にも丹後を知ってもらえるきっかけになるのでは
・「地域の方との交流」を通じて丹後に来た方の地域に対しての想いが強くなると感じた
今回は海ごみに着目したが山側の課題に着目したようなプログラムがあっても良いのでは
・自分も最近息子が生まれたので、やっさんの「次の世代も海で安全に楽しめるように残したい」という想いに共感した
会社の他の社員も集めて京丹後にビーチクリーンに行きたい
ANA内にMaaSやユニバーサルデザインを行っている部署もあるためそこと連携をすることが出来ればさらに良いと思った
・普段自分も地域創生に携わる中で、今回の旅が仕事においての学びにつながった
・今まで様々な研修を受けてきたが、「飲みの場の話題」になるようなものはなかった。やっさんのプログラムに関してはこのプログラムが終了しても色々な方に共有したい内容だと感じた。
京丹後はやっさんのような方が多くいるということだけでも企業として来る価値があるし、地域としての財産だと感じた。または土や食の本来の美味しさを味わえる食の町だと感じた
・京丹後の一番の魅力はやはり「人」だと感じる
課題も多くあると感じた。どれだけの方がお金を払ってここに来たいと思えるか、魅力を発信する役割をこうして実際に来た方にしてもらえれば
また交通網は最大の課題。伊丹空港や鳥取空港からANAとして何か出来ないかを引き続き考えていきたい
②明日からこんな一歩を踏み出したい
・家族に伝えたい
・年に1回以上友人や家族を連れて京丹後に来る
・山や海に行くときは必ずごみ袋を持っていきいつでもごみを拾える準備をする
・社内でビーチクリーンについて広めたい
・社内で今回の体験を共有したい。散歩するついでにゴミ拾いをしたい
・部署のメンバーも京丹後のビーチクリーンに連れて行きたい
町に落ちているごみも拾う
・家族を引き込むところから輪を広げていきたい
・社外の連携会社にも広めていきたい
・八隅さんの事業がどのようにすれば「儲ける事業」になるのか帰宅後も考えていきたい
・ANAと京丹後がどのように繋がっていけるかを引き続き考えていきたい
プログラムを終えて
今回ANAグループと京丹後市観光公社と連携をさせていただき実施した3日間のプログラムを経て、改めて京丹後の魅力は地域で活躍されているプレーヤーの方々だということを実感しました。
また、振り返りでいただいた『ANA×○○』の提案が実現出来るよう丹後リビングラボとしても引き続き働きかけられればと思います。
今後も丹後リビングラボは今回のプログラムのように、地域外のビジネスパーソンと地域内の事業者やリソースをつなげていき「出逢い」「共創」が生まれる実験プラットフォームとして活動しつづけます。
丹後リビングラボについて、気になる方は是非下記リンクよりお問合せください♪
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