初めての和菓子作りはいにしえの日

思えば私が初めて和菓子を作ったのは、小学校二年生の時。なぜか家にあった土井勝先生の家庭料理の本の中にあった桜餅を作ったのが最初。
道明寺なんて鹿児島の田舎には普通には売ってなくて、、と言うより元々その本にはもち米とかいてありました。そのもち米を食紅で色をつけてワクワクしながら親にあれがない、これがないといい、準備してもらい作りました。

母は料理が嫌いで、嫌いだから下手だったのかわかりませんが、料理は下手でした。
実に美味しくない料理を毎日、本当に嫌そうに作ってました。

その時も、あまり興味もないようで今思えば、まだ幼い娘が作ってるのに手伝うこともなく、様子を見るわけでもなく材料だけは用意してくれました。感謝!

で、出来上がった桜餅は少々色は濃いけれど美味しくて、とても嬉しかったです。母も美味しいとは言いませんでしたが何個か食べました。一個でなかった事はよく覚えてます。

父は美味しい、美味しいと食べてくれました。
こんなことを今更書いたのは、最近、和菓子に夢中だからです。

今は辻調の本がバイブルで、ずっと独学でしたが、なかなか上手くいかないとこも多く、ここ半年はあちこちの教室に顔を出して、少しずつ進化してます。


なついろ  琥珀糖


今日は素晴らしい餡を炊きました。今までの課題が解決まではいかなくとも、かなり解明されました。

お菓子の箱を開いた時に、その人の顔がぱっと喜びで輝くような、そんなお菓子をみなさんに届けられるようになりたい。
 
日々是邁進です。
 
今日も和菓子たくさんの人に美味しさ、楽しさを伝えたいな

重陽の節句

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?