「今日は休めないよ」賃貸修理を妻に任せ、今年最終日も家を出た就労移行支援のリアル(投げ銭・無料で読めます)
12月も半ばになると世間はクリスマスや年末年始を前にして浮かれ気味だ。新型コロナウィルスの感染者数が過去最多を毎日のように更新していても、やはり浮かれたいのが人である。
そんな12月半ばから、訓練生の欠席が増えてくる。世間の浮わつきは訓練生の心をザワつかせ、そのザワつきは増幅される。負の増幅だ。
障害を抱え、無職である訓練生にとり、健常で普通の人が住む隣の芝は残酷なまでに輝いて青く見える。そして、自分の置かれた境遇や現実が非情に浮き上がる。結果、不眠や抑うつ症状が悪化し家