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精神疾患と一生のお付き合い 〜現在進行形でフツーに生きたい〜

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精神疾患と一生のお付き合いらしく現在進行形な体験記と、それに対処してフツーに生きたいとあがくオジサンの冴えない記録であーる。まあまあフツーのオジサン
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#精神障害者保健福祉手帳

「またカップ焼きそば食べてるよ…」と妻にLINEした就労移行支援のリアル(投げ銭・無料で読めます)

就労移行支援の事業者はNPOや福祉団体が多く、家賃に大金は割けない。ランチや休憩のスペースなど無く、必然的に作業場や訓練所で各々昼食を取ることになる。毎日、カップラーメンとカップ焼きそばの人工的なニオイが鼻をつく。 「またカップ焼きそば食べてるよ…」 手持ち無沙汰な昼休み、わたしは妻にメッセージを送った。 訓練生のほとんどがカップラーメンやカップ焼きそばを毎日食べている。粗悪な油で揚げた麺、人工的な添加物と塩分。ほぼ、炭水化物と塩分と添加物といってよいそれは、肥満や高血

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「Excelごときで心折れないでください」という言葉を飲み込んだ就労移行支援のリアル(投げ銭・無料で読めます)

失われた20年、ロスジェネ世代、就職氷河期、非正規雇用。 わたしの世代とセットで表現されるキーワードである。無論、明るい意味では無い。暗く塗炭の意味を持つ。 こられは、戦後の奇跡的な復興、高度経済成長、バブル景気と幾多の経済的成長の結果である繁栄の終焉を意味し、総中流階層の崩壊、格差拡大と貧困化、社会保障の破綻などとセットで語られる。 語る側は常に上から視点で饒舌で、語られる側は声すらあげずにもがいている。 「Excel、早くてスゴいっすね」 『今はスキャニングで一

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12月3日~9日は障害者週間。知らずに法違反してませんか?!(投げ銭・無料で読めます)

今週から障害者週間のようです。 https://www8.cao.go.jp/shougai/kou-kei/shukan/shusi.html 障害者当事者の生きづらさを少々。 障害者手帳の交付の有無に関係なく、障害者差別解消法や障害者雇用促進法等では、障害者や難病の人たちが健常者同様に生活や仕事が出来るように法律で「合理的配慮」を「義務」としています。 官庁や公共機関、交通機関、事業主、そして関わる人たちすべてです。 − しかし、事業主も関係機関も法律に則して

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精神疾患のお薬は、副作用もヘビーって皆んなに広まれ!

内科や外科の疾患、ケガは人間を物理的に死に至らしめます。癌や失血など。よって処置や服薬による副作用や制限はヘビーです。死なないためにはある程度のリスク・副作用は受け入れる必要があります。 死にたくないしね。 精神疾患は自死や社会生活が送れなくなります。家族や身内に致命的な迷惑をかけることもあります。わたしは社会的な死とよく言います。 生きる屍です。 よって、精神疾患に処方されるお薬もそれ相応のリスク・副作用のあるヘビーなものとなります。 化学や作用機序の原則から、効

人事とはコンタクト無し…安定して働くまでには波高し。療養へ

精神疾患および精神福祉手帳3級保有による会社への法的根拠に基づく合理的配慮のお願いの件は、一旦、保留。戦うわけではないけど休戦みたいな状態となりました… どのみち人事から積極的なリアクションは無いんだろうな…。 想定の範囲内だけど、なんだか悲しいよなあ。多様性とか、障害者雇用促進とか、国家レベルで法律作って勧めてるのに、天下の大企業がヒアリングだけで黙殺とはこれいかに…(産業医面談と人事面談があるらしいから、まだ黙殺ではない。が、期待はしていない…) わたくしはというと

あなたの会社、松竹梅で梅以下だよ。精神障害者にとって

厳しいこと言いますなあ、わたしの主治医。 精神科、とくに産業系では大御所なのでさすがに響く。 霞が関や丸の内至近に開院しているだけある。 わたしの話や、過去にわたしの会社からの患者や、主治医ネットワークからの情報を総合しての発言です。 もちろん中小零細企業では精神障害者までケアできない会社はゴマンとありますが、大企業グループに属しうちの会社もある程度な大企業なので、それにしては松竹梅の梅以下だと。 勉強になったでしょ?!カツヲさん、と。 ガツガツ働ける人には多少お給料

主治医に障害者として雇用されていく決断を報告、そしてご助言

会社には障害者として合理的配慮を申し入れたので、主治医にその旨を報告と相談を。 障害者雇用枠も最終的には致し方あるまいとの覚悟で。 主治医は通常時は昼行灯だけど、何かの時は本気モード。 ・具体的な配慮して欲しい内容を伝えること ・人事担当者の反応をしっかり見ておくこと ・その反応を直感的にどう感じたかを大切にすること 主治医は障害者手帳を提示して障害者雇用率にカウントしたのに、カウントされた側にメール一本だけな会社なので多様性や障害者理解には程遠い会社との理解のよう。

精神障害者として安定的に働いていく決断

noteの更新も久方ぶりですね。 2月頭に体調崩して、GW明けにも再度体調崩してしまい。精神疾患というやつは厄介極まりないと骨身に沁みて感じております。 新型コロナでの環境変化が健常者にも精神的ダメージを与えているようで、まあ、病気持ちのわたしは仕方ないのですが。 わたしは精神福祉手帳3級を東京都から交付されており、世に言う精神障害者なんですよ。会社には公にしていなかったけど、年末調整時にシレッと税控除申請に出して障害者雇用率にカウントされることになりました。企業は障害者