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失敗するチームは◯◯をしていない!!

 成功し続けるチームの作り方を伝える、セミナー講師の種田です。
今日はうまく行っている組織が必ずやっているチームを強くする方法、「感想シェア」がなぜ大切かを、シェアをするときのポイントを踏まえてお伝えします。

感想のシェアでチームが強くなる!


 この内容は、実際に講座でお伝えしている学びの大切なポイントについて、私自信が様々なコミュニティで組織運営を体感し、経験を踏まえて流用できると感じたことを記事にしています。強いチームは圧倒的に対話量が多いです。対話なき組織は、業務を遂行する、そしてやり切る力が十分に発揮出来ないという結果になってしまいます。
 失敗するチームは対話をしません。ぜひこの記事で、成功するチームのあり方について、ご参考ください。

業務フローを知る


 
当たり前の事と捉えられるかもしれませんが、自分の所属するチームが行っている業務について、事象の発生から終わりまでをチーム内の全員が知れる環境を作ることが大切です。
 そしてこの業務フローを「壁に張り付けておくからな!」と掲示させるだけでは知らせている状態とは言えません。仮にチームのメンバーがわかったような感じだったとしても、部署の全員が自分以外の業務を知ったつもりになっているだけです。つまり実際の業務を行っている人の負担や、苦労、影の努力、困りごとはわからないのです。
 知ったつもりを無くすためには次のポイントが大切です。

実際に行動する


 業務の内容や、その業務をやっている人がどんな苦労をしているか悩みを持っているかは、実際にやってみないとわかりません。なので行動してみる。これが大切です。
 YOUTUBEで流れているゲーム実況動画を見て「簡単そうだな」と思っても実際にやってみると、操作が難しかったり、時間がかかってしまったりするものです。

行動してみての感想を伝え合う


 実際に担当業務外の業務を行うことで、見えない世界が見えるようになってきます。しかし、なかなか幅広い業務を全員が短期間で体験するというのは難しいものです。なのでチームのリーダーは感想のシェア会や、個人から意見を聞くという機会を設けなければいけません。
 感想のシェアは自分自身の反省というよりも、業務フロー全体をみた時に誰のどんな動きがよかったかを、労いを含めて伝える。
 また、改善点はどこの何か、相手を責める心は持たず、業務と割り切って伝えるとチームに大きな気づきを与えれます。責め心を持った感想をすると「あんたやってみろよ!」となるのが目に見えています。

 業務がうまくいかない場合、その担当をしている担当者に責め心が集まってしまいます。当然それではチームは成功しません。成長どころか、担当者に不平不満、プレッシャーが集まり、人員が減ってしまい。成功と真逆の一途をたどるチームになってしまいます。
 もし、全体シェアが難しい場合は、5分程度でいいので、リーダーが各担当者に良い点と改善点を語ってもらう場を作るといいでしょう。

まとめ


 私自身も以前は「僕はやることをやっている」と、直接相手を責めないが、改善点を探そうとせず、チームの成長を考えれないという過ちをしてしまっていたことがありました。
 フロー全体でみた時に本当にその担当箇所だけが悪いのか?問題を未然に防ぐ仕組みや人員配置、問題発生時の対策をとる。その中でもこの動きが出来ていたと、良い点と、改善点をメンバー全員が共通認識を持つことが大切です。


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