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アグロネクロ(ローテSOR期ア前)

はじめに

SORグラマス達成4

このnoteはSOR期アディショナル前に、ローテーションでグラマス0を達成したときに使っていたデッキの紹介です。

デッキサンプル

ローテグラマス達成デッキ

デッキコードはこちら(必要エーテル21200)

※ShadowversePortalに飛ぶので、「デッキコード発行」を押してください

コンセプトとしてはコンボ専用カードは控えめにして安定感を出し、イグジストソードギルトを採用して1ターンで出せる打点を伸ばしたり、ネクロインパルスを引ける可能性を上げたたりした構築にしています。

キーカード

この項目ではデッキのキーカードについて解説します。

・自由なる冒険者

自由なる冒険者

恨みの語り部を4/4にして除去されづらくする、レヴィールの無法者や放浪する料理人とのコンボを狙う、余った2PPで出して次のターンの疾走フォロワーの打点を上げるなど、ターンを選ばず様々な使い方ができます。

スカルドリーマーと比べ、バフを付ける対象を同ターンのフォロワーか、次のターンのフォロワーにするか選びやすい、というのも地味に重要な点です。

欠点は、リアニメイトだとバニラフォロワーになることですが、最低限のスタッツはあるので、そこまで気になりません。

・恨みの語り部

恨みの語り部

場に出たときにダメージを与える効果を持ち、ミルティオや輪廻の強制のリアニメイトで出すことでダメージを稼げます。

スタッツが3/3というのも重要で、エンハンス3無敗の剣聖・カゲミツや2コスト2/2のフォロワーの攻撃だけでは落ちません。これによって、効果と直接攻撃で合計5点のダメージを稼ぎやすい、非常に優秀なカードです。

・不可侵の死霊・ヘリオ

不可侵の死霊・ヘリオ

破壊されると相手ターン終了時にゾンビやリッチを出す効果を持ちます。このゾンビやリッチに進化を使って直接攻撃することで、毎ターンの進化権を2点ダメージに変換できます。

フォロワーの除去にも優秀で、進化して守護フォロワーと相打ちすることで、相手のフォロワーを除去しつつ、進化による2点ダメージを次のターンに実質持ち越すことができます。(出てくるフォロワーがリッチになり打点が+2される)

また地味にヘリオとゾンビの2体で墓場を2稼げるのも重要で、ネクロインパルスのネクロマンス10を達成しやすくなります。

ただし、相手のターン終了時のダメージ効果で破壊された場合、ゾンビやリッチが召喚されるのはこのターン終了時ではなく、さらに次のターンになるという仕様があります。現在の主流デッキには、カースドクイーン・ナハト・ナハトやアブソリュート・モデスト、双砲の神罰・アンヴェルトのようなターン終了時のダメージ効果が多いため、必ず次のターンの打点になるという保証がないのは、覚えておく必要があります。

暗がりの悪霊

・暗がりの悪霊

葬送することで4/4疾走フォロワーになり、進化すれば直接攻撃で相手の体力を6削ることができます。素で疾走を持つフォロワーはかなり貴重で、スカルドリーマーや自由なる冒険者から出た機動二輪車を、すぐにダメージに変換できるのはとても強力です。

また葬送することで4/4になるというのも重要で、3点除去では落ちない上にラミエル進化で上から踏めないという、相手にとって処理しづらいフォロワーとなっています。

ただし、葬送する必要があるので手札が枯れやすく、先攻4ターン目に出すとミルティオの効果発動がかなり難しくなるという欠点があります。(毎ターン1枚カードを使っていく場合、このカードを出した時点で残りの手札は2枚になり、トップがフォロワーじゃないとミルティオの効果は使えないため)

・ネクロインパルス

ネクロインパルス

単体で8点(進化込み10点)ダメージを与えられる強力なフィニッシャーです。先に相手の体力を10前後まで持ち込み、このカードでリーサルを取るのがこのデッキの勝ち筋になります。

また他のカードと組み合わせることで、打点をさらに伸ばすことができます。なので、カードの組み合わせによる最大打点や、盤面管理の方法を把握しておくのがとても重要です。(デッキ採用カード紹介後の、『補足:ネクロインパルスの打点補助について』を参照)

・《恋人》・ミルティオ

《恋人》・ミルティオ

フォロワーをリアニメイトすることで横並べの盤面を作りつつ、墓場稼ぎと手札交換を行うことができます。

リアニメイトはランダムではありますが、(2,4)(3,3)(1,5)(0,6)の組み合わせの順に起こりやすくなっており、おおよそ8割程度の確率で(2,4)か(3,3)のどちらかが選ばれます。

ラストワードでドローする効果もネクロインパルスを引き込むのに役立ち、葬送とリアニメイトのフォロワーで墓場も稼げるので、ネクロインパルスとの相性はかなりいいです。

ただし、手札にフォロワーが2体以上存在しないと、葬送とリアニメイト効果は使えません。ありがちなのが、手札にスペルが偏ったり、暗がりの悪霊で手札が足りないなどであり、この場合は5ターン目の動きがかなり弱くなってしまいます。

この他、リアニメイトで(0,6)が選ばれてしまうとフォロワーが1体しか出ず、横並べが出来なかったり墓場が足りなくなったりする場合もあります。

しかし、(3,3)や(2,4)が選ばれた際の横展開と墓場稼ぎは非常に強力なので、上振れ狙いのカードとして採用しています。

除去カード

・霊魂の強襲

霊魂の強襲

手札に加わるゴーストがとにかく便利で、機動二輪車やネクロマンスの発動したネクロインパルスのバフを付ける、ギルトのアクセラレートの破壊先やミルティオの葬送先として使うなど様々な場面で活躍します。

そして一番重要なのは、このゴーストが2コスト3点除去のついでに手に入り、実質手札が減らないという点です。相手フォロワーを除去しつつ手札を温存できるので、先攻5ターン目ミルティオの安定性を上げることができます。

・輪廻の強制

輪廻の強制

破壊効果によって相手の守護を除去して、ネクロインパルスのゴーストの直接攻撃を通しやすくしたり、リアニメイトされた恨みの語り部の効果でダメージを与えることができます。

コスト3にはワンダーコックや王墓の骸、マジックエンジニアのような単体では弱いフォロワーが多いです。なので、相手のスタッツの高いフォロワーに使うと、実質相手のフォロワーを弱体化させつつ、リアニメイト3で盤面を強固にするというカードとしても使えます。

ただし、単純な3コスト3/3フォロワーを使うデッキやミラーマッチでは、相手の場に強力なフォロワーをリアニメイトさせてしまうため、リーサル時の守護除去以外では、葬送にも使えず手札で腐ってしまうこともあるというのがネックです。

ちなみに、セリーナビショップではコスト3以下のフォロワーが破壊されていないことが多いです。よって、実質2コストで確定除去をしつつ、こちらだけリアニメイト3を行えるという破格の性能のカードに化けます。

その他のカード

・レヴィールの無法者

レヴィールの無法者

自由なる冒険者と組み合わせることで、実質3/4突進フォロワーとして使い、1コストで相手の2/2フォロワーや1/3守護を除去することができます。

また、1コストという最軽量のフォロワーなので、ギルトのアクセラレートと組み合わせて手札交換をしたり、最低限の1コストフォロワーとしても使うことができます。

ただし、サンプルデッキには盤面のフォロワーにバフを付けられるカードがネクロインパルスしかないので、バフ無しの1コストフォロワーとして使った場合は1/1から強化できません。また、8ターン目以降にもつれ込んだ場合、エンハンス8のせいで他のカードと組み合わせづらくなるという欠点も存在します。

・プリンゴースト・ミヤコ

プリンゴースト・ミヤコ

1度のダメージで落ちない1コストフォロワーなので場持ちが良く、1ターン目に出せると合計3点ぐらいのダメージは稼ぐことができます。

また従順な駿馬や機動二輪車でバフを付ける先としても優秀で、処理されづらい2/2フォロワーや3/1突進フォロワーとして使うこともできます。

さらに他の1コストフォロワーとは異なりエンハンスを持たないため、ギルトのアクセラレートといつでも組み合わせやすいという特徴も地味ながら優秀です。

なおUBについてはほぼ飾りなので、気にする必要はありません。

・ボーンフリーク

ボーンフリーク

基本的にはミヤコと同じく場持ちの良さを活かし、序盤に出して直接攻撃でダメージを稼ぐカードです。ミヤコとの違いは、ギルトのアクセラレートで破壊しても、盤面のフォロワー数を減らさずに手札交換ができること、エンハンス6でスカルギガントに変身することの二つです。

しかしエンハンスがかなり邪魔で、6PP以上ではボーンフリーク+ギルトアクセラレート+ネクロインパルスという動きができないのはかなり痛いです。

なお、自分のターンに破壊されてスケルトンが出る際にバフアミュレットが存在すると、スケルトンがその効果を受けてしまいます。3PPで自由なる冒険者を出した後にギルトのアクセラレートで破壊する、相手の守護フォロワーと相打ちするなどでうっかりやらかしがちなので、プレイ順には気を付ける必要があります。

・放浪する料理人

放浪する料理人

盤面除去しつつ回復ができるので、序盤から盤面にフォロワーを出すロイヤルやアグロデッキミラー用のメタカードです。

バフ効果による3点除去は交戦が必要ないので、結局相打ちになりがちな機動二輪車のバフも序盤で活かせたり、モーターグレイブディガーやペインレスサムライ、その他3/3フォロワーなども除去できるのが非常に強力です。

また生き残ってターンが回ってきた場合、進化することで後続のフォロワーにバフと守護を付与することができます。これにより、ヘリオやミルティオといった放置されやすいフォロワーの処理を強要したり、アグロデッキミラーで中型守護を作ってリーダーを守ったりできます。

ただしバフカードが無いとほぼバニラなので、序盤で被ってしまうと非常に弱い、ドラゴンのような盤面を放置するタイプのデッキには効果が薄いといった弱点もあります。

・スカルドリーマー

スカルドリーマー

自由なる冒険者と同じようにバフアミュレットを出しますが、出すタイミングがラストワードかつ、攻撃力のみをバフする機動二輪車なのが少し使いづらいです。

しかし先攻で2ターン目に出すことができれば、除去されなければ毎ターン2点ダメージ、除去されてもゴーストや暗がりの悪霊のような後続フォロワーにバフを付けて打点を増やすという動きができます。

この他にミルティオでリアニメイトされた場合、次のターンの暗がりの悪霊やネクロインパルスの打点を伸ばすことができるため、リアニメイトされる2コストの中では当たり枠のフォロワーです。

ただし、後攻だと2ターン目に出しても除去されやすく、後続のフォロワーを出しても体力がバフされません。よって、結局相手の3ターン目に出したフォロワーと相打ちになる、突進フォロワーや除去スペルで処理されるなど、バフが活きない場面が多いのが非常に痛いです。

ほぼ4枚目以降の自由なる冒険者といった使用感ですが、他の2コストフォロワーよりは腐る場面が少なく、ミルティオのリアニメイト先としては優秀なので採用しています。

・イグジストソード・ギルト

イグジストソード・ギルト

主にアクセラレートで使用し、キーカードを引き込んだり、攻撃済みのフォロワーを破壊して、ネクロインパルスのゴースト用の盤面を確保したりできます。

ソウルコンバージョンと違いカード自体はフォロワーなので、ミルティオや暗がりの悪霊の葬送対象として使うことができるのも、地味に有用です。

ただし、フォロワーを出して破壊する場合は手札の総フォロワー数は増えず、スペルをドローすればむしろ減ってしまいます。なので、ミルティオの効果発動の補助にはならないという欠点があります。

補足:ネクロインパルスの打点補助について

ネクロインパルスは単体では4点(進化込み6点)、ネクロマンス10で8点(進化込み10点)が出ますが、他のカードと組み合わせることで、さらに打点を伸ばすことができます。

相手の回復込みでリーサルを計算する際の助けにもなるので、以下に打点を伸ばせるカードの解説と、コンボの総打点まとめをおいておきます。

・機動二輪車(+2点)

機動二輪車

自由なる冒険者やスカルドリーマーから出すことができ、前のターンにそれらのフォロワーを出すだけで準備ができるので、手軽に打点を+2することができます。

ただし、バフする対象は次に出したフォロワー限定なので、ゴースト以外の1コストフォロワーを出し、ギルトのアクセラレートで破壊してネクロインパルスを探しにいった場合は、バフを活かすことができません。

この他、盤面を1つ埋めてしまうということから、2枚以上置いてある場合はネクロインパルスのゴーストが溢れてしまい、総打点を2点以上は増やせません。この場合は、後述するゴーストを利用することで、2枚目以降のバフも活かすことができます。

・ゴースト(+2点)

ゴースト

ネクロインパルスは自分の場の全てのフォロワーをバフするため、疾走フォロワーを出すと、疾走フォロワーの攻撃力+1点ダメージを伸ばせます。

特にゴーストは1PPで出せる疾走フォロワーなので使いやすく、7PPで霊魂の強襲→ゴースト→ネクロマンス10ネクロインパルスという動きが単純ながら強力です。

さらにこのカードだけの特徴として、機動二輪車が場に2枚以上ある場合に手札からプレイすることで、2枚目以降の機動二輪車のバフも無駄なく打点に変換することができます。

・ゾンビまたはリッチ(+3点または+5点)

ゾンビ

ヘリオが前ターンに破壊されている必要がありますが、最低でも打点を3点増やせるのはとても便利です。

ただし、この効果で出るゾンビやリッチには機動二輪車の効果がのりません。ゾンビと機動二輪車が同時に存在する場合、手札のゴーストを出して機動二輪車を除去する、ギルトのアクセラレートでゾンビを破壊するなどをしないと、機動二輪車のバフが無駄になってしまうので覚えておきましょう。

・輪廻の強制(+2点)

恨みの語り部とセットでの運用になりますが、相手の守護フォロワーをこれで破壊することで、ネクロインパルスのゴーストで直接攻撃をしやすくしつつ、リアニメイトされた恨みの語り部の効果で打点を増やすことができます。

また、自分の場に5枚カードがある場合でも、攻撃済みのフォロワーに使用すればリアニメイト3できることは重要です。

守護除去としてはとても優秀で、下の画像の盤面は一見リーサルを取れるか怪しく見えますが、輪廻の強制とネクロインパルスでリーサルを取ることができます。

ソフィーナリーサル問題

ソフィーナリーサル問題2

ソフィーナリーサル問題3

※相手の盤面は《力》ソフィーナ、フラッグフェザーフォルク、カームフェザーフォルク、救護院の主・サレンです。また、リーサルは2通りで、恨みの語り部が出ないとリーサルが取れないものと、ヘリオでもいけるものがあります。(答えはnoteの最後にあります)

・イグジストソード・ギルト(+2点~)

アクセラレートで盤面を空けることで、ネクロインパルスのゴーストを出せるようにし、間接的に打点を伸ばすことができます。

冒険者インパルス

具体的には、画像のように自由なる冒険者(スカルドリーマー)+ギルトアクセラレート+ネクロインパルスで進化込み12点を出したり、ヘリオのゾンビ+機動二輪車のような盤面でゾンビを破壊して盤面を空け、機動二輪車の打点を無駄なく活かしたりできます。

また重要な点として、上記の動きが打点の補助と墓場稼ぎと手札交換という3つの役目を兼ねているということがあります。盤面が足りない、墓場が足りない、ネクロインパルスが引けていないといった状態からリーサルを作れることもあるので、このデッキでは特に重要な動きになります。

・よく使うコンボとその総打点まとめ

機動二輪車+ゴースト+インパルス
(5PP,進化込み14点)

輪廻の強制(恨みの語り部リアニメイト)+インパルス
(6PP,進化込み12点)

ゾンビ+ゴースト+ギルト+インパルス
(6PP,進化込み14点)

ゾンビ+機動二輪車+ゴースト+ギルト+インパルス
(6PP,進化込み16点)

スカルドリーマー+ギルト+インパルス
(7PP,進化込み12点)

※ゾンビはヘリオのラストワードのもので、リッチならさらに+2点

入れ替え候補のカード

サンプルデッキには採用されていませんが、環境に合わせて入れ替える候補になるカードについて解説します。

・ラミエル

ラミエル

効果ダメージを受けない効果がとても強く、先攻2ターン目で出せば、序盤の相手の除去スペルを腐らせつつ、ほぼ確実に直接攻撃を行えます。

PPブースト効果についてはほぼ発動しませんが、庭園ドラゴンや魔道具専門店ウィッチでは後攻2,3ターン目に出したこのカードを相手が処理できないこともあり、その場合は進化直接攻撃のついでにPPブーストができるため、全くの無意味な効果というわけではありません。

ただし、漆黒の法典や突然の落石などの消滅や破壊には無力であること、現在の主流のデッキではダメージ系の除去よりも、突進や破壊効果による除去が多いこと、PPブーストした先の高コストカードをこのデッキでは採用していないことなどから、サンプルデッキでは採用していません。

・スカルクレイン

スカルクレイン

破壊されると手札にフォロワーが加わるため、暗がりの悪霊やミルティオの葬送効果を発動させつつ、手札の枯渇を防ぐことができます。

ただし、葬送カードが使いやすくなる以外はシナジーが少なく、単体性能ではバニラ同然なので、このデッキでは使い勝手はよくありません。

ハングリースラッシュや百鬼夜行などを加え、より葬送にタッチした型のアグロデッキの場合は採用するのもいいかもしれません。

・モーターグレイブディガー

モーターグレイブディガー

ミルティオのリアニメイトで出すと実質確定除去として使うことができ、進化権を直接攻撃するフォロワーにまわすことができます。

また、最近のロイヤルで見かける、ラインハルトやペインレスサムライに魔導装甲車で守護を付ける構築に対してのメタにもなる、1/3守護やミヤコのようなバリア持ちも破壊できるなど、盤面除去能力はかなり高いです。

ただし、素の打点は1しかない上に進化してもスタッツが上がらないので、アグロムーブ自体には貢献できないのが気になったため、サンプルデッキでは採用していません。

しかし、今後ロイヤルの守護付与構築がさらに流行るようであれば、デッキに2枚ほど投入するのもありだとは思います。

・ゴールドラッシュゴースト

ゴールドラッシュゴースト

進化を切ることで、処理しづらいフォロワーの展開、打点+1のバフカード設置、手札補充と墓場稼ぎ、2点の直接火力と回復という様々な効果が発動します。

エンハンス5で使用した場合はゴーストを3体出すことができ、本体で最低限の盤面処理をしつつ、ゴーストの直接攻撃で3点のダメージを稼ぐのを1枚でこなすことができます。

また最低限の2コストフォロワーとしても使え、ミルティオでリアニメイトされたときには、進化による盤面除去のついでに進化時効果を発動させることができます。

上記のように便利な部分も多いのですが、進化時効果の発動順がランダムという点がネックで、フォロワーを出したくないときに不死者が出てしまい、エッジアーティファクトによる回復を許してしまう、ダメージ効果が最後まで発動せず打点が足りないといったように、リーサルプランが立てづらいことが気になったため、このデッキでは不採用にしています。

ただし2PPと5PPの両方で使え、進化時効果も基本的にはメリットしかないので、2コストフォロワーの層を厚くしたい場合は採用するのもいいかと思います。

・ノーライフパーティ

ノーライフパーティ

タイムラグこそありますが、最大3枚ドローと4ダメージと墓場+6をたった2コストで行えるのは破格の性能です。

ロングゲームではネクロインパルスのネクロマンス10を2回達成することも可能になるので、回復をあまり積まないデッキタイプが相手の場合、無理やり押し切ることもできるようになります。

しかし、早めに出さなければ効果を十分に使い切れない一方、序盤に出すと相手にフォロワーを先に展開されてしまうのがかなり痛いです。また、2枚目以降は盤面が3つになってしまうので、ネクロインパルスの打点が減ってしまい、ダメージ効果が活かせないというのも気になります。

しかし、先攻で序盤に置けさえすれば強いカードではあるので、先攻での爆発力を高めたい場合は採用するのもいいと思います。

・信託の大天使・ガブリエル

神託の大天使・ガブリエル

主に先4で出して3コスフォロワーをバフしたり、中盤にヘリオのゾンビをバフしたりすることで、中型の守護を立てつつ打点を増やすことができます。

効果自体はそれなりに強いのですが、基本的に盤面のフォロワーが残らないこのデッキではバフ効果を使えるタイミングはかなり限られており、リアニメイト3を汚してしまうのがかなり痛いです。

筆者も最初はピン挿しで採用していましたが、手札で腐ることが多い事故要員と感じたため、最終的には抜けていきました。

・ワイルドリザード

ワイルドリザード

3ターン目の動きとして3/3を立てやすくなり、破壊されてもバフアミュレットを出して後続の疾走フォロワーの打点を伸ばせるのが魅力のカードです。

ですがガブリエルと同じく3コストというのがネックで、墓場を稼ぎつつ直接攻撃できるヘリオや、すぐに2点のダメージを飛ばせる恨みの語り部のリアニメイトを邪魔してしまうのはかなり痛いです。

またラストワードのバフアミュレットも機動二輪車であることから、疾走フォロワーでないと活かしづらく、出すタイミングも調整しづらいというのが地味に使いづらいです。

しかし3コスト単体としては素直な性能をしており、5ターン目の従順な駿馬と機動二輪車と暗がりの悪霊で進化込み9点というのは中々強いため、より前のめりにした構築にするなら、採用するのもいいと思います。

・金鉱のネクロマンサー

金鉱のネクロマンサー

コスト3のフォロワーが破壊された状態でアクセラレートを使用すると、ヘリオや恨みの語り部の効果で実質2点ダメージを与えることができます。

似たような効果を持つ輪廻の強制と比べると、自分のフォロワーを破壊するのでフォロワーの総数は変わりませんが、コスト3さえ破壊されているなら、実質1コスト2打点として使えるのは便利です。

フォロワーなので葬送の対象にもでき、ミルティオのリアニメイトの(0,6)を実質(3,6)に変えることができます。また、6コストでプレイしてもAOEを撒きつつリアニメイトでダメージを稼げるため、そこまで本体も邪魔ではありません。

しかし、コスト3が破壊されていないと墓場稼ぎぐらいにしか使えず、序盤に被ると手札事故を引き起こすため、サンプルデッキでは採用していません。

・大妖狐・ギンセツ

大妖狐・ギンセツ

アクセラレートで出る一ツ尾狐が便利で、後攻2ターン目にこちらのミヤコやボーンフリークと一緒に相手の2コスト2/2フォロワーを攻撃することで、後攻で盤面処理しつつ1/1と1/1守護の盤面を作ることができます。特に対処にかなり困る、相手の先攻2ターン目ラミエルに対しての回答になるのは特筆すべき点です。

また、自由なる冒険者で出た従順な駿馬のバフを付けると、2/4守護突進となり、相手の2コストフォロワーを処理しつつ2/2守護を立てるという動きができます。

この他に、アクセラレートなので墓場を+1できたり、ミルティオがいないと持て余しがちな5ターン目に、アクセラレート5で他のフォロワーを守りつつ、相手の攻撃力2以下のフォロワーを突進で除去したりできます。

ただし、このカード単体では1/3守護突進フォロワーを出すだけのカードなので打点になりづらく、魔道具専門店ウィッチのような早期決着が求めらる相手には機能しづらいという欠点があります。

ナーフされたとはいえゼルガネイアを採用しているデッキも未だに多く、打点が低いことがやはり気になるため、サンプルデッキには採用していません。

このデッキの回し方

回し方は単純で、毎ターンPPを使い切りつつフォロワーを出して直接攻撃を行い、6,7ターン目にネクロマンス10のネクロインパルスを通すのが、基本の勝ち筋になっています。

回し方のコツとしては、フォロワーは全てリーダーへの直接攻撃にし、フォロワーの処理は相手に強要させる、基本的に進化はボーンフリークやミヤコ、ヘリオなどの放置されやすいフォロワーに使用して、除去しづらい盤面を作ることを心がけるなどがあります。

また、輪廻の強制で相手の場にリアニメイト3が行われることもあるので、フォロワー除去時に同じスタッツが並んでいても、ワンダーコックや王墓の骸のような、コスト3で弱いフォロワーから倒すようにした方がいいです。

マリガン

マリガン

基本的にネクロインパルス含めてスペルは全て返し、1,2,3コストのフォロワーが1枚ずつ、または1,2コストのフォロワー1枚ずつとミルティオとなるようにマリガンを行います。スペルを返す理由としては、5ターン目までにミルティオが来た時のために、手札のフォロワー率を高めておきたいからです。

マリガン前にミルティオが来た場合は基本的にキープしますが、他の2枚の手札がスペルやギルトだった場合は、ミルティオ含めて全て返します。

同じコストが被ってしまった場合の優先度は、1コストはボーンフリーク>ミヤコで、2コストは自由なる冒険者>スカルドリーマー>放浪する料理人、3コストは恨みの語り部>ヘリオの順にキープします。

レヴィールの無法者については、1コストではありますが単体では弱いので、自由なる冒険者とセットのときのみ3コスト枠としてキープし、それ以外では返すようにします。

この他、ロイヤルやネクロマンサーでは盤面のフォロワー除去や回復のために、放浪する料理人を2コスト枠としてキープします。

クラス別対策

この項目ではクラスごとの要注意カードと、それに対する対策について解説します。

エルフ

要注意カードはロキサスエルフの開拓のロデオガイ・ロキサスと森を彩る者・エルフクイーンです。

開拓のロデオガイ・ロキサス

ロキサスの対策は展開前にライフを削っておき、展開後は輪廻の強制で魔導装甲車のバフのついたフォロワーを破壊して、ネクロインパルスを通すことです。しかし、わかっている人は《吊るされた男》・ローフラッドにバフを付けて大型守護にしてくるので、完璧な対策というわけではありません。

森を彩る者・エルフクイーン

エルフクイーンの対策はヘリオで次のターンの打点を途切れさせないようにするぐらいしかなく、引かれないように祈るしかないというのが正直なところです。

最近ではロキサスを抜いたアグロ型の構築も出てきましたが、放浪する料理人が採用されているので、こちらもかなりきつい対面となっています。このことから、エルフ相手は勝てたらラッキー程度の気持ちで挑む方がいいです。

ロイヤル

要注意カードは進化ロイヤルのリジェネレーター・ラインハルトとカースドクイーン・ナハト・ナハトです。

リジェネレーター・ラインハルト

ラインハルトは攻撃力4以下のフォロワーと交戦することで、その攻撃力分リーダーのライフを回復させることができます。なので、盤面にいるフォロワーはできるだけ攻撃力5以上になるように進化を切り、ラインハルトに上から踏まれないようにします。

この対策は、ゼルガネイアまたは氷獄の顕現からの欲望を纏う者という裏目こそありますが、前者はナーフによって6ターン目以降にしか使えず、後者は採用率が低いことから、そこまで考慮する必要はないと思っています。

また、最近ではラインハルトに魔導装甲車でバフと守護を付け、詰み盤面を作る構築も見かけるようになりました。サンプルデッキでは輪廻の強制でしか突破できないので、ロイヤル相手では輪廻の強制を温存するようにします。

カースドクイーン・ナハト・ナハト

次に、ナハト・ナハトについてですが、このカードはターン終了時効果でダメージを与える効果を持っています。よって、ヘリオがこの効果で破壊された場合は、ゾンビやリッチの出るターンが1ターン遅れてしまいます。

ヘリオターン終了時処理

上記の盤面は、一見どう処理されても次のターンにリーサルを取れそうに見えます。しかし、タイラントオーダーであえてヘリオを生かし、ターン終了時効果で破壊するようにすると、リーサルを逃れられてしまいます。

ウィッチ

要注意カードは、魔道具専門店ウィッチの欲望を纏う者と、ヴィンセントウィッチのジャッジメントワードです。

欲望を纏う者

まず欲望を纏う者への対策としては、ウィッチ側が後攻かを確認し、後攻であれば先攻4ターン目の時点で2体以上フォロワーを盤面に出すようにします。こうすると、相手に進化権を使うのを強要でき、5ターン目以降は氷獄の顕現のPP回復効果が使えなくなります。

氷獄の顕現

氷獄の顕現の2枚目以降を警戒して進化権を使うべきかについては、横展開を意識していれば進化しなくても詰め切れるので、進化権は使わない方がいいと筆者は考えています。

また魔道具専門店側が、真理の魔鏡や静寂の実験室でフォロワーを出していない場合、輪廻の強制で欲望を纏う者を破壊すると、こちらだけリアニメイト3できるということは覚えておくと役に立ちます。

ジャッジメントワード

次にジャッジメントワードについてですが、影響を特に受けるのはヘリオとミルティオです。ヘリオはゾンビをほぼ出せなくなり、ミルティオはドロー効果が無くなるので手札補充ができなくなります。

対策としては、ヘリオは進化殴りによる相打ちや、ギルトのアクセラレートで破壊するなどして盤面に残さないようにします。そしてミルティオは5ターン目は通常通り使いますが、6ターン目以降はギルトとセットで使うか、機動二輪車で突進を付与して相打ちできる時のみプレイします。(5ターン目ではジャッジメントワードを3枚手に入れるのは難しく、ミルティオやヘリオの効果を無効にしつつ全除去するのは厳しいため)

なお、ウィッチもフューチャービジョンや欲望を纏う者など、ターン終了時にヘリオを破壊できる手段があるので、リーサルプランを立てる時はこのことに気を付ける必要があります。

ドラゴン

要注意カードは庭園自然ドラゴンの万華の鳳凰と《正義》・イランツァです。

万華の鳳凰

どちらも対策としてはとにかく早めに決着をつけるしかないので、進化ターン以前にフォロワーを横並べして、少しでも多く体力を削るようにします。

正義・イランツァ

なお、イランツァについては、進化前が置かれてしまうとこのデッキでは勝てなくなる一方、自身の効果で勝手に進化して守護を無くしてしまうこともあるので、ドラゴン側が守護目的でイランツァを置くことは少ないです。

ネクロマンサー

要注意カードはアグロミラーのネクロインパルスと、グレモリーネクロのモーターグレイブディガーです。

放浪する料理人(進化後)

対策としては、放浪する料理人の盤面除去と回復の効果が両方のデッキに刺さります。なのでネクロマンサーとのマッチでは、マリガン前に料理人が来たら2コスト枠としてキープし、積極的にバフによる効果発動を狙うようにします。

この他、相手が輪廻の強制やミルティオを使う場合もあるので、こちらのコスト3のフォロワーは3ターン目に出すようにし、逆に相手のコスト3は王墓の骸やワンダーコックなどを1枚は破壊するようにします。

冥府の女主人・ネフティス

余談として、遭遇率はごく稀ではありますが、冥府の女主人・ネフティスの特殊勝利を狙うデッキも存在します。こちらのデッキタイプでは氷獄の顕現から欲望を纏う者を出し、ルナの本気のリアニメイトで遅延を行ってくるため、このデッキでは絶対に勝てません。

ヴァンパイア

要注意カードは背徳バアルヴァンパイアの魅惑の教鞭・イオと、ボルテオヴァンパイアのラミエルです。

魅惑の教鞭・イオ

イオの対策としては、進化時の2点AOEで全滅しないよう、体力3以上のフォロワーが2体以上になるように進化を使うか、あえて体力2以下のフォロワーのみにして、イオのドレインを発動させないといった対策があります。

享楽の支配人・ボルテオ

ボルテオについては、本体と効果自体への対策は難しいですが、ボルテオのデッキは早出しのためにラミエルを採用していることが多いです。なので、ヴァンパイアとマッチングして先攻を取った場合は、念のために先攻4ターン目はラミエル進化では全処理しづらい盤面を作るようにします。

なお狂乱ヴァンパイアは自分から体力を削るため、対策らしい対策をせずとも有利に戦えます。

ビショップ

守護ビショップと聖浄の領域ビショップは回復カードと守護フォロワーが大量に入っており、まず勝ち目はありません。

メルティングシュガー・セリーナ

唯一勝てるデッキタイプはセリーナビショップで、相手が結晶を設置している間は直接攻撃がし放題になります。結晶が割れたとしても、この状態だと相手は結晶で出たフォロワーを盤面処理に割かざるを得なくなるので、基本的にそのまま攻め切ることができます。

《力》・ソフィーナ

なお、《力》・ソフィーナで守護付与されることを警戒し、フォロワーを処理すべきかという点については、守護付与されてもネクロインパルスや輪廻の強制で簡単に除去することができるため、フォロワーをこちらから除去する必要はないと思っています。

ネメシス

要注意カードは、ストレイホロウ・イルガンノと浄化の輝き・ミュニエです。

ストレイホロウ・イルガンノ

イルガンノの対策としては、完全に無視してリーダーへ攻撃するようにします。処理するのは夢の使者・アメスで守護を付けられた時ぐらいで、基本的に相手から処理をさせるようにします。

浄化の輝き・ミュニエ

ミュニエの対策については、ヘリオは進化相打ちで基本的に使うようにし、ミルティオについては墓場稼ぎと横展開のみと割り切って使用するようにします。

おわりに

エンハ無法者ケア

インパルストップ解決

このnoteを書くきっかけは、ゼルガネイアがナーフされて、アグロデッキがランクマッチでも多少息を吹き返したためです。

特に今期のアグロネクロは、多少の回復なら押し切れるほどの早さを持っています。よって、明確に不利であるビショップの存在にさえ目をつむれば、ランクマッチのMP稼ぎや宝箱回収には向いています。

作成コストも他のデッキに比べて安い上に、端的に言うとトップネクロインパルスでどうにでもなるデッキなので、とりあえずグラマス0になりたい人にはお勧めのデッキです。

※輪廻の強制のリーサル問題の答え

ソフィーナリーサル問題

※リアニメイト先は相手がパニッシュメントスナイパー、こちらはヘリオか恨みの語り部

1つ目は輪廻の強制をソフィーナに使い3点軽減バリアを解除し、リアニメイトされた恨みの語り部を進化させてサレンを、自由なる冒険者でリアニメイトされたパニッシュメントスナイパーをそれぞれ攻撃します。
後はネクロマンス10のネクロインパルスのゴーストで守護フォロワーを全除去して、ミルティオ(5点)とゴースト1体(2点)で直接攻撃します。
これで、恨みの語り部の効果(2点)と合わせて5+2+2=9点になるのでリーサルを取れます。(リアニメイトがヘリオだとリーサル不可)

2つ目は輪廻の強制をカームフェザーフォルクに使い、リアニメイトされたヘリオか恨みの語り部を進化させてサレンを、自由なる冒険者でリアニメイトされたパニッシュメントスナイパーをそれぞれ攻撃します。
後はネクロマンス10のネクロインパルスで出たゴースト2体で残りの守護を除去し、ミルティオ(5点)とゴースト2体(2+2=4)の直接攻撃で5+4=9点になるのでリーサルを取れます。