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温かいのがいい?冷たいのがいい?~お茶を淹れるは、おいしいを探すかも~

今年(2018年)の夏は猛暑で、とっても暑いです。

冷たいものを少し飲むと、潤いと身体がクールダウンするからか、気持ちいい。たくさん飲み過ぎるとお腹を冷やすので、ほどほど少なめにして飲んでます。

水出しのお茶は、お茶の成分が出てくるのに時間がかかるから、淹れるタイミングが一分とかでなく数時間になることも。

なので、のんびり。
ちょこちょこ、味見。

パンがあったので、温かい紅茶も飲みたくなって淹れました。
こちらは4分ぐらい待って、カップの一杯目を注ぎました。

飲んでみて気づいたのは、紅茶にも「うまみ」があるなぁ、、と。
淹れたのはムジカティーのデラックスディンブラで、今まであんまり飲んでいない紅茶。
だから、うまみに気付いたのかも。

カップ二杯目になると、少し水色(すいしょく)が濃くなって。
ミルクティーにするとよさそうな感じに。

築60年くらいの木造長屋の茶の間に居ると、時計の針が止まっているように感じてしまうんですけど。

やっぱり時間は、ふわふわと過ぎていて。

水出しの冷たいお茶を出してきて、またちょこっと味見。

お湯で出したお茶と、水出しにしたお茶、同じ茶葉を使っていても味わいが随分違います。
科学的な言い方だと、「茶葉に含まれる複数の成分が出てくる量が変わる」。

温度によって出やすい成分と出にくい成分があって。
だから、お湯の時と、水の時で、液体のお茶になったときの成分の割合が違って。

ところで、おいしいと感じるのは、飲んでいる人の感覚。

飲む人の感性がいいなぁ、おいしいなぁと感じる状態に、複数あるお茶の成分の割合がベストバランスなら、結果として『おいしい』になるわけで。

お茶を淹れるの「淹れる」というのは、調節して注ぐという意味だそうです。
お茶を淹れる人は、飲んでくれる人においしいと思ってほしいから、飲んでくれる人のおいしいを探さなきゃいけないのじゃないかと。。

ふと、そんなことを思ったのでした。
(ふとじゃなく、時折そう思ってるような気もしますけれど、いつもじゃないかったり)

あっちいき、こっちいきのつたない内容を書いちゃいました。

今回は、これでおしまいです。

では、またー(笑)

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日本茶、紅茶、まなび合いの茶の間「種ノ箱」。 種ノ箱は、昭和三十年代に建てられた大阪玉造の木造長屋の中にある茶の間です。 四畳半のたたみと三畳ちょっとのキッチンがついた和室で、紅茶と日本茶のゆるいセミナーをやってます。